女子はどんなテニスのフォームで打つべきか?

「女子はどんな打ち方が有利なんだろう?」

「男子よりも力が弱いから、勝つためにはやっぱりフラットで打つべき?」

 

より上を目指すのなら、自分のフォームを見直すのは重要なことです。僕もちょっとフォームを見直しただけでだいぶ安定性と威力が変わってきましたから。

 

さて、女性は力が弱い。なので、男性と打ち合いをした時に打ち負けてしまうことが多いですよね。また、相手がゴリゴリのゴリラ女子でパワーがある場合、ラリー戦になるとすぐに失点してしまいます。

 

いったいどうしたら、女子でも力強いショットを打つことが出来るのでしょうか?そのためのフォームとは?

 

今回は、そんな悩める子羊ちゃんのためにアドバイスをしていきたいと思います。

スポンサーリンク

女子はフラットでショットを打つことが多い

僕はこれまでテニス部、大学のテニスサークル、社会人テニスサークルを経験してきましたが、フラット気味のフォアハンドを打つ女性が多いように感じています。

 

その理由には、いくつかあると考えています。

 

 

【フラットを打つ女子が多い理由】

  • フラットのような厚い当たりなら、相手のボールの威力を活かして強打がしやすい
  • スピン回転をかけるほどのパワーがない

 

 

相手の打つボールが強い場合、それをスピンで返そうとすると、軌道は下から上なので、最適な打点に間に合わなくなる可能性があります。

 

しかし、フラットなら相手のボールに対して水平の軌道でスイングしていけばいいため、大きく振り遅れることが少ないのです。

 

また、相手のボールの威力をダイレクトに使えるので、非力な女性でも強打がしやすい。

 

ですが、フラットショットって難しくないですか?僕は、フラットショットは難しいショットだと思っています。面の向きが正しくなければ、全く変な方向にボールが放たれてしまい、ネットやアウトの原因になります。

 

フラットは威力はあれど、安定性は欠けてしまうのです。

 

やはり、しっかり回転をかけてボールを打てるようにしたほうが、調子の良い悪い関係なく、安定したショットを打ち続けることができます。

女子こそ体全体を使ってパワフルに打つ練習をすべき

女性は男性よりもパワーが少ないことは知っています。

 

しかし、だからこそ体全体を利用して、力がなくてもパワフルに打てるようにするべきなのです。

 

そして覚えておいてほしいことは、テニスのフォームに男性女性区別はないこと。男性だろうと女性だろうと、テニスのフォームの基本は全く同じです。

 

  • 膝を曲げ、タメを作る
  • 左手を大きく右に伸ばし、体幹をひねる
  • 最適な打点めがけて、スイングしながら、インパクト時にはプロネーションを行う

 

詳しいフォームについては、

などのページを読んでみてください。

 

腕の力に頼らず、体全体でボールを打てるようになれば、あとはタイミングさえ掴めれば威力のあるボールが打てるようになります。

まとめ

フラット系のショットは確かに強いです。でも、安定性に欠けます。

 

よくいるんですよね、フラットショットをバンバン打つ女子が。確かに強いですし、たまに僕も打ち負けることがあります。しかし、いざという時(例えばアプローチをする時)に、フラットだと回転が少ないですから、そのままアウトしてしまうことも。

 

その人は「今日調子悪い」と言います。

 

いいえ、そうじゃないんです。回転がないからアウトしてしまうんです。回転は膝の曲げとプロネーションによって簡単にかかるようになります。だから、女性だからといってフラットショットばかりに頼るんじゃなくて、しっかりスピンショットを打てるようになってほしいです。

 

きっと、安定性・攻撃の幅が広がり、威力のあるショットも打てるようになるでしょう。

買って良かったオススメDVD
テニス・ダブルス上達革命

テニス・ダブルス上達革命

ボレーが超苦手で、ダブルスが超嫌いだった僕を救い出してくれた救世主DVD。

これまで「ボレーはラケットを振っちゃいけない」「前で構えよ」と言われても、全然理解できませんでした。しかしこのDVDはボレーの準備の仕方から体の使い方、ポジション別のラケットのさばき方を丁寧に教えてくれました。

このDVDの教えを守り、壁打ち練習でひたすらボレーの練習をすることで、ダブルスの試合でも積極的にポーチに出れるようになりました。先輩にも「こんなに前で動けてたっけ?」と言われるほど。

ほかにも、バックハンド側に打点の高いスピンサーブが来た時の対応の仕方など、非常にレベルの高い内容が詰め込まれています。部活のレギュラー陣がみんなで鑑賞して勉強になるレベルのDVD。

ゲイブ・ハラミロのMAKING CHAMPIONS

ゲイブ・ハラミロのMAKING CHAMPIONS

フォアハンドストロークとバックハンドストロークをひたすら細かく解説していくDVDです。おそらくどのDVDよりも退屈な内容。

しかし、ここまですべての動作を解説してくれるDVDもありません。オープンスタンス、プロネーションなど、現代のテニスのフォームをとことん教えてくれます。苦手だったバックハンドもこのDVDのお陰で克服できました。

また、正しいフォームを知ることで「今日は調子が悪い」のような言い訳をすることもなくなります。なぜなら、ミスショットが多い時は正しいフォームが出来ていないだけであり、そこを修正することで、すぐに普段の調子を取り戻せるようになるからです。

現代の本格派フォームを勉強したい人・「打ち方が急に分からなくなった」「今日は調子が悪い」とよく言う人・自分のフォームに確信が持てない人は見たほうがいいです。

ダブルスの試合を有利に運ぶための展開術

ダブルスの試合を有利に運ぶための展開術

ダブルスのDVDがたくさんある中で、これほど絶賛できる内容のDVDは他にありませんでした。

紹介されている戦術・戦略の数が多いのはもちろんのこと、解説がかなり詳しいです。様々なパターンの流れから、その後の対応方法まで説明されています。レベルは中上級者くらい。

僕がダブルスの試合をした時は、流れを変えたい時に、「低くバウンドするスライスリターン→前に詰めてボレーで相手の陣形を崩す」を実践していたりします。ダブルスで戦う人が多い人・ダブルスの戦い方を勉強したい人にオススメです。

新井流フルスイングテニス塾 ~確率&スピードを自在に操る回転系サービス~

新井流フルスイングテニス塾 ~確率&スピードを自在に操る回転系サービス~

僕にスピンサーブ、回転がよくかかったスライスサーブを打てるようにしてくれたDVDです。

以前からスピンサーブに憧れていたものの、打ち方が分からず威力もないため、全然使い物になりませんでした。また、セカンドサーブもプロのように回転重視でガンガン入れていきたいけど、最善策が決まらず迷走状態。

ですが、このDVDは簡単な手首の意識からすんなり回転系サーブを打てるようにしてくれて、今ではセカンドサーブも強気で打てるようになりました。「回転があるとホントに入りやすくなるんだ」を実感させてくれます。

サーブに迷いがある人・セカンドがいつも入れにいくだけのサーブの人・回転がよくかかるスピン、スライスサーブをマスターしたい人におすすめ。

石井弘樹のSIMPLE TENNIS SERIES vol.1 フォアハンドストローク編

石井弘樹のSIMPLE TENNIS SERIES vol.1 フォアハンドストローク編

初心者のバイブルと言ってもいいでしょう。

僕はテニススクールで初中級クラスにいたことがありますが、初中級クラス以上の技術を凝縮した内容です。

ストロークの基礎からロブ、ショートクロス、ディフェンス、フラット系ショット、プロネーションの動き、スライス、ライジング、リターン、カウンター、ドロップショットなどなど。とにかく、幅広い技術を、初心者でも理解できるよう丁寧に解説されています。

テニスを始めて3年未満の人や、日頃から練習量が少なくてなかなか上達しない人、典型的なセンスのない人はこれを見て学ぶと良いと思いました。

フォアハンドストローク バックハンドストローク
スポンサーリンク
ワニログ運営者をフォローする
テニログ