けっこう頑張って筋トレしているのに、なかなか理想的なマッチョになれないことってありません?
僕はまさしくそれ!頑張って筋トレしてるのに、思い通りに筋肉が肥大化してくれないんです…。理想は大胸筋上部もしっかり盛り上がってる細マッチョ。人からうらやましがられるような筋肉を身にまといたいんだよ!
なんでこんな風に思っているかというと、もともと僕は痩せ型で見た目が弱っちいから。だから少しでも筋肉をつけてたくましい男に見られたいんです!
しかし最近、「僕は筋トレを頑張っても限界があるんじゃないか…?」と思い始めています。その理由は両親とも痩せ型だからです。遺伝子レベルで筋肉が付きにくい体質をしているんじゃないのか…。
そこで今回、自分がどんなスポーツに向いた体質をしてるのか、遺伝子検査をしてみることにしました。これを機に肉体の特徴を知り、強みを生かした運動に励んでやるぜ!
「DNA EXERCISE」で遺伝子検査
スポーツの遺伝子検査には、第三者機関からCPIGI認定を受けていてる「DNA EXERCISE」を選びました。
公式サイト口腔粘膜でスポーツ遺伝子を調べる【DNA EXERCISE】
値段は1万円以下でしたし、普段から引きこもり気味な僕にとって、自宅で試料採取ができるのはお手軽でした(わざわざ病院に行かなくてもOK!)。詳しいレビューについては以下の記事でも紹介してるから熟読してみてね。
関連スポーツ遺伝子検査キット「DNA EXERCISE」を使った感想とレビュー
遺伝子検査で筋肉が付きにくいことが判明!
検査をした結果、残念ながら僕は遺伝子レベルで筋肉が付きにくいことが判明しました。
- ACTN3:X/X型(遅筋の割合が高いので持久力タイプ)
- ACE:I/I型(体中に栄養や酸素を送り続けるのが得意な持久力タイプ)
- PPARGC1A:G/S型(運動により少しずつミトコンドリアが増える普通タイプ)
筋肥大に重要な速筋が少なく、瞬発力もないので、完全に持久力タイプでしたーw
ACTN3:X/X型=遅筋の割合が高い
遺伝子検査でACTN3を調べたところ、アミノ酸配列の577番目がX/X型だったので、α-アクニチン3が作られないとのこと。
α-アクニチン3は速筋の中にしか現れず、また、速筋繊維の維持やコントロール、収縮を促す役割がありますから、α-アクニチン3を持っていない僕は速筋が発達しにくく、パワー系・瞬発力系の運動が苦手ということになるね…。残念。
ちなみに、アフリカ系アメリカ人やアフリカ人はR/R型が多いんですって!だから黒人って筋肉モリモリの人が多いんですね。また、ケニアやエチオピアの人たちはX/X型が多いから、長距離の種目が強いのです。
結論として、僕はパワー系のスポーツは向いておらず、必然的に持久力系のスポーツをしたほうが結果が出しやすいみたい。
ACE:I/I型=血管が収縮しにくい
僕のACE(アンジオテンシン変換酵素)遺伝子はI/I型だったので、血管が収縮しにくい(酸素や栄養を送りやすい)タイプでした。要するに持久力タイプ。
アンジオテンシンとは、血管収縮・血圧上昇に関係する物質です。
アンジオテンシノーゲン(脂肪細胞から血中に分泌される)
↓(肝臓のレニン)
アンジオテンシンⅠ(血管収縮作用なし)
↓(ACE)
アンジオテンシンⅡ(血管収縮作用あり)
僕のようにACEが低活性(I/I型)であれば、アンジオテンシンⅡが増えにくく、血管が収縮しにくいので、より多くの酸素や栄養を体全体に運ぶことができるんですよね。
この項目については圧倒的にI/Iが有利だと思います。D/D型は血管収縮性が高い分、瞬間的に酸素・栄養を運べるようですが、言い方を変えればパワーが出るのは最初だけ。
改めて僕は持久力タイプです。
PPARGC1A:G/S型=ミトコンドリアの増えやすさは普通
PPARGC1Aはミトコンドリアの増殖やエネルギー生産力に関係していますが、僕はG/S型でした。普通タイプなんだね~。
G/G型じゃないから優れてはいないけど、努力することでだんだん持久力が上がっていくようです。確かに、小学生の時6年間水泳を習っていましたが、テストをする度にタイムが縮んでいったのを覚えています。
努力を続ければ結果は現れる!
まとめ
こうして遺伝子レベルで自分のことを調べてみると、なぜ筋肉が付きにくいのかが分かりました。僕は遅筋の割合が多かったんだ!だから人一倍筋トレをしないと筋肉は大きくならないのです。
しかし、持久力系のスポーツには向いていました。だから、まずはランニングや水泳でミトコンドリアを増やし、エネルギーを多く生み出せる体作りをした上で、筋トレをしようと思います。
そのほうが強いエネルギーで速筋を動かすことができて、効率的に細マッチョになれそうだからね!
昨日は市民プールに行って40分で1000m泳ぎました。今日はランニングをする予定です。ホント、遺伝子検査で自分の真の運動神経を知ることができて良かったです。そのお陰で自分に合った筋トレ方法を見つけることができました。
遺伝子検査をするにはお金がかかります。でも、遺伝子は一度検査すれば結果は一生変化しませんから、どうせやるなら早いほうがいいですね。実際、かかった費用以上に収穫はありました。運動に対する自分の意識が変化したのもデカイです。
なので、運動が好きでさらなる高みを目指したい人や、これから本格的にスポーツを始めたい人はやってみるといいと思います。これも自己啓発の1つだね!