テニスの技術を上達させるための練習頻度。これは多くの人が気になるところだと思います。
僕は学生時代にテニスを始めて、もう10年以上はテニスをしていることになりますが、練習頻度によって上達のスピードは異なりました。
今回は、上達スピードと練習頻度の関係について、僕の経験則から考えを書いていきたいと思います。
実力の現状維持なら3ヶ月に1度テニスすればいい(一般のテニス愛好家なら)
ぶっちゃけ、プロのテニスプレーヤーじゃなければ、3ヶ月に1度くらいテニスしていれば、それなりに実力は保てると思っています。
僕も、3ヶ月くらいテニスをしない時期があったりしますけど、体がテニスの動きを覚えていますから、急に出来なくなることなんてありません。
まぁ、プロの選手は筋肉量などの問題から、テニスをしない時期が長いと高いパフォーマンスは維持できないと思いますが。
テニスを上達させたいなら毎日やるくらいやったほうがいい
もし、現状維持じゃなくて、テニスの技術や実力をアップさせたいと思っているのであれば、練習頻度は多ければ多いほどいいと思っています。
例外として、1日8時間とかテニスをして、めっちゃ疲れた日の次の日はさすがに休んだほうがいいと思いますが、1日2~3時間の練習量なら、毎日やるくらい練習したほうがいいです。
僕が高校のテニス部に所属していた時は、平日も土日も基本的に毎日練習があり、そのお陰でだいぶ上達することが出来ました。
しかし、僕は練習頻度よりももっと大事なことがあると思っています。
目的意識と正しいフォームの反復練習
たとえ毎日練習をしても、全く上達しない人はいます。そういう人たちは、今のまま練習を続けても何も変わりません。周りの人たちとの実力差が開くだけです。
練習頻度よりももっと大事なこと。それは、目的意識と、正しいフォームの反復練習です。
自分は今日の練習の中でどんな技術を習得したいのか?そのためには、どんなやり方(フォーム)でやればいいのか?
これらが明らかになっていなければ、テニスの練習をしたところでうまくはなりません。
例えば、僕は少し前までボレーに苦手意識を持っており、ダブルスでは全然活躍できない人でしたが、ボレーの正しいフォームを知り、ボレーで前に詰めるための練習を壁打ち場で5日連続で行ったことで、今ではダブルスの試合で容赦なく雁行陣で戦えるようになりました。
積極的にファーストボレーで前に詰めますし、リターンダッシュも仕掛けますし、バックボレーをアングルにウィナーで決められるようにもなりました。
関連僕でも試合で使えるボレーが打てるようになったテニスDVDを紹介
この経験から言えることは、練習頻度も必要ですが、その中でどんな練習が出来るのかもかなり重要だということ。
まとめ
がむしゃらに何も考えず練習を続けるほど、無駄なことはないと、10年テニスをしてきてようやく気付きました。
テニスは練習頻度を上げればうまくなるような、そんな単純なスポーツではないのです。
僕は色んな人にテニスの正しい知識・フォームを身に付けてもらうためにテニスDVDを解説・紹介しています。テニスをしていて、苦手なショットや分からないことがあるのなら、DVDで勉強してみましょう。