テニスの壁打ちでボレーを上達させるコツ

壁打ちのボレー練習ってなんだか難しそうですよね?いや、出来るんですけど、練習自体は単調になってしまうっていうか、やってても「これでホントにボレー上達してるんかな…?」と思ってしまいます。

 

ですが、これだけは断言できます!

「壁打ち練習はどんな球種のボールも練習できる!」

 

僕は、ボレーが苦手でダブルスが嫌いなレベルだったのですが、壁打ちでボレーの練習を5日間連続で続けることで、積極的にファーストボレーにも出られるようになり、ダブルスでは自然とポーチで反応できるようになりました。

 

そこで今回は、壁打ち練習でボレーを上達させるコツを紹介していきたいと思います。

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壁打ちボレーは間違ったフォームが身に付きやすい

いきなりこんなことを言うのもなんですが、僕は、壁打ちでボレー練習をする時は注意したほうが良いと考えています。

 

なぜなら、壁打ちボレーは、一歩間違うと試合で全然使えないような、間違ったフォームが身に付きやすいからです。

 

例えば、壁打ちボレーをする時は、ある程度壁に近づいてボレーを始めますよね?で、たくさんボレーのラリーが続けられたほうがいいのではないか?と考えますよね?

 

まぁ、長くボレーのラリーが続くことはいいんですけど、その際に足が止まってしまったり、前に踏み込む動作をおろそかにしていると、試合では全く使い物になりません。

 

例えばこういうの。

 

 

ボレーは足を使って体の体重を利用して打つものなのに、これだと腕の力だけでボレーをしていて、さらに、ラケット面は常にボールを向いているわけでもないので安定しておらず、これじゃあ試合では使えません。

 

続いて。

 

 

この方はボールのコントロールも出来ていますし、フットワークも上手、さらにはラケット面のセットが素早いので(これ重要!)、きっと実力はあるのだと思います。そしてきっと綺麗なボレーも出来るんだと思います。ただ、この動画では壁に近いのもありますが、フォアボレーを打つ時に左足を決めたらあとは腕だけでボレーをしており、左足で前に踏み込む動作が省略されています。

 

試合中ネットにガン詰めしていれば、こういった動作にはなるのですが、やはりまだ正しいボレーを習得できていない人は、ずっとこの練習を続けてしまうと、本当に速いボールが来た時でも腕を引いてしまい、少なからず腕の力を利用してボレーを打とうとしてしまうので、振り遅れやフレームショットが発生します。

 

僕の場合も、ボレーが苦手だった時は、この練習を何度やってもボレーが上達することはありませんでした。ボレーボレーがうまくなったくらいで、ポーチに出られるようにはなりませんでした。

ボレーが苦手な人は、壁から離れたところから、踏み込みを使ったロングボレーを練習すると良い!

ボレーが苦手な人って、足の踏み込みでボレーを打つことが出来ません。いつもその場で足を止めてボレーをしてしまう人が多い印象です。

 

なので、まずは踏み込んでボレーが出来るように、ある程度壁から距離を置いて、壁にボールを放ち、返ってきたのを思いっきり足を踏み込んでボレーを打ってみましょう。

 

 

ちなみに、僕はDVD『テニス・ダブルス上達革命』を見て、試合で使えるコンパクト&準備が簡単な正しいボレーを学びました。

 

これをもとに、5日間連続(1日あたり1時間30分ほど)でボレーを重点的に練習し、ボレーを踏み込みで打つコツと、ラケット面を素早くセットして速いボールにも対応できる理屈を習得し、結果、試合では的確なタイミングでポーチに出られるようになりました。

 

イメージとしては、ボレーがコンパクトで安定した分、時間的余裕が生まれ、その分ポーチの判断に時間をさけるようになった感じ。壁打ち練習で何度もボレーの練習をしていたので、体も反射的に打てるボールかどうかを判断できるようになっていました。

まとめ

壁打ち練習でも、試合で使えるボレーを打てるようにはなります。むしろ、何度も確認しながらボレーの練習を連続で出来る壁打ち練習は、ボレーを上達させるのに最適だと思っています。

 

ただ、がむしゃらにボレー練習をしていても、絶対にうまくなりません。

 

まずは正しいボレーの型を頭で理解し、それからそれを実行できるように練習を続けるんです。腕を振ってボレーを打ってはいけませんし、足の踏み込みをおろそかにしてもいけません。

 

さぁ、練習をやってやりましょうぜ!

買って良かったオススメDVD
テニス・ダブルス上達革命

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ボレーが超苦手で、ダブルスが超嫌いだった僕を救い出してくれた救世主DVD。

これまで「ボレーはラケットを振っちゃいけない」「前で構えよ」と言われても、全然理解できませんでした。しかしこのDVDはボレーの準備の仕方から体の使い方、ポジション別のラケットのさばき方を丁寧に教えてくれました。

このDVDの教えを守り、壁打ち練習でひたすらボレーの練習をすることで、ダブルスの試合でも積極的にポーチに出れるようになりました。先輩にも「こんなに前で動けてたっけ?」と言われるほど。

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ゲイブ・ハラミロのMAKING CHAMPIONS

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フォアハンドストロークとバックハンドストロークをひたすら細かく解説していくDVDです。おそらくどのDVDよりも退屈な内容。

しかし、ここまですべての動作を解説してくれるDVDもありません。オープンスタンス、プロネーションなど、現代のテニスのフォームをとことん教えてくれます。苦手だったバックハンドもこのDVDのお陰で克服できました。

また、正しいフォームを知ることで「今日は調子が悪い」のような言い訳をすることもなくなります。なぜなら、ミスショットが多い時は正しいフォームが出来ていないだけであり、そこを修正することで、すぐに普段の調子を取り戻せるようになるからです。

現代の本格派フォームを勉強したい人・「打ち方が急に分からなくなった」「今日は調子が悪い」とよく言う人・自分のフォームに確信が持てない人は見たほうがいいです。

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