ダブルスの試合をしていて、ポーチに出れないと、試合の半分はいないのと一緒…
僕は先月まで、約10年間ポーチが苦手で、ダブルスの試合をするごとに上記のようなことを考えていました。だからずっとダブルスが嫌いでした。何にも楽しくありませんでした。
しかし、あることがきっかけで驚くほどポーチが出来るようになったのです。それはもう、絶妙なタイミングで、取れるポーチだけ確実に取り、相手にプレッシャーをかけられるほどに!これは全く大袈裟に言っているわけではなく、本当にポーチの苦手意識が改善されたのです。
そこで今回は、僕がポーチに出れるようになった理由を、バシバシ書いていきたいと思います。
ずっとポーチが苦手だった僕
僕はポーチが苦手以前に、ボレーが苦手でした。
ボレーボレーは出来るのですが、困ったことに強打するボレーは打てずにいました。なので、たとえダブルスでボレーをしても、威力がないから相手に取られ、全然ポイントにならないんです。なんとまぁ、惨めだったことか。
ダブルスではボレーが積極的にプレッシャーをかけて相手を揺さぶり、ボレーで決めてポイントを取っていかなければならないのに、こんなことでは自分のいる意味がないですよね。
でも、あることがきっかけでボレーが得意になりました。
DVDを見たことでボレーが得意になってしまった
転機は、僕がテニスのDVD教材を買ったことです。参考にしたのは『テニス・ダブルス上達革命』。
このDVDでは、ボレーの正しいやり方が紹介されていたのですが、これが本当に勉強になり、役立ちました。初めて見た時は「ボレーの準備ってこんなにもコンパクトだったのかよっ!」と感動してしまいました。これこそ“コツ”ですね。
今までの僕なら、ラケットを体の横くらいまで引いてボレーしていくスタイルだったのですが、これだと速いボールには対応できないんですよね。特にポーチなんかは、ネット際でボールを捕らえなきゃいけないですから、ラケットをちょっとでも引いてしまうともう間に合いません。ガシャってミスするかチャンスボールを上げてしまうか、です。まずポイントにはならないでしょう。
ボレーのやり方が頭で理解できてからは、ひたすら壁打ち場でボレーの練習を行いました。すると、準備が速くなったのでボレーが安定し、速いボールも怖くなくなりました。感覚としては、「完全に体の前で、ボールの軌道上にラケット面をセットするだけなので(ここまで0.5秒)、あとは返球されたボールを待つだけ」てな感じです。ボレストも確実に上達しました。
正しいコンパクトなボレーが出来るようになると体が勝手にポーチに反応するようになる
これまでボレーをすることにビビり、ポーチなんて滅多なことがないと出なかった僕が、正しいコンパクトボレーを習得すると、自然とポーチが出来るようになったんですよね。
すごいことです。ボレーの準備の時間短縮によって、ポーチをするにも余裕が生まれたのです。だから、「このボールなら取れる!」と思ったらすぐに体が反応し、自信アリアリでポーチに出れています。
ボレーの準備の方法を言ってしまうと、体の前でラケットを構えて、相手が打ったボールの軌道が分かった瞬間に手首だけを曲げてラケット面をセットすればいいだけ。たったこれだけです。あとは、足の動きだけでラケットを少し押し出せば、強いボレーが打てます。なんということでしょう、全く腕を引いたり振ったりしていません。この境地に行きつくまでに10年以上も費やしてしまったとは。DVD様様です!
まとめ
ポーチに出れないのは、0.5秒で準備が完了するコンパクトボレーを知らないからです。プロの選手はみんなこの方法でボレーをしています。
テニスは練習だけじゃなくて、勉強もめっちゃ必要なんだなということが分かった体験でした。もしボレーやダブルスについて勉強したい方は、『テニス・ダブルス上達革命』を購入してみてはいかが?