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FXで毎回逆に動く理由は「思い込み」と「我慢の欠如」にアリ

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FXをしていると、自分がポジションを持った瞬間に逆に動いてしまうことがあります。

 

僕も何度も経験していますし、納得して勝てるようになった今でも、ポジった瞬間に逆行することは多々あります。

 

しかし、あまりにも思い通りに行かないと、「自分のチャートだけ操作されてるのではないか?」「PCに監視ウイルスでも入ってるのではないか?」と疑ってしまう人もいることでしょう。

 

ですが、「ポジション持つと必ず逆に動くんだよね…」というのは単なる思い込みであり、我慢の欠如によって現れる邪念です。

 

今回は、「ポジった瞬間に逆行する…」と考えてしまう原因と、逆に行ってしまった時に僕がしていることを紹介していきたいと思います。悩みが軽減する内容に仕上げたので、ぜひ参考にしてみてください。

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逆行は思い込み

「上がると思って買えば下がる…」「下がると思って売ったら上がる…」というのは、単なる思い込みです。

 

まず人間には「損失回避性」が備わっています。これは、同じ金額でも、利益より損失のほうが2~4倍の苦痛を味わってしまう性質です。例えば、1万円の利益で得られる喜びの大きさが「10」だとすると、1万円の損失で味わう苦痛の大きさは「20~40」。

 

そのため、損失が出ている時のほうが印象が強く、「また逆行してるよ…!」と思ってしまうのです。

 

また、チャートというのは上か下にしか動きません。その確率は言ってしまえば2分の1。仮にポジションを持った瞬間は思い通りにチャートが動いてくれたとしても、1分後、5分後、1時間後はどうなっているか分かりません。

 

もし、「買いだ!」と思ってロングし、思惑通りに上にしか行かなかったとしたら、底で購入できたということ。こんなことは一般トレーダーからしたら奇跡でしかありません。

※ロング=買いポジションを持つこと

 

底(または天井)で売買できるのは、大量の資金を持った機関投資家だけです。なぜなら、機関投資家がチャートを作っているから。もし底(天井)で売買できたとしたら、それはただの偶然。

 

たとえ毎回、自分がポジションを持った瞬間に逆に動いているのだとしても、それは誰かに操作されているわけではなく、ウイルスの仕業でもなく、当たり前で自然のことなんだと受け入れなければならないのです。

 

こんな些細なことで嘆いているようでは精神が持ちませんし、感情的なトレードから抜け出すことはできないでしょう。

逆行は我慢の欠如

FXトレードの基本は、相場の流れを掴むこと。

 

流れの方向は移動平均線などを使えば簡単に把握できます。

例えば、USDJPYの5分足~1時間足チャートの移動平均線(20・50)を見ると、短期的には上昇していきそうだと分かり、押し目を確認したら「買い」でトレードしていきたいなと戦略を立てることができます。

 

どの時間足チャートを基準にトレードしていくかは、自分のトレードルールに従うところですが、いざロングしたら上がるまでひたすら待つことが大切です。

 

もちろん、「ここまで下がったら上昇の勢いがなくなったと判断して損切りする」と決めていることが大前提ですが。

 

損切りに遭うほど下落したら、それは仕方ないことで、諦めるしかありません。しかし、まだ損切りに遭っていない状態で、「買ったら下がった…」などと落ち込む必要はないのです。

 

なぜなら、目先のチャートの動きは短期勢のスキャルピングによるものであり、自分はあくまでもっと長い時間足を基準にトレードしているから。相手はスキャルピング勢ではありません。相場の流れを意識しながらトレードしている投資家勢です。

 

だから、損切りに遭うまではひたすら我慢。

 

1分足や5分足のチャートの動きではなく、自分が基準にしている時間足チャートを開いて、その動きで判断しましょう。

ポジ後に逆行した時に僕がしていること

FXでは含み損をかかえるのはとても当たり前なこと。

 

ただ、「相場の流れの方向性」「チャートがどのラインを意識しながら動いているか」が判断できていて、その予想が当たれば、チャートはそのうち思惑通りに動いてくれます。

 

だから、自分のルール通りにポジションを持った後は、損切りに遭わない限りひたすら我慢&放置です。

 

僕の場合は、中長期のスイングトレーダーなので、何日でも我慢&放置してます。

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良くないのは、ポジションを持った後にコロコロと判断を変えること。ポジションを持った後は脳ミソが欲望に支配されて冷静な判断が出来なくなっていることが多いので、過去の自分の判断を信じることが大切。もし信じられないとしたら、トレードルールが確立されておらず、未熟な状態なんだと思います。再考察しましょう。

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まとめ

負けたくない気持ちが芽生えるのは仕方のないことですが、常に「相場の未来を100%当てることは不可能」だということを自分に言い聞かせながらトレードしなければなりません。

 

冷静さを欠いてしまう人と、そうでない人の違いは、ココにあると思っています。

 

「相場の将来は分からない」「この後のチャートの動きは分からない」「分からないなりに勝てる確率が高いほうにトレードしているだけ」「常に負ける想定をして損切りする意識を持つ」といったことを常識として受け入れることができた人から、次のステップに進むことができるのです。

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