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就活でエントリーシートが通らない原因と評価される書き方

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就職活動の1次選考において、大きな壁として現れるのがエントリーシートです。コレは本当に難しい…。僕も最初の頃はとても苦戦しました。

 

何を書けばいいか分からないし、時間をかけて頑張って書いても通るとは限らない。内容に正解があるわけじゃないから落ちても原因は不明で、自己流でやっている人は頭を悩ませます。自信満々で提出して落とされた時は本当に落胆しました…。

 

しかし今思えば、通るESと落ちるESの違いは明確に理解しています。事実、評価されるエントリーシートを書けるようになってから1次選考で落とされることはかなり減りました。しかも、一度内容が固まればどの企業にも使い回しできるようになるので就活自体が楽になりました。

 

そこで今回は、僕が通るエントリーシートの法則を知ったキッカケと、エントリーシートが通らない原因を紹介していきたいと思います。これを知っていないと、せっかくアピール材料が良くても正当に評価されませんから、早い段階で頭に入れておきましょう。

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通るエントリーシートの法則を知ったキッカケ

エントリーシートで落とされる日々

僕が就活生の年は、12月が解禁月でした。そもそも就活をすること自体に実感が湧かない人間だったので、解禁と同時に、なんとなく大学主催の就活セミナーなどにも参加し始めました。自己分析も意味が分からないし、エントリーシートだって何を書けばいいのか全く分かっていない状態。

 

そうこうしていると、解禁から1ヶ月後の1月にはエントリーシートの提出を求める選考がポツポツと増えてきました。この時はまだ自分のアピールポイントも定まっておらず、その場のノリでエントリーシートを作成していたのを覚えています。

 

自分の武勇伝を書く感じで、すごく自信満々w。根拠はないけど「これなら通るかも~」とか思ってたんですよね。完全に舐めてました。

 

当然ですが結果は惨敗…。1つは零細企業だったからいいんですけど、ES提出先の中には誰もが知ってる超大手企業もあったので、ここを落とされた時はショックが大きく、だいぶ落胆しました。落胆だけならいいんですが、さらに「いったい何をどうしたら選考通るの…?」と迷走を始めちゃったんですよね。

 

企業は落ちた原因を教えてくれませんから、ホントどこを改善すればいいのか分かりません。この悩みは「就活生あるある」だと思います。

多くのエントリーシートを読むことで法則を見つけた

どうしたら通るエントリーシートが書けるようになるのか…?

 

本屋に行って「ESの書き方」が分かる本を買ってみたりもしました。しかし、読んだところで「こんないい内容書けないよ…!」「何をどうすりゃいいのか伝わってこない…」と感じて参考になりませんでした。

 

そんな時、ネットで解決策を探しているとエントリーシートを添削しているサイトを発見!こういったサイトは探せばいくつもあります。

 

そして、掲載されている文章は不完全で等身大の内容だから親近感がある!さらに、いくつも読んでいるとどれも構成が同じことに気付きました(「結論」から始まっている!)。また、指摘箇所を知れたことで自然と注意すべき点も理解できました。

 

「ネットで就活生のエントリーシートをたくさん読む」これこそがエントリーシートの法則を知ったキッカケです。

エントリーシートが通らない原因

ここからは、人事から評価されないエントリーシートはどんなものなのか、経験則から解説していきます。

結論→経過→結果の順番じゃない

エントリーシートの各項目を書く時、文章は結論→経過→結果の順番で書かないといけません。項目や枠の大きさによっては変わることもありますが、これが基本。

 

例えば、「あなたの長所は?」という質問に対しては以下のように答えていました。

 

自分の長所

私の長所は継続力があるところです。(結論)学生時代は、テニスサークルのレギュラーになるため、自主的に壁打ち練習を2年間続けました。(経過)その結果、大学3年生の頃にはレギュラーに選ばれ、関東団体戦○位の成績を残すことができました。また、幹部時にはコートのチーフを任され、サークル運営に貢献しました。(結果)

 

中には「みんな結論から書くと、どれも同じ文章になってつまらないじゃないか」「人事にアピールするために、ちょっと違った構成の文章を作りたい」と考える変わり者もいるかもしれません。しかし、それはリスクがあります。

 

なぜなら、人事は「結論」から始まる文章をいくつも読んでいるため、結論から始まっていない遠回りな文章は「端的に分かりづらい…」「読む気が失せる…」「就活の対策をしてきてないな!」と思われる可能性があるからです。

 

例外的に「あなたの短所は?」という質問に対しては、結論→現在心がけている改善策とシンプルな構成にしていたけど。

 

あくまで基本は結論→経過→結果です。

関連就活における自己分析の必要性と簡単でオススメのやり方

内容が具体的じゃない

内容が具体的じゃないエントリーシートは評価されません。

 

例えば、さっきの長所について。

 

具体性に欠ける長所アピール

私の長所は継続力があるところです。(結論)学生時代は、テニスサークルのレギュラーになるため、自主的な壁打ち練習や友人との練習に励みました。(経過)その結果、最終的にレギュラーに選出され、試合に出場することでサークルに貢献しました。また、幹部時にはコートのチーフを担当しました。(結果)

 

具体性をなくすために数字を抜いてみました。これだと全体的にモヤがかかった印象になります。頑張ったことはなんとなく分かるけど「本当に?」って感じ。数字がないことで説得力が低下するので、すんなり信じることができません。また、具体的じゃないと面接官は「何を質問すればいいのかピンと来ない…」状態になりやすいです。

 

数字のパワーは絶大!

 

2年間壁打ちを続けた」「大学3年生でレギュラーに選ばれた」「関東団体戦で○位の成績を残した」のように、数字を取り入れるだけで真実味が強くなり説得力が増します。さらに面接官から「団体戦で○位ということだけど、これはすごいことなの?」などと言った質問をされたこともありました(この時は「過去3年間で最も良い成績です」と答えた)。具体的な内容は面接官の注意を引き、質問のキッカケを作ることができます。

 

また、数字のほかにも、何か賞を取ったのなら賞の固有名詞を記入するのも有効です。

 

もちろん、記入する枠が大きければ抽象的な内容も増やさざるを得ないかもしれません。が、そういった場合でも出来るかぎり具体性を盛り込むよう努力しなければ、肝心な部分が伝わらず正当に評価されませんから注意しましょう。

定規で薄く線を引いていない

自宅で紙のエントリーシートを記入する場合、読みやすさをアップさせるため、記入欄にえんぴつでタテヨコに薄い線を引き、文字の数だけマスを作って丁寧に記入するようにしていました。

 

そのほうが文字が揃って読みやすいですし、人事に「丁寧に書いたんだなぁ」と思ってもらえるからです。文字が汚い人ほどやったほうがいいと思います。

 

時間かかるし面倒くさいけど、最高のエントリーシートを出すためにやってみてもいいんじゃないでしょうか?最後、線消すの忘れずに!

まとめ

僕はこれら基本を守って文章を作り直したことで、格段に1次選考が通りやすくなりました。これは実感としてあるんですよね。

 

それまでは、「よし書けた!(フワリ)」って感じだったのが、改善してから「ES完成!提出して結果を待つ!」とどっしり構えられるようになったというか。エントリーシート作成に迷いがなくなりました。

 

面接にたどり着けないと焦ることもありますが、改善できる箇所を見つけて1つずつ対策していきましょう。

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