求人は、年度末や異動時期(10月)の手前で増える傾向にあります。ちょうどキリの良いタイミングで定年退職・転職をする人が増えるからです。
じゃあ第二新卒もその時期に合わせて転職活動をしたほうがいいのでしょうか?
僕は、第二新卒においては転職活動をするタイミングは特に気にしなくて良いと考えています。むしろ、こうした余計なことを考えて行動に移さないでいると、機会損失につながり、せっかくのチャンスが過ぎ去ってしまいます。
そこで今回は、第二新卒の転職時期についてと、時期を気にするくらいなら早く転職活動を始めたほうがいいと思ったキッカケ(体験談)を書いていきたいと思います。
第二新卒に転職時期が関係ない理由
時期を考えなくても求人はある
第二新卒は、大手よりもはるかに中小企業から需要があります。なぜなら、多くの中小企業が常に人材不足の問題を抱えているから。裏を返せば時期を考えなくても求人は十分あるということです。
そして、たとえ優秀な人材でなくとも、それなりに企業に馴染めそうで真面目に働いてくれるなら雇ってくれます。で、良い人材が見つかればすぐに入社させてくれます。実際、僕は内定をもらってからたった1ヶ月で入社に至りました。真冬の12月入社です。時期なんて関係ありませんでした。
中小企業には、大手のように「4月から入社させよう」なんていう余裕はありません。だったら早めに転職活動を始めて、今ある求人を片っ端から確認していったほうがいいのではないでしょうか?良い求人を見逃さないためにも。
ブランクは長くないほうがいい
これは転職時期うんぬんというより、単純にブランクが少ないほうが有利に転職活動が行なえるから書きました。
面接をして感じたのは、「前の会社を退職してから何をしていましたか?」という、ブランク時期の行動についてよく質問されるなぁってこと。企業としても、ブランク時期にニートしてたのか、それともアルバイトしてたのかで、働く意欲を測りたいのでしょう。
幸いにもアルバイトをしていたのですんなり答えられましたが、「バイトしてました」と答えた時の面接官の安心感ったらひしひしと伝わってきましたw。
こうしたことから、第二新卒はちょっとでも「転職しよう」と思った時が最適なタイミングなのです。ブランク期間は最小限に抑えましょう。
早く転職活動を始めたほうがメリット多め
転職エージェントを使い始めたばかりの頃、ある求人を紹介してもらいました。地元密着型だから小さい会社かと思いきや、特許技術を持っているので大手と取引しており、業績安定の良い会社でした。
とても魅力的に感じたので、すぐ選考を受けたいと担当者に伝えました。
結果…、その企業はちょうど新卒と面接を行なっていて、結局その人を採用し、第二新卒の採用枠はなくなってしまいました。
これは悔やまれます。前から転職エージェントに求人を掲載していた企業だったので、もう少し早く転職活動を始めていたら選考を受けさせてもらえていたかもしれません。こればっかりは本当に運です。いつ、自分が求めている求人が出回っているかは分かりません。
だからこそ、転職する意思があるなら早めに活動を始めるべきだと思ったのです。
まとめ
逃した求人はもう戻ってきません。そして、人気のある求人はすぐに応募者が殺到して無くなっていきます。
より良い求人と出会うチャンスを増やすためにも、早くから活動を始めてアンテナを張っておきましょう。