第二新卒が理解しておくべきメリット・デメリット

「第二新卒」という言葉。今となっては一般的になってきました。しかし、どんな特徴があるのかイマイチ分かっていない人も多いのではないでしょうか?

定義は「新卒で就職してから3年以内の者」ですけど、この立場の人材にはどんなメリットがあって、どんなデメリットがあるのか…。これを知らず闇雲に転職活動を始めてしまうと、不利な戦いに挑むことになったり、遠回りなやり方に陥って時間を無駄にしてしまう可能性があります。

僕は当初、適当に転職活動をしてしまったせいで1ヶ月ほど時間を無駄にしたことがあります。これはホントにもったいない。転職するなら無職の期間はできるだけ短くしたほうがいいですからね。

そこで今回は、第二新卒のメリット・デメリットを紹介することで、どんな方法なら効率的に転職活動できるのかを考察していきたいと思います。転職がうまくいっていない、または、これから転職活動を始めようと思っている第二新卒の方は参考にしてみてください。

第二新卒のメリットを理解しよう

若さがウリ

第二新卒の一番のメリットは、若いこと。これに尽きます。

というのも、若い人材は非常に需要があります。

例えば、現代では人手不足が問題になっています。関東財務局によると、なんと7割もの企業が「人手不足」と回答しています。人手不足である場合、企業はどんな人材を欲しがるでしょうか。一番は経験やスキルを持った人材でしょうが、こうした人はそう簡単には見つかりません。となると、若くて柔軟性がある人材が求められます。

若い人材は人件費が安く済み、さらに仕事への適応力があります。また、若いうちから仕事を覚えてくれれば、未来の会社を支えてくれる力となります。30代、40代を雇うよりコスパがいいんです。

人材不足に陥るのは主に中小企業ですが、経済産業省の「中小企業白書」によれば、世の中の企業の99.7%は中小企業なんだとか。ってことは、第二新卒からしたら就職先は腐るほどあります。

経験や資格は重要ではない

「すぐに会社を辞めてしまった…」「社会人経験もスキルも何もない…」だから転職はそう簡単にはできないと考えている人もいることでしょう。

僕が第二新卒になりたての頃もそうやって悩んでました。新卒で始めた仕事を2ヶ月で辞めて、アピールできることが何もなかったので、とりあえずボランティアとかやろうって思ってました。結局やらなかったけどw

ですが実際は、社会人経験や資格はほぼ必要ありませんでした。どの企業の面接官も「入社したらどんなことをしたいか」「やる気はあるか」「どんなところに興味を持ったか」などを重視していたように思います。退職理由は確実に聞かれますが、それなりにポジティブな内容にしておけば大丈夫。しつこく突っ込まれることなんてほとんどありません。

また、マイナビの調査でも以下のような結果が出ています。

重要視されているのは「入社意欲の高さ」「一緒に働ける人材か」「社内と合いそうな人柄か」「志望動機」「仕事に対する理解度」で、「資格」「学歴」はあまり見られていないのです。

過去の実績から判断されない点は第二新卒ならではのメリットです。

第二新卒に特化した転職エージェントがある

今は第二新卒に特化した転職エージェントがたくさんあります。僕もこれらのサービスにかなり助けられました。

関連使って分かった第二新卒における転職エージェントの選び方

特にいいのは、すべての求人の企業に訪問取材がされており、社風や従業員の性格まで把握されていること。人間関係が原因で前職を辞めてしまった人は、次の転職先では絶対に失敗したくないはずです。

通常は入社した後じゃないと社内の雰囲気とか分からないから、こうして事前に教えてもらえるのは企業選びに役立ちました。

実際に感じたデメリット

大手企業への就職は困難

特別なスキルや経験を持っているか、新卒より優れた何かを持ち合わせていない限り、第二新卒が大手企業に転職するのは難しいのではないかと思います。

というのも、大手企業は人気があるので、優秀な学生からの応募が毎年殺到します。企業はそこから人材を確保すればよく、わざわざ第二新卒を受け入れる必要などないのです。

僕が転職エージェントを利用した時も、アドバイザーから「大手の求人は少ないよ」と宣言されました。これは現実として受け止めておきましょう。

ですが、大手企業には今後経験を積んでから転職する道もありますし、大手より中小企業に身を置いたほうがさまざまな仕事を任せてもらえるのでスキルアップは早い印象があります。

求人探しが難しい

第二新卒は特に求人探しが難しい…

第二新卒は「若い」「社会人経験が少ない」という特徴を持っていますが、この人材を積極的に採用しようと考えてくれている企業は普通に探してもなかなか見つかりません。なぜなら、中小企業の求人を中心に探しても、どの企業が受け入れてくれそうか見分けがつかないからです。

前にリクナビNEXTを利用していて、募集要項には特に具体的なことが書いてなかったのに、いざ応募したら選考すらさせてもらえずにお断りメールが返ってきたことがあります。また、ハローワークで求人を探した時も、「未経験大歓迎」や「幹部生候補」といった文字はブラック臭が漂って怪しく、優良中小企業かどうか判断することはできませんでした。

弱い立場の求職者は、自分が求める条件の求人にたどり着くのも一苦労です。

結果、ジョブカフェ転職エージェントなど、第二新卒と求人をつなげてくれるサービスを利用したんですが、そのほうが安心して求人探しができました。

新卒と区別する企業もある

「第二新卒」は名前に“新卒”と付いているので、新卒と同じように就活ができそうですが、そんなにうまくは行きません。

たとえ募集要項に「大学を卒業後3年以内の者可」と書いてあっても、それは真意なのでしょうか?2010年、厚生労働省は勝手に「卒業後3年以内は新卒と同等で扱いなさい」と決めましたが、『2015年度・新卒採用に関する企業調査-内定動向調査|DISCO』によれば第二新卒・既卒が新卒枠で内定をもらえるのは1割程度です。

それだけ新卒をライバルとして戦うのは厳しいということです。

前職の退職理由に迷う

面接をすると100%必ず聞かれるのが前職の退職理由。これはホントに何を言おうか迷いました。正直に言ったほうがいいのか、それとも事前に練っておいたほうがいいのか…。

「何かをするために前職を辞めた」「○○という信念があって辞めた」など、ポジティブな退職理由であればそのまま答えればいいでしょう。しかし、「人間関係が原因で…」「仕事内容が合わなくて…」のようなネガティブな理由で辞めたとなれば、それはポジティブに変換しなければなりません。

経験上、退職理由はそこまで突っ込んで聞かれませんから、うまく言い換えてポジティブな方向に持っていくことが大切です。

まとめ

第二新卒のメリットとデメリットを知っておくだけで、自分がどんなスタンスで転職活動に臨めばいいのか明確になったんじゃないでしょうか?

どんなことを重点的にアピールしていけばいいのか、どんなサービスを利用すれば助けになるのか。進むべき方向性をはっきりさせて、時間を無駄にすることなく内定をもぎ取りにいきましょう!

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