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テニス意識沸騰!自分のフォームや試合をビデオ撮影したら世界が変わった

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2017年4月で僕のテニス歴は10年になりました。

 

しかし、これまで1度も自分のフォームや試合風景をビデオ撮影したことがなかったんですよね。その理由は、ビデオを撮るキッカケがなく、また、撮影しても特に何も変わらないと思っていたからです。

 

そんなこんなで感覚派としてやってきた僕ですが、ついこの前プライベートで友人とテニスをした時、試合を動画撮影してみました。そしたら…

 

「え!?僕のサーブのフォームってこんなに気持ち悪いの!?」

 

ちょっと撮影しただけでダメなところがたくさん見つかったのです!なぜ10年もの間、自分のテニスを客観的に見てこなかったんだろうか…。さすがに後悔しました。

 

そこで今回は、自分のテニスをビデオ撮影して得られたことを丁寧に紹介していきたいと思います。これを読めば、テニス上達のためにいかにビデオ撮影が大切かを思い知るでしょう。

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テニスのビデオ撮影で気付けた自分のダメな点

僕は友人と試合をしているところをビデオ撮影しました。ただ、ビデオカメラは持っていなかったので、デジカメとゴリラポッドを使って撮影。

 

足が自由自在に動くゴリラポッドを使えば、フェンスにも取り付けることが可能!

 

さて、ビデオ撮影をした結果ですが、自分のダメダメな点がたくさん見つかりました…!

ビデオ撮影で気付けた自分のダメな点
  • サーブ時、トスを上げた腕を引っ込めない
  • 試合時、体重が後ろ足に残ったまま
  • ストロークのインパクト前にジャンプ
  • フォアハンド時、肘が顔の高さまで上がるとアウト
  • バックハンドが振り切れていない
  • 試合になるとスイングが遅くなる
  • 腕の力だけでスライスしてミス

 

サーブ時、トスを上げた腕を引っ込めない試合時、体重が後ろ足に残ったままストロークのインパクト前にジャンプフォアハンド時、肘が顔の高さまで上がるとアウトバックハンドが振り切れていない試合になるとスイングが遅くなる腕の力だけでスライスしてミス

 

自分のフォームというのは、驚くほど自分が思っているものではありませんでした。これはとても衝撃的な事実でしたし、知ることができて本当に良かった!客観的に自分を見て分析することがどれ程大事かを思い知らされました。

サーブ時、トスを上げた腕を引っ込めない

大学を卒業し、テニスをする頻度が減った今、サーブのフォームがかなり変なものになっていました。知らず知らずのうちに…

 

自分ではイケてるフォームでサーブしてると思い込んでいましたが、実際はトスをした腕をお腹辺りにまで引っ込めることをせず、体の真横に置き去りに。これでは前にスイングする力が腕だけに頼るようになり、パワーもスピードも出ません。

 

今は意識的にトスした腕を引っ込めるようにしています。実際、このほうがスイングスピードが速くなり、スライスサーブも驚くほど回転がかかるようになりました。体全体を使えるようになったのは良かったです。

試合時、体重が後ろ足に残ったまま

アウトミス・ネットミスをしたくないがために、消極的な精神がプレーに反映してしまい、無意識のうちに慎重になって、動きが小さくなってしまうんです。

 

その結果、しっかり体重移動をしなくてはいけないところを、体重を後ろ足に残したままのほぼ体が固定された状態でスイングしてしまいます。

 

本当は正しいスイング(ダイナミックなスイング)をしなきゃいけないのに、「それだとミスしやすくなってしまう」という潜在意識が邪魔をしている状態。そのうち体が緊張に支配されて、みすぼらしい固い動きになります。悪循環。

ストロークのインパクト前にジャンプ

そもそもストロークでジャンプするのはパワーが上に抜けてしまうので推奨されませんが、正しいフォームを実行する上で自然とジャンプしてしまうのは仕方のないこと(後ろ足が地面に踏ん張るので)。

 

でも僕の場合は完全にパワーがボールに伝わらないジャンプをしていました。インパクトと同時くらいで自然とジャンプしてしまう分にはいいですが、ジャンプ後にインパクトをするという、最強にダメなことをやっていました…。

 

原因としては、緊張と余分な力。そのせいで圧倒的にスイングスピードが遅くなり、インパクト前にジャンプしてしまうんです。

 

だからもっとリラックスをして、スイング前は腕を脱力させておくことが大切。

フォアハンド時、肘が顔の高さまで上がるとアウト

自分が試合をしている動画を見ていると、時折、ボールが山なりの軌道でオーバーしてしまうことがありました。この時のフォームをよく見てみると、下から上へスイングし過ぎて、肘が顔の高さまで上がっていました。

 

こうしたフォームをしてしまう原因は、ネットミスを意識してしまい、腕の力でボールに回転をかけようとしているから。また、打点が通常よりも高く、回転をかけづらい状況で打っていたことも良くなかったです。

 

改善するためには単純にいつもの打点でショットできるようにフットワークを良くするか、相手のボールが山なりで後ろに下げられてしまった場合はライジング気味に処理するか。あとはネットミスに対する恐怖心を取り除くこと。

バックハンドストロークが振り切れていない

これは昔からバックハンドに苦手意識があったことと、ミスせず慎重に打ち返そうとする弱気なスイングが、振り切れなくしています。さらに足の踏ん張りが使えてないのも悪いです(上半身のひねりだけで打っている)。

 

これだとほとんどボールに回転がかからず、相手コートに押し出すパワーも少ないので、浅いチャンスボールになってしまいます。

 

打点の高いボールをバックハンドで打つ時はしっかり地面を足で蹴って、体全体でストロークできているので、やはり下半身から上半身への運動連鎖は大切。

試合になるとスイングが遅くなる

慎重になり過ぎるとインパクトまでのスイングが遅くなり、全然ボールに回転がかけられず、地面かネットに一直線で激突…。

 

試合中はしっかり腕の力を抜いて、素早くスイングしているはずなんですが、なぜかボールが持ち上がらないんです…。これはホント頭を悩ませました。「何が原因でこんなミスをしてしまうんだろうか…?」と。

 

すると原因を突き止めることに成功!

 

原因は腕の伸張反射を使えてないことでした!体感の回転は素早く行っていたんですが、腕単体で見ると全然振れてなかった…!

 

伸張反射とは、筋肉が瞬間的に引き伸ばされた時に、それ以上筋肉が伸びて損傷しないように、元に戻ろうとする反射現象です。これは誰にでも備わっている体の機能。

 

伸張反射は人間が意識的に出すパワーよりも強く、プロ選手はこれを使って強力な回転をボールに加えています。だからプロはあんなにスイングスピードを速くしているのです。

 

テニスでストロークを打つ時、瞬間的にでも腕が伸び切りますよね?この時、腕がリラックス状態で、さらに一定以上のスイングスピードに達した時、伸張反射(脊髄からの指令)が起こって腕が自然と曲がる方向に動きます。これがテニスにおける回転の源。

 

だから、テニスのスイングは伸張反射がうまく起こってくれるように、リラックス思い切って早くスイングすることが重要なんです。腕の力を使って意識的にボールに回転をかけようとしているうちはおそらく真の回転はかけられません。

腕の力だけでスライスしてミス

緊張するとスライスが肩からではなく、腕だけで打とうとして逆に不安定。大きく浮いてしまったり、パワー不足でボールが飛ばず、ネットミスにつながります。

 

縮こまらず、思い切ってスイングすることが大事ですね。

まとめ

自分のテニス動画を撮影して客観的に見返しただけで、こんなにもたくさんの改善点が見つかりました!これは僕のテニス人生の中でも衝撃的な出来事。大きなターニングポイントとなりそうです。

 

それからというもの、これら課題を克服するために、意味のある練習ができています。テニスに対する意識がこれまでと全く違うのです。ミスをした時の原因究明と、素早い対策もできるようになりました。

 

たまに「フォアの打ち方が分からなくなった…」とスランプに陥る人がいますが、そういう人は原因の究明ができていません。きっと成長スピードは遅く、プレーに波があり、調子がいい時も「なぜ調子がいいのか?」が理解できていないでしょう。

 

一段階テニスを上達させるためには、自分を本当の意味で客観的に見ることが大事なんです!

 

実際、試合風景を撮影した動画データを友人にあげると、「俺こんなフォームしてるからうまく打てなかったんだ!」と驚かれ、そして感謝されました。ちなみにこの友人もテニス歴は10年です。

 

なにより、改善点を知れたことでテニスに対するモチベーションは大幅アップ!ミスを減らすためにどんな練習をし、どんな技術を身につければいいのかが明確になったので、今は強い目的意識を持ってテニスに打ち込めています。一気に練習が面白くなりました!

 

なので、もしまだ自分がテニスしている姿を撮影したことがない人は、すぐにでもやったほうがいいです!素振りをしてる姿を鏡で見るのとは100%レベルが違います。衝撃が強すぎて世界が変わりますよ。