いつも練習では普通にいい球が打てるのに、試合になると一気にダメダメになってしまう人っていますよね。ええ、僕です。以前は試合になると体が思うように動かなくなり、臆病になっていました。
でも、これでは普段練習している意味がありません。なぜなら試合こそ、日頃の練習の成果を発揮する場だからです。
いつまでも試合で緊張するようでは、今後もずっと悔しい思いを何度もすることになるでしょう。そんなの絶対に嫌ですよね!少なくとも僕は嫌です。そこで、今回は僕が試合に慣れるために実践している対策を紹介していきたいと思います。
試合の雰囲気に慣れて、メンタル強化を図る!
普段の練習と試合は全く別です。
なぜなら、普段はなんとも思わないミスが、試合中では負けに直結するポイントとなるからです。その分「ミスをしたくない!」という気持ちが強まり、体に余計な力が入りやすくなります。また、試合には応援が付き物です。誰かの目があることで、緊張し、感情は揺さぶられます。大抵の人は平常心でテニスが出来なくなるのです。
だからこそ、日頃から試合の雰囲気に慣れておく必要があります。そして、手っ取り早く試合の雰囲気になれるためには、動画を見るのがいいと思っています。それも、なるべく自分の実力に近い人の試合の動画を見るようにするのです。
こうした試合を何度も見ていれば、試合ならではの緊張感にも少しずつ慣れていきます。本番でいきなり緊張しまくることが減るんです。また、動画を見る時は「自分ならこの球はあそこに打つな!」とか考えれば思考力もアップするかもしれません。
ちなみに、動画を見る時は画面を大きく、音も大きめにすると臨場感が出て面白いですよ!
テニスコートを借りて友達とひたすら試合をする
あとはもうこれしかないです。
テニスコート借りて、友達と実際に試合をしましょう。何度でも!
そして試合の中では、「あそこに打ったら相手はどんな返球をしてくるだろうか?」と考えながら戦ってください。絶対に「ミスしたくないなぁ」「こんな感じで打てば返せるかなぁ」なんてことは考えないようにしてください。
自分がミスするかどうかではなく、試合の展開に意識を持っていくようにします。常に相手の動きを見て、攻める気持ちを忘れずに戦いましょう。
試合中はとにかく動く!
緊張すると色んなところに異常が出てきます。足が止まってフットワークがダメになったり、体が動かなくなったり…
そういう時はいつも以上に大きく、大げさに動くようにしましょう。常に足を動かし、ボールに対して全力で反応するようにし、ショットを打つ時は大きく体を回転させる。体が疲れてくれば疲労に意識が行き、緊張ばかり考えていられなくなります。
緊張すると体の動きが極端に減る人がいるので、気を付けたいところです。
まとめ
いくら練習がうまくても、試合で強いとは限りません。精神力の強さは日ごろから鍛えておく必要があるのです。
こうした努力の積み重ねが、勝利につながります。