テニスの難点って、自分1人ではなかなか練習できないことですよね!誰かを練習に誘うにしても、相手の都合もありますし、テニスコートを予約するにしても料金高いから頻繁には取れません。テニススクールに通うのだって週1回の講習で月1万円くらいしますから結構痛手。
「じゃあ1人ではテニスの練習できないんかーい!」
いや、そんなことはないですよ。十分1人でもテニス上達のための練習はできます。実際、僕も1人でトレーニングしてますから。しかも、その1人練習を続けたことでレギュラーにもなれました!
って別に大したことはしていないんですけどね。要は続けられるかどうか、です。
ではテニス初心者も1人でも出来る練習を紹介していきますよ。ご覧あれ!
テニスの映像を見てモチべアップ!
なんと言ってもね、まずは視覚からモチベーションをアップさせていきますよ。何をするにも意欲が大きい状態のほうが楽しいですから。
例えば今なんかはYouTubeにたくさんテニスの動画がアップされていますよね。こういったものの中から自分が参考にしたいものを見つけて、好きなだけ見ます。他にはNHKとかで放送されたプロの試合を録画しておいて見るとか。
見ていると、「自分もこんな風にキレイにショットを打ちたい!」「この人みたいに戦ってみたい!」と思えると思います。
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とにかく、向上心を上げられる方法を自分で確立させておくといいと思います。映像見るだけでイメトレにもなりますし。そもそもスポーツを上達させたいのなら、本や雑誌ばかりではなくて、実際に動いているところを見たほうがためになります。スポーツはペーパー試験じゃないんだから。
映像を見て、頭の中で想像して、実際にその動きを真似てみる!
これはどんなスポーツに関しても大事だと思います。
体重移動と膝の曲げを意識して素振り!
テニスで大事なことは正しいフォームです。手の振りだけで打つのではなくて、しっかり膝を曲げて体重移動をしながらボールに力を加えます。
ただ、素振りの場合、実際にボールを打たないので正しいフォームが疎かになりがちです。だからこそ、細かい大事な部分を頭に入れて、意識しながらやっていく必要があります。
例えば、素振りをした時に、全体重が前にある足にすべて移動していますか?後ろにある足は地面からちゃんと浮いていますか?低い弾道のボールをイメージして、膝を曲げて素振りしたりしていますか?
「たかが素振りでしょ?」と甘く見ないで練習すれば、絶対にためになります。
サーブのトス上げ練習
テニスはサーブから始まります。なので、トスが安定しなければそれだけで不利になります。
で、意識することと言えば、トスは頭の上なんかに上げるのではなくて、自分のポジションより前のほうで上げるように心掛けましょう。
サーブを打つ時にフットフォルトしてしまうほど前に放り投げてはいけませんが、なるべく前でトスを上げることで、ボールとネットの距離が短くなり、サーブが入りやすくなります。また、前側でトスをあげたほうが、サーブを打つ時に自然と体重を使うので強力なサーブが打てるようになります。
あと、僕の経験上なんですが、試合で弱気になってしまっている時ほどサーブの確率が下がります。なぜか?その原因はトスを自分の体の真上に上げていたからです。するとボールを打つ時に全然体重が乗らず、無意識のうちに手の振りだけで打っていて変なサーブしか打てていませんでした。
逆に、よくサーブが入っている時ほど、トスは前寄りに上げていることが多かったです。テニスはメンタルの戦いとも言われますが、やはり気持ち的に「前へ!前へ!」と思いながらボールを打ったほうが良い方向に進みますね。
玉突き回転バージョン
ラケットでボールを真上にポーンポーンと玉突きするだけでも、感覚が養われると思います。でもそれだけじゃなくって、回転を加えながら玉突きをするのも練習になります。
やってみて!
壁打ちをする
僕が最も効果のある練習だと思っているのが、壁打ちです。
壁は最強です。どんなボールでも必ず返してきますから!壁には絶対に勝てません!…なんてつまらない話は置いといて。
壁打ち練習は自分のペースで、自分のしたい練習を好きなだけ行うことが出来ます。フォアバックのストロークはもちろんのこと、ボレー、スマッシュ、スライス、サーブ、ライジングなど、どんな球種でも練習出来ます。
あとなんといっても、壁打ちって難しいんですよね。テニスが下手な人は10回もラリーが続きません。その分、壁打ちでラリーが続くようになればかなり安定感のあるショットが打てていることになります。
僕はもう壁打ち歴5年ですが、マジで練習になりますよ!
まとめ
1人で出来るテニスの練習は限られています。だから地味に思うでしょうし、やる気が出ないこともあるかもしれません。ただ、これだけははっきりと言えます。「継続は力なり」です。どんな練習でもうまくできるようになれば、周りのライバルより一歩先を行ったことになります。
【初心者が1人でも出来るテニスの練習】
- 映像を見てイメトレ
- 体重移動と膝の曲げを意識した素振り練習
- サーブのトス上げ
- 玉突き回転バージョン
- 壁打ち
1人で練習する時は、意識を高めに、そして、よーく試行錯誤しながらやっていきましょう。テニスについて深く考えられる人は強くなれます。