サーブを打つ時は、プロネーションを使うと良いと聞いたことがあると思います。
僕も、サーブを打つ時は、フラットサーブであれスピンサーブであれ、はたまたスライスサーブであれ、プロネーションを使っています。
しかし、プロネーション自体がよく分からなかったり、「フラットサーブのプロネーションは分かるけど、スライスサーブのプロネーションは分からない」と言う人もいると思います。
そこでこのページでは、スライスサーブにおけるプロネーションについて解説していきたいと思います。
スライスサーブのプロネーションは手首のスナップの補助だ!
手首のスナップの動きを知ろう!
スライスサーブは、腕の振り以外に、インパクト時のプロネーションと手首のスナップがとても重要です。これを行うことで、強烈な回転がボールに加わります。
ではまず、『テニスのスピンサーブを打つ時は手首を固定したりなんかしないからね!』のページの「手首のスナップで10円玉を飛ばしてみよう!」の文章を読んで、手首のスナップの動きを勉強してください。
手首のスナップの動きはスライスサーブを打つ時もスピンサーブを打つ時も変わりませんから!
スライスサーブにおけるプロネーションの動きを解説
さて、手首のスナップの動きは理解できましたか?手首のスナップを使って10円玉を遠くに飛ばすことは出来たでしょうか?
これが出来ればプロネーションも簡単です。
手首のスナップの動きをして、指が向こう側(正面)を向いた時に、手のひらが真下を向くように、ちょびっと腕を内転させます。つーか、手首のスナップの動きをしたら自然とこの形になっている人も多いかもしれません。
この、手首のスナップからの、手のひらが真下を向くための腕のひねりが、スライスサーブにおけるプロネーションです。ほとんどプロネーションって分かりませんよね?動きが些細過ぎてw
手首の辺りの腕が、45°くらい軽くひねられる感じです。
でも、手首の可動域的に、スナップの動きを最大限加速させるためには、この些細なプロネーションが欠かせません。手首のスナップとプロネーションがうまく合わさることで、ボールに強烈なスライス回転がかかるのです!
まとめ
スライスサーブを打つ時は、フラットサーブやスピンサーブのように、あからさまにプロネーションを使う必要はありません。ちょっとでいいんです。手首のスナップがうまく行えるように、補助的な役割で自然とプロネーションされる感じ。