「ボールの横を切っているはずなのに、なぜかボールが一直線に飛んでいってしまう…」
スライスサーブを打っているつもりでも、思った通りの軌道を描いてくれないことってありますよね?僕も長年スライスサーブにはてこずってきました。
プロの選手みたいに速くて曲がるスライスサーブが打ちたいのに、若干回転はかかっているかもしれないけど、地面に直行してしまって、到底曲がっているとは言えない状況に…。
スライスサーブのボールが曲がる人と曲がらない人の違いはいったいどこにあるのでしょうか?今回は、スライスサーブを打っているはずなのにボールが曲がらない原因を解説していきたいと思います。
スライスサーブでボールが曲がらない原因
原因1:ボールの真横を切っていない
スライスサーブはボールの真横を思いっきり削るように切っていく必要がありますが、それが出来ていないと、ボールは曲がりません。
例えば、ボールの横を切っているつもりでも、実はボールの後ろ側にラケット面を当てていたり。
ボールの後ろにラケット面を当てると、当然のことながら、ボールは前への推進力を得ます。すると、曲がるというより、ボールは前へ進んでいこうとしてしまいます。言うなれば、回転量の少ないフラット気味のスライスサーブですね。
これではあまり曲がっている実感は得られにくいです。
もしスライスサーブでボールを曲げたいと思っているのであれば、もっと思い切ってボールの真横を切るイメージで振り切ってみてください。その際、スイング軌道は打ちたい方向よりも右側になります(右利きの場合)。
回転量が増えればボールのスピードは落ちてしまいますが、その分曲がってくれるようになりますよ!
あとは、回転をかけた時の音にも注目し、ちゃんと回転がかけられたのかどうかを確かめてみましょう。
原因2:単純に回転量が少ない
せっかくボールの真横を切れているのに、ボールが曲がってくれないとしたら、それは単純に回転量が少ないのです。
きっとあなたの回転のかけ方が間違っているのか、不十分なんです。
実は、僕も少し前まではスライスサーブを打っても思うように回転がかけられなかったので、ほとんどスライスサーブに頼らずに10年近くテニスを続けてきました。しかし、テニスDVDでサーブの打ち方を改めて勉強したことで、手首の使い方が重要なことに気付きました。
それ以来、スライスサーブはしっかり曲がるようになりましたし、回転量が増えたのでサーブが入る確率も上がり、サービスゲームも精神的に安定して戦うことが出来るようになりました。
関連テニスのスライスサーブは手首をコックしてスナップを利かせる
もしスライスサーブの回転のかけ方がよく分からないのなら、テニスの勉強をするべき!知識が増えるだけでテニスのプレー自体も結構変わってきますよ。
まとめ
スライスサーブは、しっかり真横を切って、適切な回転のかけ方が出来ていれば、曲がらないはずがないんです。
レッツトライですぞ!