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ERC20準拠っていいね!MyEtherWalletにカスタムトークンを追加する手順

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今回、ツイッターで話題になっていたSwissBorgのICOに参加してみました。どちらかといえば飛びついたって感じです。あとから調べたら配当もらえるらしいからラッキー♪

 

さて、ICOに参加したはいいですが、それをしっかり受け取れるかどうかは最重要です。CHSBはERC20準拠トークン(イーサリアムの基本構造を参考に作られている)ので、イーサリアムアドレスで受け取ることができます。それも、新たにCHSB用にイーサリアムアドレスを作ることなく、すでにETHの保管に使っているアドレスを使うことができるのです。

 

そこで今回は、CHSBをMyEtherWallet(マイイーサウォレット)で受け取るための準備として、カスタムトークンに追加する方法を最初に紹介します。次に、ERC20準拠トークンとは何か、その他ERC20準拠トークンを追加する方法も軽く解説していきます。

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MyEtherWalletのカスタムトークン機能でCHSBを追加する方法

※SwissBorgダッシュボードの「ERC-20 Wallet to receive CHSB tokens(受け取り用)」にイーサリアムアドレスを登録さえしておけば、事前にカスタムトークンを追加しておかなくても問題なくもらえます。もらった後にCHSBのカスタムトークン追加作業をしてもOKってこと!でもどうせやるなら早めにやっちゃう派な僕。

すでにMyEtherWalletを持っている前提で話を進めます。ちなみに僕はLedger Nano Sを連携して使用しています。

関連Ledger Nano Sを使ってMyEtherWalletにトロン(TRX)を保管する方法

 

MyEtherWalletを開いたら、「カスタムトークンを追加」をクリックします。

 

すると、3つの記入欄が現れます。ここには以下のように入力していきます。

 

CHSBをカスタムトークンで追加する場合
  • トークン契約アドレス:0xba9d4199fab4f26efe3551d490e3821486f135ba
  • トークンシンボル:CHSB
  • ケタ数:8

 

入力できたら「保存する」をクリック。

 

ちなみにこれらの情報はSwissBorgがブログで公開していました。

このページにたどり着くには、公式サイト「swissborg.com」→上のメニューの「BLOG」→「How to generate your Ethereum ERC-20 compatible wallet address.」というタイトルの記事。

 

追加すると、このようにCHSBが表示されます。これでSwissBorgからトークンが送られてくれば分かるようになりました。

 

どこかに送金したい場合は「送出数量」欄の単位をCHSBに変えて送金すればOK!

ERC20準拠トークンとは

まず、ERCは「Ethereum Request for Comment」の略です。そしてERC20準拠トークンというのは、イーサリアムの構造をベースとして作られた仮想通貨のこと。たぶん『ERC20 Token Standard』のページで公開されているソースを使ったりしているのかなぁ?知らんけど。

 

ERC20準拠トークンは爆発的に増えていて、2018年1月25日現在で26099トークンもあります。

1月4日の時点では21933トークンでしたから、たった3週間で4000トークン以上も増えたんですね。さすがバブル。

参考Token Tracker|Etherscan

 

なぜこんなにもERC20準拠トークンが増えているかというと、イーサリアムをベースとして通貨を作れば、イーサリアムの既存のブロックチェーンを利用することができるからです。新たに通貨を作る側からすれば、新しくネットワークを作る必要がないので楽。また、ウォレットもイーサリアムのものを使えるので、とても楽。

 

ウォレットによる保管に関して言うと、1つのイーサリアムアドレスでいくつものERC20準拠トークンを管理することが可能です。

 

例えばMyEtherWalletの自分のアドレスが「0x…12」だとすると、このアドレス宛にETHのみならず、その他ERC20準拠トークンを送金すれば、以下のように勝手に割り振られます。

僕の場合で言うと、ETHなら上の「アカウント残高」に表示され、その他のBARやSPHTXは下の「トークン残高」に表示されます。

 

1つのアドレスで複数の通貨を管理できるのは、使い手としても楽だと思います。ERC20準拠っていいね!

一覧にないERC20準拠トークンをカスタムで追加する方法

MyEtherWalletの「トークン残高」にある「Show All Tokens」をクリックすると、ERC20準拠トークンの一覧が表示されます。しかし、すべてが表示されるわけではないみたいです。

 

例えば、昨日ツイッターでSPHTXが軽く話題になっていたので、すかさず取引所Bit-zを開設して飛びついてみました。調べてみるとSPHTXはERC20準拠トークンでした。ってことはMyEtherWallet等で保管できるってことです。しかし一覧にSPHTXはない…。

 

こういう場合はカスタムトークン機能を使ってSPHTXを追加してあげればいいんです。

 

ただ、「カスタムトークン」でトークンを追加するためには、トークン契約アドレストークンシンボルケタ数が分からなければなりません。

でもこれらの情報はサイトEthplorerで検索すればすぐ出てきます。

公式サイトEthplorer

 

例えばSPHTXを追加したいなら、検索窓に「SPHTX」と入力。すると該当するトークンが下に表示されるので、それをクリック。

 

SPHTXのページが表示されました。ここにあるContractがトークン契約アドレスDecimalsがケタ数Symbolがシンボルです。

 

SPHTXをカスタムトークンで追加する場合
  • トークン契約アドレス:0x3833ddA0AEB6947b98cE454d89366cBA8Cc55528
  • シンボル:SPHTX
  • ケタ数:18

 

これを参考にカスタムトークンに入力して「保存する」をクリック。

 

すると一覧に新しくSPHTXが追加されました。

 

余談ですが、仮に左のマイナスマークをクリックして表示を消してしまっても、トークン自体が失われるわけではないので大丈夫です(ブロックチェーン上にしっかり記録されているから)。もう一度カスタムトークンで追加すれば元の数値が表示されます。

まとめ

こうして考えると、多くの組織から支持されているイーサリアムってとてもすごいんですね。尊敬!