「よーし、これから紙にTODOリストを書いて今日も仕事じゃい!」
そう思って赤のボールペンを走らせると、あらまぁ、全然書けないじゃあね~か!
紙に書いても、最初だけチョロッと出るくらいで、すぐ書けなくなる。続けてインクが出てきてくれない事態に…。
僕の人生の中で、ボールペンが書けなくなることは何度もありました。ただ、書けなくなったらすぐ諦めて、別のボールペンを使うようにしていました。
でもそれでいいの?すぐ諦めるような人生で後悔しない?死ぬ間際になって「あぁ、僕は書けなくなったボールペンを復活させる方法も知らずに天国に召されるのか…」なんて考えてしまったら成仏できる気がしねーわ。たぶん、「ぺんてる」か「PILOT」の地縛霊になる。
ということで、今回はボールペンを復活させる2つの方法を紹介したいと思います。ネットの情報を頼りに、色々試行錯誤したので、ボールペンが出なくて困ってる人はぜひ参考にしてみてください。
ボールペンのインクが出なくなる原因って何さ?
そもそも、どうしてボールペンのインクって出なくなるのでしょうか?
インク内の溶剤が蒸発して固まる
ゼブラのホームページに、こんな文言を見つけました。
【インクは古くなっていませんか?】
ボールペンのインクは、長い時間が経過すると溶剤が蒸発して書きにくくなりますので、なるべくインクが新しいうちにお使いください。
置かれている環境で多少異なりますが、製造後約3年間が快適な書き味を楽しめる目安になります。ゼブラのボールペンの芯には次のような文字が刻印されています。「芯」のあとの数字が順に製造した西暦年の下2桁、月を表していますので参考にしてください。
なるほど、インクには溶剤が含まれていて、それが蒸発するとインク自体が固まってしまうのか!
ペン先から空気が入ってインクが出にくくなる
ペン先を下に向けずに書くと、インクが重力によって偏り、それによって空気が入り込むことがあるそうです。
日頃から使い方にも気をつけないといけないんですね。
ボールペンを復活させるためにやった2つのこと
ペンを紐でぶん回す
まず、インクに空気が混ざってしまったことが原因だと仮定し、ボールペンをぶん回してみることにしました。
自宅にイイ感じの紐がなかったので、ビニール紐で代用。1分くらいひたすら回し続けました。結構本気で回したので、だいぶ遠心力が加わったはず!
でも、これでは解決しませんでした。
ってことは、原因は空気じゃない。
熱湯につける
ボールペンが出なくなった原因は、溶剤が蒸発したことによってインクが固まってしまったからかもしれない。
そこで、沸騰したての熱湯に浸しました。
最初は「熱湯はやめたほうがいいんじゃないか?」と思って、熱湯に少し水を混ぜてぬるくしたんですけど、それだと効果がありませんでした。だから熱湯がオススメ!
こんな風に30秒くらい浸します。でも、ただ浸してるだけでは良い効果が得られなかったので、お湯が付いたまますぐ紙に試し書き!少し書けるようになったけど、まだ完全復活じゃなかったので、また熱湯に浸す。また試し書き!また熱湯に浸す。また試し書き!これを復活するまでエンドレスに繰り返しました。
すると…
ここまで復活!
まだだいぶかすれていますが、さっきは1文字すら満足に書けませんでしたからね。
まとめ
書けるようになってきたら、ボールペンの持ち手を変えて、いろんな角度から書くようにするといいと思いました。
満足のいく状態に復活するまで、上記の復活法を繰り返してみてちょ。