昨日ようやくHuluでプリズン・ブレイク シーズン4を観終えました。このシーズンはだいたい20日ほどかかったなぁ。
プリズン・ブレイクが僕にとって人生初の海外ドラマとなりましたが、非常に面白く、完全にハマってしまいました!6月からシーズン1を観始めたんですけど、2ヶ月かけてようやく完結!
うわー、終わってしもうたー!終わった時は感動があり、しみじみしてしまいました…。
さて、それでは今回もシーズン4と、ファイナル・ブレイクを見た感想を書いていきたいと思います。ネタバレも含んでいるのでまだ見てない人は注意してください。
プリズン・ブレイク シーズン4のあらすじ
シーズン3でマイケルは、組織の命令通りSONA刑務所からウィスラーを脱獄させることに成功しました。
しかし戦いはまだ終わりません。組織は、スキュラの存在を知っているかもしれないマイケルたちの命を狙い続けます。逆にマイケルたちも、スキュラを奪い、これまでの組織の悪事を公にすることで、組織を倒そうとします。
自由を賭けた長い戦いが始まるのです!
いったいスキュラとは何で、マイケルたちは手に入れることはできるのでしょうか?
プリズン・ブレイク シーズン4の感想
シーズン4はスキュラを巡る泥沼の戦いだった
シーズン4のストーリーは、全く脱獄系ではありませんでした。とにかく組織が所有しているスキュラを巡る戦い。そして取引の連続。
シーズン4の中だけでもどんだけ「取引」ワードあったんだろう?ってくらいそれぞれの人が取引してました。
自分の立場が不利になったら「取引をしよう」と言い、「金をやるから」「マイケルの居場所は俺しか分からねぇ」「自由にしてやる」みたいな感じで危機を乗り越えます。
最後のほうは「取引」って言葉を聞いただけで「またかよっw」と突っ込みたくなるほどでした。
スキュラの情報ってとても最先端
組織が大切に守っているスキュラ。
最初マイケルたちは、スキュラが組織の違法な記録か何かだと思っていました。これを奪い国に提出すれば、自分たちの身の潔白が証明されると信じていたんですよね。
しかし実際は、太陽光を使った最先端のエネルギー供給技術でした。これを利用すればアメリカの軍事力を強化できるので、陰から世界を征服する作戦だったのかな。組織は大統領でさえ操ろうとしていたからね。
でもそこで反旗をひるがえしたのが、組織の内部にいたマイケルの実の母。まだ死んではおらず、隠れて組織の一員として働いていました。しかしまさか組織を裏切る計画を立てていたとは!
母も母で、このスキュラを海外に高く売りつけようとしていました。金儲けのためにスキュラを利用しようとしていたのです。もしスキュラが売られれば、それはそれで世界の危機です。スキュラの技術が戦争に使われてしまうのですから。
せっかく自然エネルギーを生活の向上のために使えそうだというのに、すぐ軍事力に結びつけてしまうのはとても残念です。現代でもロボット技術やAIが発展してきてますが、軍事力強化に利用されたりしてますよね。
技術開発側からしても、軍事力強化に携わる組織に技術を売ったほうが儲かる現状があるのかも…。恐ろしや…。
最後は突然現れたケラーマンに救われたよね
最後は、マイケルに突然ケラーマンが電話をしてきて、「今はお父さんの組織で働いている。スキュラを渡してくれ」と言います。
そしてケラーマン経由で国連にスキュラを渡して戦いは完結。
まぁ確かに、組織と母に挟まれてどうすることもできなくなっていたから、このタイミングで本当に信頼できる組織とコンタクトが取れたのは良かったね。運が良かった。
途中「もうスキュラを破壊してしまおうか」とも言ってたけど、これ破壊してたらマイケルたちの身の潔白を証明できるものがなくなることになってたし。それにしてもなぜケラーマンがお父さんの組織に入れたのかは謎。
4年後の描写泣けた
最後に、4年後の話がちょろっと流れてましたが、スクレが子供と幸せそうに話しているところに感動しました。
あと、クランツ将軍が死刑執行されてて、マイケル&リンカーンの戦いは本当に終わったんだなと実感。
そして、マイケルは悪性の腫瘍のせいか亡くなっていて、みんなでお墓参りしていた場面は切なかったです。一度は最先端の医療技術で手術してもらっていたけど、うまくいってなかったのかなぁ。結構頻繁に鼻血出してたし。
ファイナル・ブレイクのあらすじ
スキュラを巡る戦いが終わったすぐ後の物語。シーズン4の最後に流れる「4年後」より前の出来事です。
マイケルの母を銃殺した罪で囚われてしまったサラ。本来なら判決が下るまで収容所に入れられるところが、人数の関係で女子刑務所に送られてしまいます。
しかもその隣にある男子刑務所には、クランツ将軍とティーバックが入れられています。マイケルを恨んでいたクランツ将軍は、女子刑務所にいるグレッチェンにサラを殺すよう命令を下します。これがうまくいかないと、サラに懸賞金をかけて徹底的に殺害しようとします。
これを知ったマイケルは、脱獄計画を企てます。サラは無事に刑務所から出ることはできるのでしょうか?
ファイナル・ブレイクの感想
全部免責にしてあげて…
せっかく自由になってこれから幸せになると思ったのにまさか捕まってしまうとは!
「全部が免責になったわけじゃなかったんか…」と思いました。
しかも、女性刑務官たちから袋叩きにあってるしさ。結果的にマイケルとリンカーンは無罪になったんだから、このタイミングでサラが責められる必要ないんちゃうか~?
スクレすごい髭生えてる
スクレがガッツリ髭を生やしてるの結構気になってました。スタイル変えたんですね。
マイケルの死因は決死の覚悟だった
命を狙われてるサラを脱獄させるため、マネキンパラシュートおとり作戦でまんまと刑務所に侵入したマイケル。
サラを見つけ出し、教会から続く地下通路から逃げ出そうとするも、あと一歩及ばず。電子カードで開けるドアが細工したクレジットカードで開きませんでした。
するとマイケルは電源の元を素手でショートさせ、爆発!自分の命と引き換えにサラを外に出すことができたのでした。
マイケルとサラはこれから2人で幸せに暮らせるはずだったのに残念…。まぁ最後に、マイケルが用意したDVDを再生すると、マイケルは脳に悪性の腫瘍が残っていて、もう長くはないと言っていましたが…。
僕はてっきりマイケルの死因は脳の腫瘍だと思っていたので、まさかサラを助け出すためだったとはね。
ぶっちゃけファイナル・ブレイクはストーリーに無理やり感があったので、どうして作ったのかなとは思いました。まさかシーズン5に続くとは…。
まとめ
最後はマイケルの人間性に感動してしまいました。取引しまくりでくどい部分もあったけど、とても面白い海外ドラマでした。見て良かった!
プリズン・ブレイクは脱獄がテーマですが、サブテーマは家族愛でしたね。善人にも悪人にも家族がいて、家族を大切にしている。だから悪人に感情移入をしてしまうこともありました。
どうなんだろう、アメリカの海外ドラマってどれも家族愛大切系なのかな?
それにしても衝撃なのは、シーズン5でマイケルが復活していることです!Huluではまだシーズン5やってないから見れないんだけど、とても気になるよー!