さっき、Huluで映画「ドクター・ストレンジ」を観ました。MARVEL(マーベル)の映画なのでヒーローものです。
僕は特別MARVELが好きなわけじゃないんですが、この「ドクター・ストレンジ」のSF感が気になってしまいました。時空がゆがむ感じが映画「インセプション」に似てて魅力感じちゃったー。
あと、なんだかMARVEL感もないしさ。
ということで、今回は「ドクター・ストレンジ」を観た感想を書いていきたいと思います。
「ドクター・ストレンジ」を観た感想
「ディメンション」って次元って意味なんだね
映画を観ていると、本当にたくさんの難しい言葉が出てきます。「ダーク・ディメンション」とか「ミラー・ディメンション」とか。
あとで調べてみたら「ディメンション」は「次元」って意味なんだ!勉強になったわ。
映画「ドクター・ストレンジ」は色んな次元が出てくる話。
天才外科医が手を失うということ
主人公の天才外科医Dr.ストレンジは、あまりに天才なため、かなり調子に乗っていました。
患者をえり好みし、自分の手柄となるような患者しか手術しない。または、自分にしか手術できない患者を探している状態です。
そしてこの傲慢さは私生活にもガッツリ現れていました。車の運転では、前のノロい車を追い越しまくり、タブレットでカルテを見ながらのながら運転。ついには車と接触、坂を転げ落ちて重体です。
なんと、手が不自由になってしまいました…
いくら天才外科医でも、自分を治すことはできないという皮肉。残酷な現実。これを見て健康体が第一だと思いました。
魔術出てきちゃったよw
CMで見た時は、主人公が物理学者か何かで、その知識・発明でヒーローになっているのかと思ってました。でも実際は魔術を使って空間を歪ませたりしていたんだ!
そんで、魔術によって、ダーク・ディメンション(暗黒の次元)にいる敵ドーマムゥから、地球を守っているんだとか。
「もうこんなにたくさんヒーロー要らんやろ!」とか思っていましたが、色んな種類の敵がいるからその分ヒーローも必要だよねw。まさか異次元の敵からも地球が狙われているとは思わなかったよ…w
あと思ったのが、魔術使えると何でもアリ状態になること。
何もないところから武器を作ることができますし、空間に穴を開けて別の場所に瞬間移動することもできる。ミラー・ディメンションという異空間を作って現実世界に被害を及ぼさないようにする親切な能力もあるし、道具を使えば時間を戻すこともできちゃう。
無敵ではないけど、かなり強いヒーローだと思いました。
第一の敵は裏切り者
まず出てくる敵は、師匠の元弟子のカエシリウス。
こやつは、永遠の命を得るためにドーマムゥの力を利用しようとしています。こんなことをしたら、ドーマムゥが地球に接近してきて、世界は終わってしまう…。
本当に悪い奴だなと思いきや、なんと味方である師匠はすでにドーマムゥの力を利用して長寿の能力を得ていましたー!マジかよ!この意外性が良いスパイスになってたよね。
Dr.ストレンジが時間を戻して街の被害を無かったことにしていく場面必見!
カエシリウスが香港にある3つ目の基地を破壊し、ついにドーマムゥが地球に到着し始めた時、街はめちゃくちゃな状態。
そこに駆けつけたDr.ストレンジが、道具を使って時間を戻していく場面はとても見応えがありました!
味方も街の住人たちもだいぶやられていましたが、時間を戻していくことで街が修復されていき、味方は生き返っていきました。なんでもアリ過ぎる!
そしてドーマムゥを少し遠ざけることにも成功します。
ドーマムゥが短気すぎてワロタw
ドーマムゥが存在するダーク・ディメンションでは時間の概念がないそうです。
それを利用したのかどうかはよく分からないんだけど、地球に接近してきたドーマムゥに対抗するため、Dr.ストレンジはダーク・ディメンションの力を活用し、何度やられてもやり直せる最強の状態に!
なんだこりゃ!w
最凶ドーマムゥを前にして無敵状態。いくら倒してもオール・ユー・ニード・イズ・キルばりに登場してくるDr.ストレンジに嫌気が差し、「あーもう、望みはなんだ!」と苛立つドーマムゥw
で、Dr.ストレンジは「カエシリウスをダーク・ディメンションに連れ込んだら、もう一生地球に近寄るな」という都合の良い提案。それを素直に吞むドーマムゥw。ドーマムゥたぶんめちゃめちゃ強いんだろうけど、この映画からは壊滅的な恐怖は感じませんでした。
まとめ
結果として、普通レベルで面白かったです。個人的には「アントマン」よりも面白かった。
そして、最後は「アントマン」と同じ展開で、「Dr.ストレンジは帰ってくる」という文字を残して終わりました。なんかずっと味方だった人がラストで敵っぽくなってたので、次回作があるとすれば、この人が敵なんだろうなと容易に想像できました。