ビットコインが平常運転で下がっています。
こんな下落があるなんて思ってなかったのでワクワクが止まりません。とりあえず近いうちに教育費積立として5万円分くらい買おうと思ってます。
ビットコインの暴落で本当にショックだったのはコロナショックでガクッと下がった時。
それに比べれば今回の下落なんて大したことなさすぎて、
え?この程度の下落でいいんすか?w
って感じです。
なんなら28,000ドルを割るくらいの暴落を見せてほしいくらいだわ。
2021年12月の仮想通貨資産状況
ポートフォリオ
- 投入資金:1,296万円
- 資産評価額:2,797万円
- 損益:1,501万円
11月は長期用、教育費積立用のビットコインをそれぞれ1万円分ずつ購入しました。もうお金がないのと稼ぎが少ないのとで、本当に少しずつしか購入できません。
ビットコインの話したら聞き流されるしバカを見る目で見られた話
数ヶ月ぶりに友人たちと会いました。みんな株式投資はしているし、僕がビットコインを持っていることを知っているので、会えばビットコインの話題が出ます。
でも、
最近ビットコインの本読んで勉強してるんだよね
と言うと、「まぁ本だからポジティブなことしか書いてなさそうだよね」と言われてしまいました。さらには「イーサリアムのほうが良くない?」と言われる始末。この人は一切仮想通貨は持っていません。株等の短期売買で数百万の損失を出し、その損失を取り返すためにレバ取引に手を出し、貯金のほとんどを投入してるので着々と破滅への道を歩んでいます。
ほかの人らも「(僕が)ビットコインに投資してて、実際に上がってるからすごいよね」とは言うものの、
ビットコイン買わないの?
と聞くと、何も言わず一瞬横目で、危ない宗教にハマってしまった残念なバカを見るような目で見られました。この瞬間は自分を完全否定されたようで心が傷ついたと同時に、
まぁ世間からするとビットコインの印象はこんなもんだよな
と諦めの境地に至りました。
そして、もう自分からはビットコインの話はしないし、何か聞かれても最低限のことを曖昧に答えるだけにしようと決意しました。
11月は『ビットコインの歩き方』と『ビットコイン・スタンダード』を読んだ
僕はまだまだビットコインの知識が十分ではありません。全体的にとにかく浅い。だから『ビットコインの歩き方』と『ビットコイン・スタンダード』をKindleで購入して読みました。
読むのが遅いので、『ビットコインの歩き方』は読み終わるまでに3日かかりました。
日々Twitterからしか情報収集していない僕からすると、内容はとても濃くて、具体的な事例もあって新しい発見がたくさんありました。世界には腐敗した政府、送金を制限している国があり、そういう国に住む人たちにとってはビットコインが命綱になっていることを知りました。また、ビットコインが人権を守ることにつながっていることも、読んでて「なるほどな」と思いました。すぐ読めて読みやすいのに内容濃いので、最近投資の勉強を始めた妻にも「読んでみれば?」と勧めました。たぶん読まないけど。
『ビットコイン・スタンダード』は読み終わるまでにちょうど1ヶ月かかりました。
以前、通貨としてのビットコインの性質が知りたくて、お金の歴史が勉強できそうな『マネーの進化史』を読んだことがあるのですが、これは的外れでした。
それに比べてビットコイン・スタンダードは通貨の歴史(どういった性質によって人々に通貨として選ばれたか)が詳しく書いてあり、かなり勉強になりました。僕が求めていたドンピシャの内容でした。
あと、個人的に興味深かったのが、ブロックチェーンという技術は今のところビットコインでしか活きないという点。ブロックチェーンというのは、あくまでビットコインに備わっている要素の1つであって、ブロックチェーン技術の枠の中にビットコインがあるわけではなかった。
なのに世の中では、「ビットコインが、ブロックチェーン技術を採用している仮想通貨の中の1つ」というイメージで捉えられているから、「ビットコインはすごくないけどブロックチェーンはすごい」という勘違いが発生してしまっている。
そもそもブロックチェーンも万能なわけではなく、企業などが何かしらのサービスを提供する場合はブロックチェーンは適さないらしい。この辺はまだ僕の理解が不十分ですが、これが本当だとするとアルトコイン全部失敗に終わるやんけ。
と、この本のお陰で色々考えさせられたし、新しい知識をたくさん得ることができました。ケインズが推奨する積極的な財政出動や、「支出を増やして経済を回す」という考えが間違いであるというところも、読んでて面白かったです。オーストリア学派が言う「小さな政府」が実現した場合、社会保障などはどうなるのか?といった疑問も湧きました(社会保障とか言ってる時点で「大きな政府」脳になってしまっているのかも)。