最短でテニスを上達させるには結局お金が必要だった

テニス歴は今年(2018年)で11年になります。これまでいろいろな方法でテニスの練習をしてきました。高校では部活大学ではサークル友人とのプライベートな練習1人で壁打ち練習テニススクールテニス雑誌テニスの本YouTubeテニスDVDなど

 

どんなやり方でもある程度はうまくなります。しかし、それぞれで上達スピードは全然違いました。また、方法によっては上達が止まってしまうものもありました。誰もが最短でテニスを上達させたいと思っているはずですが、間違ったやり方を選択してしまうと一向にうまくならないのです。

 

そこで今回は、僕の体験談から、それぞれの練習方法の上達スピードと、おすすめの最短テニス上達法を紹介していきたいと思います。

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それぞれの練習方法の上達スピード

高校の部活

僕がテニスに出会ったのは高校の時でした。まだ始めたばかりで伸びしろしかなかったので、どんどん上達していきました。部活が毎日、休日も活動していたことが良かったのかもしれません。

 

さすがに毎日練習していればテニスは上達します。

 

ただ、初心者の頃は、突然うまく打てなくなったり、数日テニスを休むと感覚を取り戻すのに時間がかかったり、試合になると緊張で全然打てなくなることがありました。

関連テニスが急に打てなくなる人はデタラメな感覚に頼っている

 

テニスを教えてくれる先輩や顧問はいましたが、そこまで専門的ではなかったので理解できないことも多く、正しく上達することはできなかったなと感じています。もっと「こういう理由があるから、こうすればうまくいくんだよ」と正しい知識を教えてくれる人がいれば良かったなと思います。

大学のサークル

大学のテニスサークルでは活動が週1~2回になり、毎回同じようなメニューを淡々とこなす練習だったので、上達はストップしました。

 

強く打ち込むことはできるようになりました。ただ、この時は「もっとひざを曲げたほうがいいよ」などとアドバイスされても、「ひざなんて曲げても意味ない」と思っていたので実行しませんでした。

 

このように、やはり専門的に教えてくれる人がいない環境では気付きが少なく、上達スピードは格段に下がります。僕はバックハンドも苦手で、合宿時は先輩が一生懸命バックハンドの上達方法を考えてくれましたが、今思えば全然意味がなかったですね。申し訳ないんだけど。

 

試合でも、毎回緊張して練習どおりにいかず、当時は解決策が見つかりませんでした。

社会人サークル

月数回の活動。実力の現状維持になるくらい。

 

自分よりうまい人も多いので、教えてもらうこともできますが、サークルの雰囲気自体、「楽しくやろう」なので劇的に上達することはないですな。

友人とのプライベートな練習

結局、意識次第なところあります。

 

正しい知識を持って、自分の苦手部分の克服方法を知っていれば、練習になります。

 

逆になんとなく、感覚で試行錯誤しながらテニスしていても上達は難しいです。

1人で壁打ち練習

ボールに慣れるので、安定感はかなり増しました。僕は「ラリーが安定しているね」と言われますが、これはすべて壁打ちのお陰だと思っています。

 

何度も同じフォームでスイングする練習をしたことで、体にフォームが定着しました。

 

テニス用の壁は少ないのが欠点ですが、もし自宅近くにあるなら行ってみては?お金もかからないし、ストローク以外にボレー、サーブなども練習できるのでオススメです。

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テニススクール

テニススクールは週1ペースで月1万円以上かかりましたが、とても練習になりました。僕が通っていたところは学生のアルバイトなどではなく、しっかり実力を持った人だったので、教え方もうまかったのを覚えています。

 

やはり、それぞれの練習メニューを開始する前に、心がけるべきこと・注意点を教えてくれるのは最高。何を意識して練習すればいいのか分かってない人は、このように人に教えてもらうのが良いです。

 

でもデメリットとしては、練習に時間制限があること。そしてコーチが複数の生徒さんを相手にしていること。教えてもらうにしても、簡単にしか教えてもらえません。

テニス雑誌

テニス雑誌は読んでてめっちゃくちゃ楽しいですが、まぁ上達には貢献してくれませんでした。連続写真とかあるから一見役立ちそうですが、写真から技術を得ようとしても難しいなと思いました。

 

具体的に言うと、テニス雑誌で「スピンサーブ特集」が組まれていると毎回買っていましたが、それを元に練習しても全然習得できない…。しかし、サーブの解説DVD(新井流フルスイングテニス塾 ~確率&スピードを自在に操る回転系サービス~)を購入して練習してみたら見事にスピンサーブが打てるようになりました。

関連【テニス】回転量の多いスピンサーブが学べるDVDはコレ!

 

そもそも、テニス雑誌でプロのやり方を真似ようとしても無理がありました。もっと基礎や、些細なコツを丁寧に教えてもらわないと、難しい技術は習得できませんね。

テニスの本

テニスの本は基礎的な内容なので、初心者が入門的に始めるのはいいのかもしれません。でも、やっぱりテニススクールやDVDにはかないません。テニス雑誌と同様、写真で学ぶのは限界があります。

 

上達スピードは遅いでしょう。

YouTube

今はYouTubeにテニス解説動画がたくさんあります。中にはテニススクールのプロが教えてくれるものもありますね。僕もたまに見ています。

 

ただ、僕の友人でよくYouTubeを見てテニスを勉強しようとしている人がいますが、全然うまくなっていません。動画によっても教え方がさまざまで、その人の感覚で教えてくるものもありますから、参考にならないものも多い印象です。

テニスDVD

テニスDVDは高額で、買うまで中身が分からない恐怖があります。また、ものによっては内容が古く、全然役立たないものもあります。これは実際に25万円ほどかけて片っ端からテニスDVDを購入して分かりました。

 

また、DVDを買ったら本当に上達するのか?という疑問もあります。

 

ですが、今の僕に言わせてもらえば、最短でテニスを上達させたいならすぐにでもDVDを買うべきです。もちろん、質の高いものを、ですが。

 

値段が高いだけあって、コーチは教え方がうまいんです。どんな構え方で、どんな意識で、どんなグリップの持ち方で、どんな動作で、練習すればうまくいくかを的確に教えてくれます。

 

だからボレーが苦手でダブルス恐怖症だった僕も、見事克服することができました。ほかにも、セカンドサーブできれいなスライスサーブが打てるようになり、試合でダブルフォルトが減りました。何より、スランプ(プレーの波)がゼロになったのは大きいです。

 

すべては「正しい知識」。どうすればいいかを頭で理解できていれば、ミスしても原因がすぐ分かり、的確に修正することが可能になるんです。ミスして「今のはどうしてミスしたんだろう…?次はこうしてみようかな?」なんて曖昧なことはなくなります。

 

当サイトでは、たくさんのDVDを★5段階で紹介していますが、実力にもよるけど★5つと★4つのDVDを買って損はないと思っています。特に技術面は★4つのほうに助けられました。

最短で上達したいなら正しい知識にお金を惜しまないこと

「最短で上達したいなら毎日素振りを!」「とにかくたくさん練習すること!」みたいなのは嘘です。むやみやたらに練習しても無理。だって、その練習の時のフォームは本当に正しいですか?重要な動きが欠けていませんか?

 

テニスは難しいスポーツですから、なおさら正しいやり方を知っている必要があります。そこで、テニスのDVDを購入し、理解した上で、練習に励みましょう。

 

質の高いテニスDVD変えばホントに変われるから!

買って良かったオススメDVD
テニス・ダブルス上達革命

テニス・ダブルス上達革命

ボレーが超苦手で、ダブルスが超嫌いだった僕を救い出してくれた救世主DVD。

これまで「ボレーはラケットを振っちゃいけない」「前で構えよ」と言われても、全然理解できませんでした。しかしこのDVDはボレーの準備の仕方から体の使い方、ポジション別のラケットのさばき方を丁寧に教えてくれました。

このDVDの教えを守り、壁打ち練習でひたすらボレーの練習をすることで、ダブルスの試合でも積極的にポーチに出れるようになりました。先輩にも「こんなに前で動けてたっけ?」と言われるほど。

ほかにも、バックハンド側に打点の高いスピンサーブが来た時の対応の仕方など、非常にレベルの高い内容が詰め込まれています。部活のレギュラー陣がみんなで鑑賞して勉強になるレベルのDVD。

ゲイブ・ハラミロのMAKING CHAMPIONS

ゲイブ・ハラミロのMAKING CHAMPIONS

フォアハンドストロークとバックハンドストロークをひたすら細かく解説していくDVDです。おそらくどのDVDよりも退屈な内容。

しかし、ここまですべての動作を解説してくれるDVDもありません。オープンスタンス、プロネーションなど、現代のテニスのフォームをとことん教えてくれます。苦手だったバックハンドもこのDVDのお陰で克服できました。

また、正しいフォームを知ることで「今日は調子が悪い」のような言い訳をすることもなくなります。なぜなら、ミスショットが多い時は正しいフォームが出来ていないだけであり、そこを修正することで、すぐに普段の調子を取り戻せるようになるからです。

現代の本格派フォームを勉強したい人・「打ち方が急に分からなくなった」「今日は調子が悪い」とよく言う人・自分のフォームに確信が持てない人は見たほうがいいです。

ダブルスの試合を有利に運ぶための展開術

ダブルスの試合を有利に運ぶための展開術

ダブルスのDVDがたくさんある中で、これほど絶賛できる内容のDVDは他にありませんでした。

紹介されている戦術・戦略の数が多いのはもちろんのこと、解説がかなり詳しいです。様々なパターンの流れから、その後の対応方法まで説明されています。レベルは中上級者くらい。

僕がダブルスの試合をした時は、流れを変えたい時に、「低くバウンドするスライスリターン→前に詰めてボレーで相手の陣形を崩す」を実践していたりします。ダブルスで戦う人が多い人・ダブルスの戦い方を勉強したい人にオススメです。

新井流フルスイングテニス塾 ~確率&スピードを自在に操る回転系サービス~

新井流フルスイングテニス塾 ~確率&スピードを自在に操る回転系サービス~

僕にスピンサーブ、回転がよくかかったスライスサーブを打てるようにしてくれたDVDです。

以前からスピンサーブに憧れていたものの、打ち方が分からず威力もないため、全然使い物になりませんでした。また、セカンドサーブもプロのように回転重視でガンガン入れていきたいけど、最善策が決まらず迷走状態。

ですが、このDVDは簡単な手首の意識からすんなり回転系サーブを打てるようにしてくれて、今ではセカンドサーブも強気で打てるようになりました。「回転があるとホントに入りやすくなるんだ」を実感させてくれます。

サーブに迷いがある人・セカンドがいつも入れにいくだけのサーブの人・回転がよくかかるスピン、スライスサーブをマスターしたい人におすすめ。

石井弘樹のSIMPLE TENNIS SERIES vol.1 フォアハンドストローク編

石井弘樹のSIMPLE TENNIS SERIES vol.1 フォアハンドストローク編

初心者のバイブルと言ってもいいでしょう。

僕はテニススクールで初中級クラスにいたことがありますが、初中級クラス以上の技術を凝縮した内容です。

ストロークの基礎からロブ、ショートクロス、ディフェンス、フラット系ショット、プロネーションの動き、スライス、ライジング、リターン、カウンター、ドロップショットなどなど。とにかく、幅広い技術を、初心者でも理解できるよう丁寧に解説されています。

テニスを始めて3年未満の人や、日頃から練習量が少なくてなかなか上達しない人、典型的なセンスのない人はこれを見て学ぶと良いと思いました。

練習方法
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