サーブって、なかなかじっくりと練習する機会ってないと思うんですよね。
例えば、部活でもサークルでもテニススクールでも、サーブ練習の時間はせいぜい5~10分。1カゴか2カゴのボールを全員で打ち終えれば終わりって感じ。こんなに少ない練習時間じゃ上達するのは難しいと思います。
かといって、「一人でじっくりとサーブを練習したいけど、どうすればいいの?」とも思いますよね?そこで今回は、僕が行っているサーブの個人練習法を紹介していきたいと思います。
テニスのサーブを一人練習でパワーアップさせる方法
壁打ち練習法
サーブ練習のためだけに、高いお金を払ってテニスコートを借りるのは得策とは言えません。サーブは、別にテニスコート上じゃなくたって練習できるのです。
その場所とは、壁打ち場。
僕は、公園に設置されているテニスの壁打ち場で、よくサーブの練習を行っています。サーブ以外にもストロークやボレーも練習しますけどね。
壁打ち場でサーブを練習する時には、気を付けるべきことがいくつかあります。
【壁打ち場でサーブを練習する時に気を付けること】
- トスはベースラインよりも前に上げる(確率&威力をupさせるため)
- インパクト時はプロネーションを心掛ける(威力や回転量をupさせるため)
- インパクト後は右足が前に一歩出る(しっかり重心移動を使って打った証拠)
- うまくトスが上がらなければやり直す(無茶な体勢で打つクセをなくすため)
- サーブの軌道を確認し、INかフォルトかを判断する(アバウトでも良いので)
サーブの壁打ち練習は、緊張感がなくなり、適当にサーブを打ってしまいがちです。これでは、本番で良いサーブを打とうと思っても無理。ですから、各注意事項を守り、目的意識を持って練習に取り組みましょう。
2回連続で、壁に引いてあるネットの高さの線より下に行ってしまったら「今のでダブルフォルトをしてしまった…」と思うようにしましょう。シビアにやるほど、モチベーションも上がります。
腹筋、背筋を鍛える
これはサーブの練習というより、体幹を鍛えることで、サーブの威力を増大させることを目的としています。
僕はサーブを打つ時、腕のみを振っていくというよりも、体幹ごと前に倒していくイメージでサーブを打っています。言い方を変えると、トスを上げてトロフィーポーズをした時に腹筋に意識を集中して、体幹全体で腕を振っていくイメージです。
体幹を鍛えればトスを上げた時に体がブレにくくなりますし、サーブのスイングスピードも上がりますので、定期的に筋トレするようにしましょう。スイングスピードは回転量にも影響してきますから、鍛えるのはおすすめです。
DVDを見て見本となるサーブを習得する
僕は長い間、ファーストサーブはフラット、セカンドサーブは中途半端なスライスサーブに頼っていました。フラットサーブが入ってくれれば良いですが、そこまで確率も良くないので、ダブルフォルトをすることも少なくありませんでした。
しかし、DVD『新井流フルスイングテニス塾 ~確率&スピードを自在に操る回転系サービス~』を見たことで、回転量を増やすサーブの打ち方(スライス&スピン)と、軌道(コース)の考え方を学ぶことが出来ました。
また、今まで雑誌などで勉強しても打てるようにならなかったスピンサーブが打てるようになり、現在はダブルスで多用して相手を苦しめられるようになりました。
このように、映像を見ながら勉強をするのも立派な練習の1つだと考えています。
公式サイト新井流フルスイングテニス塾 ~確率&スピードを自在に操る回転系サービス~
まとめ
上記で紹介した練習法により、僕は自信を持ってサーブを打てるようになりました。
ダブルフォルトも減りましたし、何と言っても、セカンドサーブの時に弱気にならず、思いっきりフルスイングしてサーブを打てるようになりました。回転さえうまくかけられれば、確率は各段に上がりますからね。
是非これらの方法を参考にして、さらに強力で安定したサーブを打てるようになりましょう。