「バックハンドになるとなぜかボールが浅くなってしまう…」
「もっと深くにボールを運びたい!」
両手打ちバックハンドを打っていて、こんな悩みを持ったことはないでしょうか?
ボールが浅くなるのを解消するには、身体のある動きを意識して行うことで、比較的簡単に解決することが出来ます。それでは、バックハンドのボールが浅くなってしまう原因と、その対処法について解説していきたいと思います。
バックハンドのボールが浅くなってしまう原因とは?
どうしてバックハンドでボールを打つと、ベースラインぎりぎりの深いボールを打つことができないのか?その原因は主に2つあります。
原因1:体幹でボールを打てていない
バックハンドを打つ時にボールにばかり意識がいって、体幹をしっかりひねることが出来ていないと、手振りになり、力が入りません。
なので、体幹のパワーを生かせるようにするためにも、テイクバックをする時は肩甲骨を開くように右肩を入れ、腰から体幹をひねるようにしましょう。
初心者の方だと、ボールとラケットの距離が離れて不安になる人もいるかもしれませんが、打点は常に同じですので、ボールが打点付近に近づいてきたら集中してタイミングよくスイングを開始しましょう。ここは反復練習です。
両手打ちバックハンドは、体幹を使って打つイメージを持ちましょう。
原因2:膝の屈伸運動で打てていない
体幹を使ってしっかり振り切れているのに、サービスライン付近にボールが落ちてしまう場合は、ボールを山なりに放てていない可能性があります。
要するに、上方向へのエネルギーが足りないのです。
そうした場合は、テイクバックをした時にしっかり後ろ足の膝を曲げるようにしましょう。その後はスイングと同時に膝を伸ばしていく(前足に体重を移動させていく)ことで、上方向へのエネルギーが生じ、山なりで深いボールが打ちやすくなります。
是非試してみてください。
まとめ
ボールが浅くなってしまうのは、単純にパワーの出し方が分かっていなかったり、山なりに打てていないことが原因であることが多いです。
僕も、ラリーをしていて疲れてきて、膝を全然曲げずに打つとかなり浅くなってしまうことがあります。
どこか身体の使い方がおろそかになってしまうと、いいボールは打てなくなってしまうんですよね。だから練習の時から常に気を付けるようにしたいですね!