テニスのバックハンドが安定しない原因と対策

バックハンドってなんであんなに難しいのでしょう?

 

僕もテニスを始めた頃から苦戦しています。最近ようやく悩むこともなくなってきましたが、テニスを始めてから6~7年はずっと両手打ちバックハンドは安定していませんでした。

 

僕のほかにも、軟式上がりで硬式テニスを始めた2人の友人も、硬式テニスのバックハンドが全然打てていませんでした。1人はスライスばかり打っていましたし、もう1人は適当に打ち上げるか、軟式打ちで対応していました(軟式打ちは肘を痛める恐れあり)。

 

他にも、一応バックハンドは打てるけど、力が入らなかったり…。フォアハンドよりバックハンドのほうが安定している人もいましたが、まぁ稀ですね。

 

そこで今回は、なぜ両手打ちバックハンドが安定しないのかについて書いていきたいと思います。

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両手打ちバックハンドが安定しない原因

単純にフォアハンドよりもバックハンドのほうが打つ頻度が低いから

知っていますか?テニスの試合中は、だいたい7割はフォアハンドを使うようです。よく考えてみれば、フォアハンドで回り込むことはあっても、わざわざバックハンドで回り込むことはありませんからね。

 

それだけ、普段からフォアハンドに頼り切っているんです。

 

そう考えると、圧倒的にバックハンドを打つ回数のほうが少ないです。単純に考えて、バックハンドが苦手な人が多い理由は、フォアハンドよりも打つ機会が少ないから。

 

なので、もっと日ごろから積極的にバックハンドを使うようにしなければならないのでしょう。

両手打ちバックハンドは左手主体で打つから

両手打ちバックハンドは、基本的に利き腕とは逆の腕主体でボールを打っていきます。あなたが右利きなら左腕主体でボールを打つということです。

 

左手は普段からあまり使いませんし、筋力も右腕より少ない。それでいて、器用な動きがしにくいですから、なかなかうまく打てないんだと思います。

両手打ちバックハンドを少しでも安定させるために出来ること

足を動かして打点を一定に保つ

バックハンドは難しいです。ですので、なおさら打点には気を付けて、少しでも打ちやすいところでボールをインパクトできるようにしましょう。

 

打点が高くなってしまったり、体に近づきすぎてしまうと、力は入らず、フレームショットなどのミスにつながる原因となります。

 

せめて、早めにボールの軌道を先読みして、打ちやすい打点で毎回ボールを捉えられるように心掛けましょう。

山なりで回転のかかったボールを打つようにする

焦ってネットの上ギリギリのボールなんて打つ必要はありません。それだと難易度が上がり、ネットにかかってしまう原因に。

 

バックハンドが苦手なら苦手なりに、相手コートに確実に返球できるように努力しましょう。ネットミスだけは避けたいので、山なりで回転がしっかりかかったボールを打つのです。

 

足を動かして得意な打点で打てるポジションにつけたら、しっかりと後ろ膝を曲げて上へのエネルギーを発生させられるようにし、インパクト時はプロネーションを意識してボールに回転をかけていきます。

関連テニスの両手打ちバックハンドでスピン(回転)をかけるコツ

 

回転さえかかっていれば、多少ミスショットをしてもアウトしにくくなるので、これらのことに気を付けて、かつ、集中して取り組んでいきましょう。

まとめ

どんなショットでもそうですが、足、膝、体幹、腕、打点など、どこか1つでも狂ってしまうと、途端に安定しなくなります。

 

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関連【テニス】両手打ちバックハンドのプロネーションのやり方

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