1度でも面接を受けると分かりますが、必ず最初にエントリーシートと同じ質問をされます。例えば、「自己紹介をしてください」や「志望動機を教えてください」など。
この時に思うのが、エントリーシートの内容と同じことを答えてもいいのか?ということ。すでに書いてあることを話しても意味がないように思うし、かといって他のことを話してややこしくしてしまうのも嫌だし…。
さて、僕が就活生をしていた時は、一貫してエントリーシートと同じ内容を答えていました。そもそも、応用力がないので内容を一字一句頭に叩き込んで話していました。「コイツ丸覚えしてきたな?」と一発で分かるレベルです。
それでも第一志望の企業(東証一部上場)から内定をもらうことができていましたし、同じサークルの人の中で僕が一番最初に内定を獲得できたほどでした。しっかり結果は残せていたんです。
そこで今回は、面接ではエントリーシートと同じ内容を話すべき理由をひたすら語っていきたいと思います。
面接でESの内容をそのまま言ってもいい理由
面接官はあらかじめESに目を通しているから
面接官は事前に就活生のエントリーシートを読んで内容を把握しています。そして、内容の中で気になった部分に関しては疑問をぶつけようとあらかじめ準備しています。
ですから、エントリーシートと同じ質問をして、書いてある内容と同じことを言われるのは想定済みなのです。その上で追加でいくつか質問をしてくるので、最初の質問は変にアレンジしなくても大丈夫。
逆にエントリーシートと違うことを話してしまうと、面接官たちが想定していた流れを崩してしまうことになり兼ねません。アピールポイントがたくさんあり過ぎても、その分印象が薄れてしまっては意味がないのです。
だから余計なことは考えず、落ち着いて同じ内容を伝えましょう。
ESには一番のアピール内容を書いているはずだから
エントリーシートに書いている内容は、面接官に一番にアピールしたいことのはずですよね。時間をかけて自己分析した結果、導き出したアピールポイント。
戦略的にも、軸となるアピールポイントをいかに面接官に印象付けられるかが鍵となります。
基本、1つの質問に対して答えは1つ。長々と話しても聞き手の負担になりますから注意しましょう。
同じ質問は挨拶代わりだから
エントリーシートと同じ質問をするのは挨拶代わりだと思っておけばOK。最初に同じ質問・簡単な質問をするのは当たり前なことなんです。
面接の序盤は少しでも就活生の緊張をほぐすために、わざと答えられる質問をしてきます。また、そういった質問は基本的だけど重要なものだから、本人の口から聞きたいと思うはずです。
中には、アピールポイントの補足を推奨している人もいますが、ダラダラ長くなりそうだったら補足なんてしなくていいと思っています。面接官がもし気になったなら突っ込んで聞いてくるだろうし。補足はその時に答えれば良いでしょう。
まとめ
今振り返ってみると、「丸覚えした内容を言っただけでよく内定もらえたなぁ」と思います。丸覚えしたことは絶対にバレていました。
第一志望の最終面接で、丸覚えした内容が飛んで4秒ほど空白の時間が流れた時は冷や汗出まくり…。「緊張してる?」って聞かれたし。
ぶっちゃけ、相性や運もあるよね。