さぁ、ついに就活を始める時が来た!
でも、当時の僕はいったい何から始めればいいのか、全く分かりませんでした。分からないから手当たり次第。とりあえず大学が主催する「自己分析セミナー」や「企業研究セミナー」に参加していました。
リクナビで少しでも気になった企業に片っ端からプレエントリーして、友人とプレエントリー数を競ったりしてたっけ。あぁ、あの頃が懐かしい。
言っておきますが、こんなふんわりしたやり方じゃ選考通るわけがないですよ!僕はエントリーシート(書類選考)でバンバン落とされました。中には行きたかった超大手企業もあったので、悔しい限りです…。
しかし、ある効率的なやり方でとことん対策を行った結果、見違えるように選考が通るようになりました。もちろん、内定もゲット。その流れで公務員も受かっちゃいました。
そこで今回は、就活のやり方が分からず困っている人のために、逆算的で効率的な方法を解説していきたいと思います。これは誰でもできるものですから、ぜひ実践してみてねー!
逆算的な就活の始め方
プレエントリーはやって当たり前
プレエントリーは言うまでもない!
広報活動が解禁されたら、リクナビ・マイナビ・キャリタス就活などを使って、気になる企業にどんどんプレエントリーしてってください。
僕は就活が始まった12月1日から、1ヶ月で80社ほどにプレエントリーを行いました。プレエントリーをしないとその企業の選考情報が手に入らないので、少しでも気になったらやるべき。
プレエントリーしたって説明会・選考に進むかどうかは自由なんでね。気楽にやればエエ。
あと、本命企業の選考を受ける前に、色んな企業の選考を受けておいたほうが絶対いいです。そのほうが練習になりますから。慣れってとても大事!
SPI(筆記)対策はやって当たり前
選考の初期段階でSPIを設けている企業はとても多いです。
たとえ人当たりが良く、しゃべりが得意でも、面接に進む前の筆記試験で落ちてしまえば意味がないってこと。
だから筆記の勉強は早いうちに始めましょう。幸い、SPIはそんなに難易度が高くないので、1つ問題集を買って何度も繰り返し解いていけば自然とできるようになります。
僕は「最新最強のSPIクリア問題集」を買って、3回くらい繰り返していました。これで筆記試験・テストセンター対策はバッチリ!
いきなり面接対策ですべてうまくいく!
僕がこのページで一番言いたいのはコレです。
逆算的!いきなり面接対策のススメ!
自己分析とか企業研究のことは考えず、真っ先に面接対策をやったほうがいいんです。僕はこの真意に遅れて気付くことになりました。
漠然と「自己分析をしましょう!」と言われても、何のこっちゃ分からなくないですか?やり方も分からないし…。「自分史」を作って自分の人生を振り返ったこともありますが、特に誇れることをしてこなかったので全くやる意味がありませんでした。
そんなことより面接対策です!まずは本屋に言って「面接質問集」を買ってきましょう!僕は「ダントツ 面接+エントリーシート ズバリ必勝対策」を使っていました。
これを買い、それぞれの質問について自分なりの答えを作っていくことで、自然と自己分析につながっていきました。
なぜいきなり面接対策なのか?
面接対策は自己分析に直結する!
「いきなり面接対策なんてできるわけがないよ!自己分析もしてないのに!」
そう思う人もいるでしょう。
確かに、まだ選考すら控えていないのに、いきなり面接対策をするのは違和感ありますよね。しかし、これこそ内定への一番の近道になるんです!
よく考えてみてください。なぜ就活生は自己分析をするの?
その最終的な理由は人事からのあらゆる質問に応えられるようにするためです。自分の長所・短所、一番のアピールポイント、学生時代に頑張ったこと、自分なりの逆境の乗り越え方などを整理するために自己分析をします。
ここで役に立つのが面接質問集です。
- 「あなたの長所(強み)を教えてください」
- 「あなたの短所(弱み)を教えてください」
- 「学生時代、最も頑張ったことは何ですか?」
- 「これまでの人生で一番つらかったことと、それをどう乗り越えたかを教えてください」
- 「あなたのストレス解消法を教えてください」
- 「もし嫌いな上司がいたらあなたはどうしますか?」
など
見て分かる通り、これらの質問に答えていくことで自然と自己分析につながります。これぞ効率的な対策!
多くの就活生は、自己分析と面接対策を別々に考えるからダメなんです。中には「自分史を作ってみよう!」とか言ってる人いますが、僕は全くオススメしないですね。1日かけてやったことありますけど、時間を無駄にしました。
ぜひ、早い段階から面接質問集を1冊買って、各質問に対して自分なりの答えを絞り出してください。
面接対策でエントリーシートも余裕!
早くに面接対策を始めていれば、エントリーシートも余裕です。
エントリーシートとは書類選考に使われる材料のことで、1次選考で扱われることが多いです。これを提出し評価されなければ、面接に進むことができません。
※「エントリーシート+1次面接」をセットで1次選考としている企業もありますし、一概には言えませんけどね
ちなみにエントリーシートの入手方法は、企業の説明会で配られたり、指定されたホームページでダウンロードしたり。企業によって異なるので、志望順位の高い企業は説明会に参加しておくのが無難です。
さて、このエントリーシートには、いったいどんなことを書くの?答えは「面接で聞かれるようなことばかり」です。
それもそのはず。だってエントリーシートは書類選考に使われると同時に、面接の質問材料にも使われるんですから!一度面接をしてみれば分かります。面接官のテーブルにはあなたの履歴書とエントリーシートが置かれています。
つーか、エントリーシートにすでに自己PRと志望動機書いてるのに、面接すると改めて自己PRと志望動機聞かれますからw。何回同じ質問するねん!w
てなわけで、面接対策を最初からしておけば、エントリーシートの質問にも楽に答えることができるんですよね。
面接対策で企業研究も時短になる!
面接対策をしっかりしておけば企業研究も楽になります。意外でしょ?
企業研究って何のためにしますか?てか、企業研究って何すればいいの?社長の名前覚えるの?事業内容をお勉強するの?
どれも間違ってはいませんが、漠然とやっても効率的ではありません。
企業研究の真の目的は、自分の強みをその企業でどう活かせるかを調べ、面接等でアピールできるようにすることです!自分が本当にその企業に入りたいか・入ったらどんなことをしたいかを考えるのは二の次でOK。
だから、最初に面接対策をしておいて、自分の強みを分かった上で、企業のこと(事業内容や実績、社員の仕事っぷり)を調べたほうがいい。
そのほうが、「自分はこんな強みがあるので、御社の○○でお役に立てます!」ってことが探しやすくなりますから。
ちなみに、その企業における自分の強みの活かし方が分かれば、面接官の心に響く志望動機も書けるようになりますよ。
まとめ
プレエントリー・SPI対策はやって当たり前なので、就活が始まったら迷わず始めましょう。
そして、なにより僕がみんなに教えてあげたいのは「早くから面接対策に取り組んだほうがいい」ということです。面接対策は万能で、これさえやっておけば効率的な自己分析・企業研究ができ、エントリーシートにも苦戦しなくなります。
ぶっちゃけ、面接対策はとても難しいです。そんなにすぐに面接で使えるような答えは作れません。頭を使うし、時間もかかります。だからこそ、早くから取り組んでほしいと思っています。
Let’s TRY!!!