テニスラケットを購入する時、迷うのがグリップの太さだと思います。
同じラケットでも、太さが2だったり、3だったり。いったいどちらを買えばいいのやら…?
そこで今回は、グリップサイズが違うと何が変わってくるのかを紹介し、僕が使っているグリップの太さとその理由も説明していきたいと思います。
グリップの太さによる違い
主なグリップサイズは、2か3です。
メーカーによっては4があったりするらしいですが、僕は見たことがありません。お店に行くと、ほとんどが2か3。
一般的に数字が大きいほうがグリップが太いです。
グリップが細いほうが手首が動きやすく、回転がかけやすい
グリップサイズで2を選ぶほうが、手首の可動域が広がり、ワイパースイング(プロネーション)もしやすいです。要するに、素早く腕を内転させることが出来て、ボールに回転をかけやすくなるのです。
また、ボールをインパクトした時の感触がよく分かります。ラケット面の真ん中でうまく捉えることが出来たのか?、打点は正しい位置だったか?などが直感で分かりやすくなります。
グリップが太いほうが手首の動きが固定され、安定する
グリップサイズで3を選ぶと、手首の可動域が狭くなる分、ショットを打った時にブレにくく、安定したボールを打ちやすいです。
相手のボールに威力があっても、打ち負けにくいということ。ですので、僕が初心者だった頃はグリップサイズは3を選んでいました。
現在僕が使っているグリップの太さ
現在僕が使っているラケットの太さは、2です。
一時期、グリップテープを2重巻きにして、実質的な太さを3にしていたこともありましたが、最近はずっと2を利用しています。
その理由は、手首周りを素早く動かすことが出来るからです。
今は、セカンドサーブでスライスを打つ時のプロネーション、フォアハンドを打つ時のプロネーション、スライスを打つ時の微妙なラケット面の角度、ボレーをする時に素早く手首を返す動き、など、いかに速くラケットを振れるかが重要だと思っています。
回転をかけること、素早く準備の体勢に入って対応することは、勝つ上で必要なことですから。
そして、このスタイルになってからグリップサイズ3のラケットを使ってみると、とても使いづらかったです。ボールに回転を加えづらく、直感的に「自分に3の太さは合っていないな」と感じました。
まとめ
プレースタイルや手の大きさによっても自分に合うグリップサイズは異なりますから、色々と試してみて、一番しっくりくるサイズを選びましょう。