初心者が自宅で出来るテニスの“修正”練習について

テニスを始めたばかりの頃って、めちゃめちゃテニスが楽しくないですか?!僕はものすごく楽しかったです!

 

それまでは卓球をしていましたが、僕にとってテニスは卓球以上に楽しいスポーツでした。

 

だから「どんどんうまくなりたい!」「早く上達したい!」と思って、自宅でも出来る練習がないか探したりしていました。

 

そこで今回は、10年以上テニスをしてきた僕が、テニス初心者におすすめな自宅練習法を紹介したいと思います。

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テニスには2つの練習がある

「テニスの練習」と聞くと、実際にラケットを持ち、ボールを打つ練習を思い浮かべる人がほとんどです。

 

しかし僕は、テニスには2種類の練習があると思っています。

実践

1つは“実践“です。

 

ラケットを持って、球出し練習をしたり、ラリーをしたり、ボレーボレーをしたり、スマッシュを打ったり、サーブの練習をしたり。

 

実際にボールを打つ練習です。

 

ただ、“実践”を繰り返しているだけではスムーズに上達することは出来ません。ここで、“修正”が必要になるのです。

修正

“修正”とは、“実践”でうまくいかなかった所を振り返り、改善する作業です。これも立派な練習。

 

実践でうまくいかなかったということは、そのやり方が間違っているからです。これは、テニス初心者ほど早く気付くべきです。また、テニスを始めたばかりの人は、正しいテニスのフォーム・正しい身体の使い方を知らないので、しっかり頭で理解するレベルまで勉強するべきです。

 

いつまでも間違ったやり方で練習しても、意味がありません。ただの時間の無駄。そう思いませんか?

自宅ではじっくりと“修正”が出来る!

通常のお宅では、ラケットを持って素振りなんて出来ませんし(出来たとしても周囲の物を壊す恐れがある)、ボールを打つなんてもってのほかです。

 

となると、自宅では“実践”の中で見つかった、“自分がうまくいかなかった部分の修正作業”が最もおすすめ出来る練習です。

 

で、最も簡単な修正作業方法が、DVDで正しいやり方を学びながら、自分のやり方との違いを探すことです。

 

例えば、僕ならフォアハンドにうまくいく時とスランプに陥る時があり、原因が分からなかったので、DVD『ゲイブ・ハラミロのMAKING CHAMPIONS』を見て正しいフォアハンドのフォームを学び、自宅ではラケットを持たずに素振り(イメージトレーニング)を行いました。今では正しいフォームを頭で理解しているので、スランプに陥ってもすぐにその場で修正できるようになっています。

 

他にも、これまでダブルスの戦い方が全く分からなかったので、DVD『ダブルスの試合を有利に運ぶための展開術』を見て勉強し、後日友人とダブルスの練習をした時は積極的に勉強して得た戦術を利用しました。

 

本や雑誌でもテニスの“修正”は出来ますが、経験上あまり役に立つことはありませんでした。だって、本の連続写真を見てもボールの軌道やタイミング、スイングの速さは分からないんですもの。

 

学生時代のテニス部の合宿では、毎日夜にミーティングが行われましたが、やっぱりその時に役に立ったのは、本よりも先輩たちが身振り手振りで教えてくれたことでした。

まとめ

僕は以前にテニスのDVD教材をめっちゃめちゃ買いまくりましたが、良いものもあればオススメできないものもありました。詳しくは『実際に見て評価!僕がおすすめするテニスDVD教材はコレだ!』のページを読んでみれば分かります。

 

今自分が最も直したいところを見つけ、DVDで修正をしてみてください。

買って良かったオススメDVD
テニス・ダブルス上達革命

テニス・ダブルス上達革命

ボレーが超苦手で、ダブルスが超嫌いだった僕を救い出してくれた救世主DVD。

これまで「ボレーはラケットを振っちゃいけない」「前で構えよ」と言われても、全然理解できませんでした。しかしこのDVDはボレーの準備の仕方から体の使い方、ポジション別のラケットのさばき方を丁寧に教えてくれました。

このDVDの教えを守り、壁打ち練習でひたすらボレーの練習をすることで、ダブルスの試合でも積極的にポーチに出れるようになりました。先輩にも「こんなに前で動けてたっけ?」と言われるほど。

ほかにも、バックハンド側に打点の高いスピンサーブが来た時の対応の仕方など、非常にレベルの高い内容が詰め込まれています。部活のレギュラー陣がみんなで鑑賞して勉強になるレベルのDVD。

ゲイブ・ハラミロのMAKING CHAMPIONS

ゲイブ・ハラミロのMAKING CHAMPIONS

フォアハンドストロークとバックハンドストロークをひたすら細かく解説していくDVDです。おそらくどのDVDよりも退屈な内容。

しかし、ここまですべての動作を解説してくれるDVDもありません。オープンスタンス、プロネーションなど、現代のテニスのフォームをとことん教えてくれます。苦手だったバックハンドもこのDVDのお陰で克服できました。

また、正しいフォームを知ることで「今日は調子が悪い」のような言い訳をすることもなくなります。なぜなら、ミスショットが多い時は正しいフォームが出来ていないだけであり、そこを修正することで、すぐに普段の調子を取り戻せるようになるからです。

現代の本格派フォームを勉強したい人・「打ち方が急に分からなくなった」「今日は調子が悪い」とよく言う人・自分のフォームに確信が持てない人は見たほうがいいです。

ダブルスの試合を有利に運ぶための展開術

ダブルスの試合を有利に運ぶための展開術

ダブルスのDVDがたくさんある中で、これほど絶賛できる内容のDVDは他にありませんでした。

紹介されている戦術・戦略の数が多いのはもちろんのこと、解説がかなり詳しいです。様々なパターンの流れから、その後の対応方法まで説明されています。レベルは中上級者くらい。

僕がダブルスの試合をした時は、流れを変えたい時に、「低くバウンドするスライスリターン→前に詰めてボレーで相手の陣形を崩す」を実践していたりします。ダブルスで戦う人が多い人・ダブルスの戦い方を勉強したい人にオススメです。

新井流フルスイングテニス塾 ~確率&スピードを自在に操る回転系サービス~

新井流フルスイングテニス塾 ~確率&スピードを自在に操る回転系サービス~

僕にスピンサーブ、回転がよくかかったスライスサーブを打てるようにしてくれたDVDです。

以前からスピンサーブに憧れていたものの、打ち方が分からず威力もないため、全然使い物になりませんでした。また、セカンドサーブもプロのように回転重視でガンガン入れていきたいけど、最善策が決まらず迷走状態。

ですが、このDVDは簡単な手首の意識からすんなり回転系サーブを打てるようにしてくれて、今ではセカンドサーブも強気で打てるようになりました。「回転があるとホントに入りやすくなるんだ」を実感させてくれます。

サーブに迷いがある人・セカンドがいつも入れにいくだけのサーブの人・回転がよくかかるスピン、スライスサーブをマスターしたい人におすすめ。

石井弘樹のSIMPLE TENNIS SERIES vol.1 フォアハンドストローク編

石井弘樹のSIMPLE TENNIS SERIES vol.1 フォアハンドストローク編

初心者のバイブルと言ってもいいでしょう。

僕はテニススクールで初中級クラスにいたことがありますが、初中級クラス以上の技術を凝縮した内容です。

ストロークの基礎からロブ、ショートクロス、ディフェンス、フラット系ショット、プロネーションの動き、スライス、ライジング、リターン、カウンター、ドロップショットなどなど。とにかく、幅広い技術を、初心者でも理解できるよう丁寧に解説されています。

テニスを始めて3年未満の人や、日頃から練習量が少なくてなかなか上達しない人、典型的なセンスのない人はこれを見て学ぶと良いと思いました。

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