「テニスはアシニスだー!」なんて言葉を聞いたことはありませんか?
テ(手)ニスは手でラケットを持ってボールを打ち返すスポーツですが、足の動きがおろそかだと勝つことは出来ないことを意味しています。だからアシ(足)ニスです。
実際その通りで、試合をしていても、長引くと持久戦となり、足がもたつき始めたほうがミスも増えていきます。十分にボールに追いつくことが出来ないと、ラケットの真ん中でボールを捉えることが出来ませんから。
では、テニスで強くなるためには、どんな足の筋トレをすればいいのでしょうか?考えていきたいと思います。
テニスでよく使われる筋肉はどこ?
僕はよくふくらはぎが筋肉痛になるよ
週に3~4回は5kmほどのランニングをしている僕。体力には結構自信があります。
そんな僕でも、2時間テニスをすると、筋肉痛になる足の部位があります。それがふくらはぎです。
ふくらはぎは、テニスなどの俊敏な動きを要するスポーツにとって大切。ランニングではふくらはぎを十分に鍛えることが出来ていかなったので、ドロップやロブで前後に走らされた時は非常につらかったです。(ランニングでは主に遅筋が鍛えられる)
素早く動く時はふくらはぎで地面を強く押さないといけませんからね。
だから、テニスの実力をアップさせたいなら、ふくらはぎを集中的に鍛えましょう。
やっぱり持久力も大事だよね
いくら足を鍛えても、持久力がなきゃ意味がないと思っています。
ランニングでも、足の筋肉はもちろんのこと、酸素を体全体に送り出す肺のパワーも必要不可欠です。
となると、無難にランニングもテニスに良い効果をもたらします。
テニスって、瞬間的な動きが多く、かなり体力を消耗するんですよね。ラリーの練習も、連続で5~10分もやってると簡単にバテます。でも、ランニングで日頃から持久力を付けていると、回復が早いので長く集中してテニスの練習が出来るようになります。
ふくらはぎの鍛え方
ふくらはぎの筋トレは簡単です。
手を壁に付けて、その場でつま先立ちを繰り返せばいいだけ。この筋トレの名前は「カーフレイズ」です。
ふくらはぎの筋肉が付いてきたと思ったら、つま先立ちの動きをゆっくりにしながら行ったり、片足ずつにして負荷を大きくしたり、色々バリエーションがあります。
少し前にふくらはぎで肉離れが起きた時も、カーフレイズでふくらはぎの筋肉を強化し、再発防止させてマラソン大会に出たことがあります。
カーフレイズは簡単なのに役に立つ筋トレですよ。
まとめ
テニスで大事なのは俊敏性です。瞬間的に爆発的なパワーを発揮できるようなると有利に試合を戦えます。
リターンの時だって、ネットに詰める時だって、相手にドロップショットを打たれた時だって、瞬時な判断をすると同時に素早く動けなきゃなりませんから。
ですから、ふくらはぎを鍛え、強く地面を蹴れるようにしましょう。