もし、あなたが本当にポーチを上達させたいなら、DVDを購入してボレーの練習から始めたほうがいいと思っています。
なぜこう思うかというと、僕自身、ポーチはおろかボレーすら苦手だったのに、DVDで正しいボレー(素早い準備で出来るコンパクトなボレー)を身に付けることでポーチも出来るようになったからです。
ここで言う“ポーチが出来る”とは、自分が取れるボールにだけしっかりと体が反応し(見極めが出来る)、体よりも前の、ボールに力が加わりやすい打点でボレーが出来ることを指しています。
それでは、ポーチ上達におすすめのDVDと、どのような練習をしたらポーチができるようになったのかを紹介していきたいと思います。
ポーチ上達に一役買ったのがこれ
『実際に見て評価!僕がおすすめするテニスDVD教材はコレだ!』のページで紹介しているように、僕は数々のテニスDVDを購入してきました。
その中には、あまり役に立たないものもありましたが、逆に、内容が濃くテニスの真髄を教えてくれるものもありました。ポーチ(ボレー)の方法について言えば、『テニス・ダブルス上達革命』がそれでした。
佐藤さんは大会で優勝経験があるほどテニスがうまく、また、教え方も比較的上手です。特にボレーのpartでは、足の運び方から、ラケット面の作り方(準備)など、他のDVDにはない丁寧な説明で、ボレーの苦手な僕を一気に救い出してくれました。
もう今ではボレストの練習も、たとえ相手のボールが速くたってボレーできる自信がありますし、ダブルスの試合中でもサーブからのファーストボレー、リターンダッシュで前に詰める展開が出来るようになり、ほぼ後ろでラリーすることもなくなりました。
ポーチをするイメージは、相手のボールの軌道が分かった瞬間に、手首“のみ”を曲げてラケット面を軌道上に置き、あとはボールを待つだけって感じです。ボールが近づいてきたら多少踏み込みますが、その間にラケットを後ろに引く動作もなく、ただただ軌道上にはすでにラケット面がセットされている状態なので、振り遅れもなく、正確に相手コートにボールを返すことが出来るのです。
ポーチに出るのに、一か八かで飛び出る必要なんてないんです。コンパクトで正しいボレーさえ習得できていれば、瞬間的にボールの軌道を確認後、取れるコースであれば自然と体がボールに向かっていくイメージです。
これ、本当です!
ポーチは壁と5日間あれば習得できた
ボレーの正しいやり方が分かってからは、毎日壁打ちの出来る公園に通い、1~2時間ボレーの練習を行っていました。
詳しい練習のやり方は、『僕がおすすめするテニスのポーチの練習方法』のページで紹介しています。
練習は、ボレーの正しいやり方を知っていることが前提となっていますが、それが分かっていれば、あとはどんどん足の踏み込むタイミングを練習していけばいいだけ!僕の場合、5日間で試合でボレーが使えるほどになり、ポーチも出れるようになりましたから、決して膨大な時間が必要なわけではないですよ。
まとめ
テニスの勉強というと、大体の人が本か雑誌ですよね?まぁ僕も以前まではそうでしたけど。部活の先輩たちも、合宿のミーティング時にはテニスの本で僕たちにテニスを教えてくれていました。
しかし、実際にDVDを購入してみると、本や雑誌にはない効果が期待できます。
本当の動き方が分かりますし、本や雑誌にはあまり書かれることのない、微妙なニュアンスも含まれているので、それがコツというか、僕たちが練習する上で重要なことだったりするんです。
DVDは値段が万単位なのでお金のない人は買えないかもしれませんが、何の考えもなくコートを借りてお金と時間を費やすくらいなら、DVD買ったほうが今後の練習内容が濃くなっていいと思いますよ!