テニスを始めて1~2年だと、まだまだサーブが安定せずに苦しむと思います。
「ホントにこのフォームで合っているのかなぁ?」
「トスを安定させろって言うけど、よく分からないし…」
「試合になるとダブルフォルトばっかりでもうイヤ…」
テニスの戦いは必ずサーブから始まるので、サーブが下手なままだと話になりませんよね?そこで、どうしたら初心者でも安定したサーブが打てるようになるのかを考えていきたいと思います。
まずはラケットを持って、サーブを打つ時の動作をしてみて!
「トスを安定させて!」とはよく言いますが、実際にどの位置に安定してトスを上げればいいのか分からない人もいると思います。
トスは、サーブを打つ時のラケットの軌道上に上げるようにします!
あなたが一番サーブを打ちやすい軌道に、ボールを投げるのです。まっすぐ真上に。何度もサーブの素振りをしてみて、あなたがどの位置でボールを打ちたいのかを考えてみてください。
それが出来たら、実際に何度も決めた位置にボールをトスしてみましょう。これは日ごろから練習するようにしてください。
サーブはワイドに打って!
サーブの入る確率を上げたいならば、サーブはセンターではなく、ワイドに打つように心掛けましょう。
サーブはワイド寄りに打ったほうが、ネットとサービスラインまでの距離が長くなります。必然的にサーブの入る確率が上がるのです。また、気持ち的にも「入るんじゃん?」と余裕が生まれます。
サーブを打つ前に3回「あそこに打ちたい!」と念じて!
僕はテニスを10年やっていますが、サーブが入らなくなることがあります。そういう時は決まって気持ちが後ろ向きになっています。試合の相手が強かったり、「サーブが入らなかったらどうしよう…」と心配していたり。
逆にサーブがよく入る時というのは、気持ちが前向きになっていることが多いです。例えば「このサーブをあの地点にぶち落としてやりたい!」「このサーブを打った後はフォアをあそこに打とうかな!」と考えています。
気持ちはテニスをする上でとても重要です。気持ちによってトスが前になったり後ろ気味になったり、体重移動が出来たり出来なくなったり、プレーにかなり影響してきます。
だから、サーブを打つ時はあまり失敗した時のことを考えずに、3回「あそこに打ちたい!」と心の中で唱え、ボールが着地した時のイメージを持つようにしましょう。
まとめ
あとはスライス回転がかけられればボールは下に落ちるようになるので、よりサーブが入るようになると思いますが、これは技術的な要素なのでここでは言及しません。サーブを練習する中で習得してください。
そもそもサーブはストロークよりも練習する機会が少ないので、上達しづらいんですよね。なのでサーブを打つ機会があったら、1球1球考えながら練習しましょう。