2019年1月3日、起きたらビックリしました。米ドル円が信じられない価格になっていましたから…。
1分足チャートですが、数分の間で動きすぎ。
3.8円のナイアガラです。
膨大な資金を保有した投機家の売り仕掛けと損切り、強制ロスカットが重なったのでしょう。普通なら半年以上かけて動く値動きを、ものの10分で完遂。そこには天国と地獄を表現した長い長い下ヒゲ。
僕はさっきまで寝ていましたが、13個のポジションを保有したままでした。これらの運命はいかに!?
13のポジションの運命はオール天国
すべてのポジションが含み益になっていました。
でも、寝る前はほとんどのポジションが含み損で、全部で-15ドルほどの含み損でした。
なぜすべてが揃って救われたかというと、単に相場の流れに逆らわず、順張りを仕掛けていたからです。
最終的には合計85ドルの含み益が得られたところですべて利確しました。
順張りって大事
僕は、これまでは逆張りチックのトレードが多かったのですが、昨日のとある検証で気付いたことがありました。
それは、相場の流れに逆らってはいけないということ。
「トレードは押し目・戻り売りを狙う順張りにしましょう」とはよく言われることですが、今回、その理由を身をもって体感しました。
週足・日足・4時間足をメインに流れを判断したことによって、短期的には含み損を抱えることになっても、やがて含み益の時期が訪れるように感じました。
また、押し目・戻り売りのタイミングの判断は難しいですが、これはドンピシャで当てることはできないので、なんとなくでやればOKだと思いました。もしポジションを持つタイミングが早かったとしても、1回くらいならナンピンしてもいいと思いますし、2回目のナンピンをしたくなったら、ポジション1つを損切りするなどのリスク管理をすれば、一発退場のリスクを減らせます。
個人トレーダーができることって
今回のような暴落は予測することが難しく、個人トレーダーはされるがまま。天国にも地獄にも連れていかれます。
それを考えると、個人トレーダーがコントロールできることを整理して、どう立ち回るかが重要なんだなと思いました。例えば、個人は相場の流れを読み、ポジションを持つタイミングを決めることができて、ポジションを持ったあとは利確、ナンピン、損切り、両建てを駆使することができます。
どう判断し、どう立ち回るか、どう攻めて、どう守るか。
HFCopy口座でストラテジープロバイダーのトレードを見ても思いましたが、勝っているトレーダーは立ち回りがうまく、だからこそ長く生き残れるんだと思います。