あなたは、自分がどれだけお酒に強いかを把握していますか?
僕はよく分かっていません。飲んでも全然顔は赤くならないんですよ?でも、だからといってそんなに多くも飲めない…。強いのか弱いのか分からんのです。
しかも最近は、ネットニュースなどで「アルコールは少量でも脳を萎縮させる」とか言われてて不安だし。もはや断酒するくらい心配性w
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さて、お酒の強さを把握するにはアルコールパッチテストが簡単なので、人生で初めて真面目にパッチテストをしてみることにしました。
用意する物・やり方などを写真付きで紹介していきますので、これからやってみたいと考えている人は参考にしてみてくださいね。
アルコールパッチテストで用意するもの
アルコールパッチテストをするには消毒用エタノールが不可欠です。それとガーゼ。
消毒用エタノールは薬局で買いました。消毒系の商品棚に置いてありましたよ。商品には「消毒用エタノール」「消毒用エタノールIP」と2種類ありましたが、どちらもほぼ変わらないので、安い「消毒用エタノールIP」を選びました。
ちなみに、ガーゼじゃなくて絆創膏でもOKです。
僕が購入した消毒用エタノールは濃度(度数)が76.9~81.4vol%でした。これくらいの濃度がないとアルコールパッチテストはできません。
「料理酒でもできるんじゃない?」とも考えましたが、どうやら度数が低すぎて判定できないみたい。
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アルコールパッチテストのやり方
ガーゼをいい感じの大きさにカットして、消毒用エタノールでひったひたに浸します。
絆創膏でやる場合も同じように、メッシュ部分を消毒用エタノールでひったひたに浸します。
そして腕に貼る!セロテープがなかったので輪ゴムを使ってガーゼを腕に押し当てました。アルコールの影響で腕がすごくスースーする。
絆創膏も貼ってみました。実際、絆創膏でやったほうが簡単だったわw。ガーゼ買う必要なかったー。
貼ってから7分経過したら、ガーゼ(絆創膏)を剥がします。
ガーゼ(絆創膏)を剥がしてから10分待機します。さて、腕の色は…?
ガーゼを貼ったところは全く変化なし!少しも赤くなっていません。
絆創膏を貼ったほうは…?こちらも全然変化なし!
アルコールパッチテストの正確性について
アルコールパッチテストをやっている間、「そういやお酒飲んでも顔赤くならないから、腕も赤くなるわけないよな~」と悟ってしまいました。
わざわざパッチテストやる意味w
結局、腕の色に変化は全くなかった…。じゃあ僕はお酒に強いってこと?いや、ちょっと調べてみると別の意味で危険度が高いことが分かりました…。
- アルコール(1B型アルコール脱水素酵素[ADH1B遺伝子]が分解を始める)
- アセトアルデヒド(2型アルデヒド脱水素酵素[ALDH2遺伝子]が分解を始める)
- 酢酸
- 水と二酸化炭素(尿として排出される)
お酒に弱い人はアセトアルデヒド(体の毒)を分解するスピードが遅いからです。だからすぐに顔が赤くなったり、二日酔いしたりします。
僕は顔が赤くなることは少ないので、アセトアルデヒドをうまく分解する能力はあるようです。要するにALDH2遺伝子がよく働いてくれています。
しかし、経験上たくさんのお酒を飲むことはできません。これはアルコールをアセトアルデヒドに分解するスピードが遅いってことです。要するにADH1B遺伝子の働きが弱い…。
アルコールが体内に蓄積されやすいので気持ち良く酔えちゃう。それはすなわち依存症リスクが高いということになります。
結果、僕はお酒はそれなりに強いが、だからこそ依存症リスクが高いので、飲み方には注意しなければならないみたい。
アルコールパッチテストの正確性はハッキリとは分かりませんが、今回の結果とこれまでの経験からなんとなく結論を出すことはできました。
まとめ
アルコールパッチテストをやった感想としては、家に消毒用エタノールがない場合は買わなきゃいけないのでちょっと面倒くさいなと思いました。
でも消毒用エタノールは掃除とかに使えるからまぁ買ってよかったかな。たまにパソコンのキーボード拭いて消毒しよーっと。
あと、僕は生まれながらにしてアトピーでとても皮膚が弱いですが、エタノールで荒れて赤くなるということはありませんでしたね。
パッチテストをやって良かったことは、自分がどんなタイプか認識できたこと。これまでは「顔赤くならないから単純にお酒に強いんだろうな~」と思っていましたが、色々調べていくうちに依存症リスクが高いことが分かりました(あくまで推定だけど)。
アルコールと遺伝子の関係も勉強でき、自分のこともより知れたので、めっちゃやって良かったです。意識が変わりました!
ただ、パッチテストは自己診断で曖昧なところもあるので、これを機に遺伝子検査もしてみることにしましたよ。自分の本当のアルコール耐性を暴いてやりますぜ!