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ブレインウォレット!ビットコインの24語のリカバリーフレーズを約10分で覚える方法

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ロシアとウクライナの戦争が始まり、海外のさまざまな企業がロシア内でサービスを停止しているのを見て、企業のサービスに頼り切るのは危ないなと感じました。

 

僕はビットコインのリカバリーフレーズ(シードフレーズ/秘密鍵)を形を変えてエバーノートにメモしています。なのでもし、戦争状態になって家への爆撃でリカバリーフレーズのメモ用紙が失われ、さらにエバーノートのサービスが停止されたら自分が所有しているビットコインにアクセスできなくなってしまいます。

 

そう考えると、最終手段として、もう自分で24語のリカバリーフレーズを脳内に覚えておくしかありません!

 

で、覚え方を試行錯誤しているうちに、ものすごく記憶に残りやすい方法を閃いてしまいました。本当に覚えやすくて、風呂に入る前の10分間で記憶でき、湯舟に浸かってる間にすべてのワードを思い出すことができてしまいました。

 

さらに記憶できてから10日以上が経ってる今も、余裕で思い出すことができています。長期記憶としても優れています。これぞ「ブレインウォレット」!

※Brain wallet:シードフレーズを脳内に記憶すること

 

ということで、このページでは24語のリカバリーフレーズを簡単に記憶する方法を紹介していきたいと思います。当然、記憶だけに頼るのは危ないのでメモなり別のバックアップは必要です。が、戦争時の国外脱出を想定し、最終手段として記憶しておくのもいいかも?

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イメージを使ってリカバリーフレーズを覚えていく

最初、リカバリーフレーズを覚えようとした時、単語を1つ1つ覚えていこうとしました。でも全く覚えられる気がしないし、すぐに忘れてしまいそうで挫折しました。

 

そこでふと単語を眺めていた時に、並んだ2つの単語から1つのイメージが湧いてきました。

例:cry, duck

例えばリカバリーフレーズに「cry」と「duck」が並んでいれば、「泣いているアヒル」をイメージすればすぐに覚えらえます。

 

1つ1つの単語を漠然と順番通りに覚えていくのは大変だけど、複数の単語を組み合わせて1つのイメージとして考えれば簡単に覚えられるのです。

 

ただ、2つの単語を1つのイメージとして記憶するようだと、24語なら計12個のイメージが必要になります。12個を覚えるのは大変だし、これらを順番通りに覚えるのも難しそうです。

 

そこで、6つの単語を1グループとして、グループ毎に超短編ストーリーを作ればいいことに気付きました。これなら24語に対して4つの超短編ストーリーを作ればいいだけだし、ストーリーにすることで単語の順番も自然と覚えることができます。

ブレインウォレット!24語のリカバリーフレーズを覚える手順

まずは単語の意味を調べていく

↓のリカバリーフレーズは、Ledger Nano Sをリセットして新たに出したものです。

今回の説明用に生成しました。

 

まずは分からない単語の意味を調べていきます。

  1. luggage:荷物
  2. swamp:沼地
  3. joy:快楽
  4. promote:促進、助長
  5. change:変化
  6. useless:役に立たない、無益
  7. prepare:準備する
  8. fruit:フルーツ
  9. rather:それよりも、ずいぶん、かなり、予想以上に
  10. cereal:シリアル、穀物
  11. strong:強い、丈夫
  12. nation:国家
  13. insect:虫
  14. miss:ミス、失敗、独身の女性
  15. retire:リタイア、引退
  16. tourist:観光客
  17. jungle:ジャングル
  18. ancient:古代の、古来の、古くからの
  19. stamp:スタンプ
  20. define:定義する
  21. impulse:衝動
  22. matter:物事、問題、事態、事柄
  23. phrase:フレーズ
  24. there:あそこ

24語を4つのグループに分ける

続いて、24語を『1~6』、『7~12』、『13~18』、『19~24』の4つのグループに分けます。

グループ毎に単語を使って超短編ストーリーを作っていく

想像力を働かせ、自分が覚えやすいように4つのストーリーを作っていきます。

 

グループ①

  • 1. luggage:荷物
  • 2. swamp:沼地
  • 3. joy:快楽
  • 4. promote:促進、助長
  • 5. change:変化
  • 6. useless:役に立たない、無益
luggage(荷物)を持ったままswamp(沼地)に入ったら、なぜかハイな気分になりjoy(快楽)promote(助長)されたが、次第に心にchange(変化)が訪れた…、こんな行為(荷物持って沼地にダイブ)は全くのuseless(無益)だと。

 

グループ②

  • 7. prepare:準備する
  • 8. fruit:フルーツ
  • 9. rather:それよりも、ずいぶん、かなり、予想以上に
  • 10. cereal:シリアル、穀物
  • 11. strong:強い、丈夫
  • 12. nation:国家
おやつにprepare(準備)していたfruit(フルーツ)、それはrather(かなり)cereal(シリアル)食感だった。でもこれをみんなが食べたことでstrong(強い)nation(国家)が誕生した。

 

グループ③

  • 13. insect:虫
  • 14. miss:ミス、失敗、独身の女性
  • 15. retire:リタイア、引退
  • 16. tourist:観光客
  • 17. jungle:ジャングル
  • 18. ancient:古代の、古来の、古くからの
とあるinsect(虫)miss(失敗)をして”虫”という生き方をretire(引退)した。余生を楽しもうとtourist(観光客)としてjungle(ジャングル)、それもancient(古くからある)ジャングルへ行った。

 

グループ④

  • 19. stamp:スタンプ
  • 20. define:定義する
  • 21. impulse:衝動
  • 22. matter:物事、問題、事態、事柄
  • 23. phrase:フレーズ
  • 24. there:あそこ
このstamp(スタンプ)を押すとこうdefine(定義)される。「何かimpulse(衝動)的なmatter(問題)が発生した」と。このphrase(フレーズ)(「impulse matter」)をthere(あそこ)の書類にも押そう!

思い出す練習をひたすら反復する

関係ない単語を組み合わせているので無理やり感のあるストーリーが作られますが、少しでも脳みそに印象が残れば十分です。超短編ストーリーが作れたら、あとはひたすら思い出す練習を繰り返します。

 

ストーリーの流れを思い出そうとすると、「あ、たしかこの次はこういう展開か!」と自然に単語が出てくるようになります。

 

そして記憶することができたら、毎日湯舟に浸かっている時や、寝る前などに思い出してみます。時折、紙にフレーズを書き出してみて、本当に順番通りに単語を記憶できているか確かめます。

 

これでブレインウォレットの完成です。

すでにイメージによる記憶方法はネット上で紹介されていた

この記事を書く前に、ブレインウォレットについてちょっと調べてみたら、僕と同じようにストーリーを作って記憶する方法が紹介されていました。

Brainwallet - Bitcoin Wiki
The Magnet 29: Can you outsmart my brain wallet?
BRAIN WALLET

僕が自分で閃いたと思っていた記憶方法はすでに存在していたのです…

 

でも僕のやり方は24語を4分割して4つのストーリーを作っていきます。その理由は24語や12語で1つのストーリーを作るより簡単で短いストーリーを作ることができると思ったからです。また、4つくらいのストーリーなら覚えられそうだと思いました。実際覚えられていますし。

 

これで、なんの準備もせず急に国外に逃げることになっても、自分のビットコインにアクセスできます。

僕

備えあれば憂いなし!