色々な人のテニスのフォームを見ていると、綺麗な人もいれば汚い人もいますよね?
そして、汚い人はきっと「どうにかしてこの変なフォームを改善したい!」と思っているはずです。僕の周りにもデタラメなフォームでテニスをする友人がいますが、ボールに必死になり過ぎて、本来するべきテニスの動きが全然できていないんです。
そこで今回は、どうしたらテニスのフォームが汚い人でも、綺麗なフォームに改善できるかを紹介していきたいと思います。
フォームが汚い人は決まって足が動いていない
なぜフォームが乱れてしまうのか…?その理由は、足が動いていないからです。スプリットステップも踏まないし、ステップからの前後左右の動きがありません。
綺麗で一定のフォームを繰り返すためには、毎回同じ打点でボールを打つ必要があります。そして、そのためにはフットワークがめっちゃくちゃ大切なのです!
先程、フォームが汚い友人がいると言いましたが、その人は足をあまり動かさないので、体に近いところにバウンドしてきたボールを適当にライジングで返そうとして空振りします。また、体から離れているボールも、手を無理に伸ばして取ろうとするのでフレームショットになりやすいのです。
フォーム確認用のDVDで一番オススメできるのが『ゲイブ・ハラミロのMAKING CHAMPIONS』ですが、ここで紹介されているアジャストメント・ステップは、常に一定のフォームを行うために役立つテクニックです。良かったら買ってみるといいですよ。
体が正しいフォームを覚えていない
単純に練習が足りておらず、テニスの正しいフォームがまだ体に定着していない可能性もあります。
僕はよく、「ストローカーだね」「フォームがキレイだね」「フォームが省エネ(シンプル)だよね」と言われますが、ここまで成長できたのは、何度も何度も壁打ち練習を行い、フォームの反復練習を続けてきたからです。ちなみに壁打ちはもう7年は続けています。
このように、しつこいほどに同じフォームを反復することによって、体がフォームの形を覚え、どんなボールが来ても同じスイングをすることが出来るようになります。
ただ、注意点が1つあります。それは、自分の頭の中で、テニスの各身体の正しい動きを理解していること。
説明できるほどに頭で動きを理解していれば、フォームを修正する努力が出来る
僕は最近気付いたことがあります。それは、テニスを頭で理解しておくことの大切さです。
これまでは、ラリーなどの練習の中で、感覚でうまく打てる方法を模索していました。なので、たとえ「今すごくいい感じに打てた!」と思っても、時が経つにつれて打ち方を忘れてしまい、スランプに陥ってしまうこともありました。
でも今は、DVD『ゲイブ・ハラミロのMAKING CHAMPIONS』を見たことで各身体の正しい動き(フォーム)を説明できるほどに理解できたので、ボールを打つごとに「あ、今はプロネーションがうまくいったから、しっかりボールに回転がかかってアウトしなかった!」「打点がいつもと違って高くなってしまったから、フォームが乱れてネットにかかってしまった…。次は自分の打点を意識しよう!」などと気付くことが出来るようになりました。
この修正能力はとても役に立ちます。
意識的にキレイなフォームを再現できますし、たとえ試合中に緊張でうまく打てなくなっても、原因が頭で理解でき、修正する努力をすることが出来ます。
ぜひ、汚くて変なフォームをしてしまう人は、まず正しいフォームの勉強から始めてみてください。これは今後テニスをする上で財産になりますよ!
まとめ
上記が、フォームを綺麗に改善するための、僕の経験談です。
思い当ること、参考にしてみたいことがあったら、是非トライしてみてください。