テニスのフォアハンドのフォームが崩れる・分からなくなる原因と直す方法

2018.11.14 2016.11.01

テニスでフォアハンドを打っていて、急に打ち方が分からなくなることってありますよね？

僕も少し前まではよくありました。この瞬間って突然やってくるから厄介です。例えば、試合前にウォーミングアップでラリーをしている時はうまくいっていたのに、いざ試合が始まると急に回転がかけられなくなったり、ラケット面の角度が分からなくなるのです。

また、昨日は普通に壁打ち練習でうまくいっていたのに、翌日になるとなぜかフォアハンドの打ち方が崩れて、修正も出来なくなっているのです。

しかし、こんなことを頻発させていると、全くテニスの練習に集中できませんし、試合でも力を発揮出来ません。

そこでこのページでは、急にフォアハンドのフォームが崩れる原因と、僕が行っている解決策を紹介していきたいと思います。

急にフォアハンドのフォームが崩れる・分からなくなる原因

急にフォアハンドのフォームが崩れてしまう原因は、2つあると思っています。

試合が始まると、普段の練習では感じない緊張・プレッシャーを感じるようになり、体の動きが硬くなっていつものフォームが出来なくなるのです。

自分では緊張していないつもりでも、プロネーションが疎かになってボールに回転がかけられなくなったり、タイミングが掴めなくなってうまくボールを捉えることが出来なくなることはよくあります。

一度こうなると、何が原因でこうなっているのかを自分で気付けなければ修正不可能です。

「昨日はよく打てていたな！」

「今日は調子がいいからミスなんてしない！」

このように考えて油断し、今の自分は何をしてもうまくいくはずだと慢心していると、疲労などでどこか歯車がかみ合わなくなると、打てなくなり、うまく打てない自分に疑心暗鬼になって訳が分からなくなります。

スランプです。

“うまくいくはずだ”という慢心と“なぜかうまくいかない”現実とのギャップが広すぎて、混乱し、ダメダメ状態になります。解決策も分からないので、そのあとちょっと打てるようになっても完全に回復することはありません。モヤモヤが続きます。

僕が一時的なスランプに陥らなくなったのは、DVD『ゲイブ・ハラミロのMAKING CHAMPIONS』でフォームの勉強を行い、ストロークを打つたびに各身体の動きを確認し、その都度修正するようになったからです。

例えば、アウトしてしまったら「今はプロネーションが行われていなかったからだ！」と考えますし、ネットしてしまったら「あ！今ひざを曲げていなかった…」と瞬時に気付きます。このように、一通り正しい身体の動きを頭で理解しているから、その場ですぐ修正することが出来るのです。

フォアハンドの打ち方が崩れたり分からなくなる原因は、正しいフォアハンドの打ち方を知らないから。フォアハンドと言っても、ストロークは足・膝・体幹・肩・腕・手首・その後のフォロースルーのすべてが重要で、そのうちのどれが疎かになってもうまくいかなくなります。

もしスランプに陥るのが嫌なら、まず正しいフォームの知識を身に付け、慢心することなく常に各身体の動きを意識しながらショットを打つこと！これに尽きます！

テニスを上達させるためには、ただただボールを打つ練習以外に、勉強する必要があると思っています。これは、実際にDVDを購入して感じたことです。

ボレーが全然できなかった僕でも今ではダブルスの試合で積極的にポーチに出れるほどになりましたから、DVDで勉強するのは有意義です。