僕はこれまでに様々な方法でテニスを練習してきました。
例えば、部活、大学のテニスサークル、社会人テニスサークル、テニススクール、壁打ち(個人練習)、本、DVDなど。
そして、この中で初心者におすすめな練習方法と言えば、“テニスDVDを見ること”です。というより、中級レベルの人でもDVDは非常におすすめです。
なぜなら、DVDによっては内容がテニススクールに通うよりも濃く、短時間で正しい体の使い方・知識を身に付けることが出来るからです。そして、何度も繰り返し見れるので、費用対効果は絶大。
ということで、このページでは全くのテニス初心者と、テニスを始めて1~3年以内の人にオススメ出来るテニスDVDを紹介していきたいと思います。実際に見て僕が評価しているので、きっと参考になると思いますよ!
全くのテニス初心者におすすめなDVD
まず、まだテニスを始めたての人や、これからテニスを始めようと思っている人が見るべきDVDを紹介します。
それが、『神谷流テニス最速上達法』です。
なぜこれがおすすめかというと、初心者はまず、テニス独特の動きを全く知らないからです。
テニスというスポーツは、ただ力任せに腕を振ってボールを打つわけではありません。下半身と上半身の連動を使って、体全体でボールに力を加えていくスポーツです。
これが分かっていればあまり力のない女性でも、比較的簡単にボールは飛んでいきます。腕だけではうまくボールに力が加わらなくても、体全体を使う方法(膝の屈伸運動や体幹など、大きな筋肉を使って打つ方法)ならば力強いショットが可能なのです。
だからこそ、初心者でまだ変なクセが付いていない状態のうちに、『神谷流テニス最速上達法』で、動きの基礎をガッチリと固めてほしいです。
このDVDの良いところは、自然と、テニスに絶対必要となる動きが身に付くところです。例えば、常に足を動かすこととか、体重移動を使うこととか、膝を曲げるとことか、体幹を使うとこ!
テニスが上達しない初心者の人って、全然膝を曲げず、腕だけ振ってボールを打っているので、全く安定していないんですよね、回転もかからないし。あとは、ボールの軌道に合わせて足を動かさないので、毎回打点が変わって、見るに堪えません。
こういった基本的なところが疎かだと、上達スピードは著しく落ちます。実際、初心者からテニスを4年間やっている人でもラリーすら続きません。(続いて3往復くらい…)
基盤がしっかりしない人は、いつまでも次のステージに上がることは出来ませんよ。コースを狙ったり、ボレー戦略につなげたり、そういったことが出来ないとテニスは面白くなりませんから。
ちなみに、このDVDは初心者用なのに、ストローク、ボレー、スマッシュ、スライスなど、なんと一通りのショットが優しく学べます。もし、もっと詳しく僕がこれを見た感想を知りたいのであれば、『テニスDVD「神谷流テニス最速上達法」を見た感想|評価・評判・口コミ・レビュー』のページを読んでみてください。DVDの内容がかなり詳しく把握できます。
公式サイト神谷流テニス最速上達法
テニスを始めて数年、伸び悩んでいる人におすすめなDVD
テニスを続けていると、実力が伸び悩むことってありますよね。僕も何度もあります。でもこれってなんでだと思います?
答えは、現在のあなたのテニスのやり方・知識・考え方の限界が来ているからです。
僕は過去に、伸び悩みを打破した経験を何度かしてきました。1つは、超トップスピン攻撃型の友人の試合を見た時。それまでの僕の試合に対する考え方は、とにかくミスを減らして安定して打ち返すことでした。しかし、この友人の試合を見たことで、多少のリスクを負いながらも攻撃的に打ち込むことで、試合の流れを引き寄せる方法もあるのだと知ることが出来ました。
もう1つは、ダブルス用のDVDを見たこと。それまでの僕は、ダブルスの試合中も消極的でボレーに苦手意識があり、前衛のポジションにいた時はポーチも出ず、全く機能していませんでした。しかし、DVDを見たことでダブルスの攻撃パターンを知り、どのような戦略で戦っていけばいいのかも分かりました。さらに、ボレーの方法も頭で理解。それからというもの、壁打ちの個人練習でファーストボレーの練習や、詰める練習を集中的に行い、試合では躊躇なく前でボレーを出来るようになりました。成果として、知人からは「ダブルスでそんなに前に出る人だっけ?」と言われるほど。僕の中の成果としては、たとえストロークの速い人でも、「ボレーはラケットの面を素早く作って合わせれば大抵は返せるもんなんだ」と思えるようになりました。ボレー&ストロークの練習でも、ボレーの苦手意識がなくなり、自分でも上達が分かるほどでした。
と、前置きが長くなりすぎましたが、テニス歴1~3年におすすめなDVDと言えば、『石井弘樹のSIMPLE TENNIS SERIES vol.1 フォアハンドストローク編』です。
石井さんの説明がとても上手なのと、スピン・フラット・スライスのフォアストロークが基礎から一通り学ぶことが出来て良いです。何が良いって、体の使い方・足の運び方がしっかり学べるんです。
テニスの練習を何時間かしていて、疲れてくると、ボールがネットにかかりやすくなったり、アウトが多くなってくることってありませんか?それって、疲労によって体が全然使えなくなってくるからです。
この時に、「今は膝を全然曲げてなかったな!」「足が動けてなくていつもの打点で打ててなかったな!」「体幹が使えていなくて腕の振りだけて打っていたな!」「プロネーションが疎かで回転がかかってなかったな!」と気付くことが出来ればいいのですが、頭で動きを把握できていないと、プレーがダメになってきた時に修正することが困難です。感覚だけでテニスをしているほどこの状態に陥りやすくなります。
僕の場合、普段の練習・プレーから自分の各身体の動きを意識してボールを打っているので、ダメなプレーがずっと続くことは大幅に減りました。
これから一段階レベルアップしたい人は、テニスの知識を、DVDを見て増やしていきましょう。石井さんのDVDの詳細は『テニスDVD「石井弘樹のSIMPLE TENNIS SERIES vol.1 フォアハンドストローク編」を見た感想|評価・評判・口コミ・レビュー』を見てください。
公式サイト石井弘樹のSIMPLE TENNIS SERIES vol.1 フォアハンドストローク編
まとめ
上記では2つのDVDを紹介しましたが、「ストロークよりもボレーを上達させたい!」「サーブを上達させたい!」「ダブルスの試合を勉強したい!」といった悩みを持っている人もいると思います。
そうした場合は、是非『実際に見て評価!僕がおすすめするテニスDVD教材はコレだ!』のページから、今の自分にあったテニスDVDを探してみてください。DVDは値段が高いように感じることもあるかもしれませんが、モノによっては相当の価値があると実感しています。