今回、「ダブルスの試合を有利に運ぶための展開術」を見てみました。
すると、タイトル通り、ダブルスの展開だけを詳しく解説した質の高いDVDでした。
このページでは、このDVDを見た感想や、どんな人におすすめ出来るかを紹介していきたいと思います。
「ダブルスの試合を有利に運ぶための展開術」が自宅に届いた
日曜日に注文すると、2日後の火曜日には自宅に届けられました。
梱包はしっかりとしていて、問題ありませんでした。
中身について
DVDは全部で5枚です。
DISC.1、DISC.2のそれぞれの収録時間は70分、76分です。
DISC.3、DISC.4のそれぞれの収録時間は70分、57分です。
特典DISCの収録時間は41分です。
「ダブルスの試合を有利に運ぶための展開術」を見た感想
このDVDを見た感想は、「とても多くのダブルス展開がかなり詳しく解説されていて、教え方も簡潔で聞きやすい!実践的なのに真似できるものだから、ダブルスの様々な戦術が身に付くと思った!今すぐにでも試してみたい!」でした。
ここまで絶賛するに至ったのも、DVD『テニス・ダブルス上達革命』『試合に強くなるテニス ~簡単に勝てるダブルス~』を見た後だったからかもしれません。これらはダブルスの内容に入る前に、基本的なショットの解説から始まります。
それに対して、今回見た「ダブルスの試合を有利に運ぶための展開術」は、最初から全力でダブルスの戦略・戦術の解説を行っています。それも、よくある展開や、僕がダブルスで困る場面のパターンもあり、非常に勉強になりました。
特に良かった点は、構成が「ちょっとした解説→実践→リピート再生」ではなく、「展開の説明→実践→リピート再生→この後の展開の説明・注意点の解説・コツ」であったところ。戦術とその後の攻め方まで、加藤さんは抜かりなく説明してくれているので、初心者でも理解しやすいと感じました。
また、戦術は力で押し切るようなものはなく、老若男女問わず実践できるものでした。
DISCも、オフェンス、ディフェンスと明確にパートが分かれていて、目的意識を持ちながら見ることが出来たので、とても見やすかったです。
これからダブルスで実力を付けたいと思っている人は、このDVDに収録されている内容を徹底的に学ぶべきです。そうすることで、有利なコース選択や、相手にプレッシャーをかける方法が分かり、上級者への道が開けるんじゃないかと強く思いました。
【ダブルスの試合を有利に運ぶための展開術】
- 価格:17,800円(税込)
- 送料:無料
- 特典1:特典DVD1枚プレゼント
- 特典2:90日間返金保証
- 加藤コーチは現在、株式会社KIONの代表としてテニスコーチ・スポーツトレーナーの養成に力を注いています(株式会社KIONのHP)。レッスンを受けた場合6万円/月ほどかかるため、DVDがお得です。
公式サイトダブルスの試合を有利に運ぶための展開術
「ダブルスの試合を有利に運ぶための展開術」の内容
DVDの大まかな内容は、以下のようになっています。
【DISC.1 オフェンス展開vo1】
- はじめに
- ストロークからのオフェンス展開
- ストロークからのオフェンス展開 パターン1
- ストロークからのオフェンス展開 パターン2
- ストロークからのオフェンス展開 パターン3
- グランドストロークvsグランドストロークのまとめ
- アプローチからのオフェンス展開
- アプローチからのオフェンス展開 パターン1
- アプローチからのオフェンス展開 パターン2
- アプローチからのオフェンス展開 パターン3
- サービスからのオフェンス展開 デュースサイドパターン1
- サービスからのオフェンス展開 デュースサイドパターン2
- サービスからのオフェンス展開 デュースサイドパターン3
- サービスからのオフェンス展開 アドサイドパターン1
- サービスからのオフェンス展開 アドサイドパターン2
- まとめ
【DISC.2 オフェンス展開vo2】
- レシーブからのオフェンス展開 デュースサイドパターン1
- レシーブからのオフェンス展開 デュースサイドパターン2
- レシーブからのオフェンス展開 デュースサイドパターン3
- レシーブからのオフェンス展開 アドサイドパターン1
- レシーブからのオフェンス展開 アドサイドパターン2
- レシーブからのオフェンス展開 アドサイドパターン3
- リターンのまとめ
- 前衛のオフェンス展開 パターン1
- 前衛のオフェンス展開 パターン2
- 前衛のオフェンス展開 ポーチに出るタイミングの取り方パターン1
- 前衛のオフェンス展開 ポーチに出るタイミングの取り方パターン2
- ボレーボレーでのオフェンス展開 パターン1,2
- ボレーボレーでのオフェンス展開 パターン3
- スマッシュのオフェンス展開
- ショートクロスとロブのオフェンス展開
- まとめ
【DISC.3 ディフェンス展開vo3】
- はじめに
- ストロークからのディフェンス展開 パターン1
- ストロークからのディフェンス展開 パターン2
- ストロークからのディフェンス展開 パターン3
- アプローチからの攻撃に対してのディフェンス展開 パターン1
- アプローチからの攻撃に対してのディフェンス展開 パターン2
- アプローチからの攻撃に対してのディフェンス展開 パターン3
- 打ち合いからのディフェンスのまとめ
- ナイスサービスに対してのディフェンス展開 デュースサイドパターン1
- ナイスサービスに対してのディフェンス展開 デュースサイドパターン2
- ナイスサービスに対してのディフェンス展開 アドサイドパターン1
- ナイスサービスに対してのディフェンス展開 アドサイドパターン2
- ナイスサービスに対してのディフェンスまとめ
- まとめ
【DISC.4 ディフェンス展開vo4】
- はじめに
- ナイスレシーブに対してのディフェンス展開 デュースサイドパターン1
- ナイスレシーブに対してのディフェンス展開 デュースサイドパターン2
- ナイスレシーブに対してのディフェンス展開 デュースサイドパターン3
- ナイスレシーブに対してのディフェンス展開 アドサイドパターン1
- ナイスレシーブに対してのディフェンス展開 アドサイドパターン2
- ナイスレシーブに対してのディフェンス展開 アドサイドパターン3
- ナイスレシーブからの展開のまとめ
- ボレーボレーでのディフェンス展開 パターン1
- ボレーボレーでのディフェンス展開 パターン2
- ボレーボレーでのディフェンス展開 パターン3
- まとめ
- 総まとめ
【特典DISC ポイント取得イメージ映像】
- DVD1~4のリピート映像
- NG映像
DISC.1 オフェンス展開vo1
はじめに
加藤季温(かとう としはる)さんが、挨拶がてらDVDの概要について話してくれます。
ストロークからのオフェンス展開
雁行陣vs雁行陣で、後衛のストローク対決となった時に、どんな展開が考えられるのか、3つのパターンを紹介してくれています。
こういった、具体的な戦い方の説明は非常に勉強になります。2手3手と先の展開を読んで戦う方法が身に付きます。
また、「テニスが上手な人はこのように考えているんだ!」と知ることが出来、こうした知識を増やすことでオリジナルの戦法も思い付きやすくなるでしょう。
ストロークからのオフェンス展開 パターン1
1つ目の展開パターンを実践で紹介しています。
今までなんとなくでダブルスをしてきた僕にとっては、最初から刺激的な内容でした。
このパターンは、ミックスダブルスや、前衛がボレーに消極的な場合に、とても役に立ちます。
オフェンス(攻撃)だからといって、決して無理に強いショットを打っているわけではないので、どんな人でも実践可能だと思いました。
また、実践後にコツ・注意点も教えてくれるので、明確な意識を持って練習に臨めるようになっています。分かりやすい!
ストロークからのオフェンス展開 パターン2
2つ目のパターンの実践です。
ラリーをするにしても、どこにどの長さのボールを配球して相手に打たせているのか、加藤さんのプレーは必見。チャンスボールを上げさせようとしているのが分かります。
このパターンは1度相手に打たせてチャンスボールを上げさせ、次で相手の裏をかいて決める戦術です。
知っておいて損はありません。
ストロークからのオフェンス展開 パターン3
これも流れを変える上で非常に大切な戦術です。
同じ展開ばかりだと相手は慣れてしまって、逆に攻め込まれやすくなりますし。
このパターンのように、「相手にこんな球を打たせて、次にあの展開に持っていきたい」と常に頭の中で考えながら戦えると強いです。
グランドストロークvsグランドストロークのまとめ
ストローク対決のまとめや、相手からショートクロスが来た時のポジショニングの注意点などを教えてくれます。
まとめでも実践的な話をしてくれますから、とても好感が持てます。
アプローチからのオフェンス展開
アプローチショットから攻めていく展開を3パターン紹介しています。
「短いボールが来たらとりあえずアプローチで前に詰めよう」と考えて、アプローチショットを打っている人は多いのではないでしょうか?実は僕もそうでした。
しかし、ここでの加藤さんの説明を聞いただけで、どんなアプローチショットが有効なのかが理解できました。
ショット1つをとっても、深く打つのか、低い弾道を意識して打つのかで、いくつものパターンのバリエーションが作れます。
加藤さんのアドバイスは実践的で、かつ、誰でも出来るようなものですから、ためになります。
アプローチからのオフェンス展開 パターン1
アプローチを打ってアングルボレーで決めるパターンです。
加藤さんの良いところは、「もしここにボールが来た場合はアングルボレーではなく、あそこに打ちましょう」「ネットから離れたところで打たされた場合は〇〇なショットを打って次につなげましょう」などと、想定される他の展開についても言及している点です。
テニスは自分が思った通りの展開になることはそう多くないですから、想定外の対処法まで解説してくれる加藤さんは抜かりないです。
アプローチからのオフェンス展開 パターン2
パターン1とは全く違った戦術です。
相手が取りにくい〇〇ショットを打ち、さらに、その相手の姿勢からはボールが浮きやすく、かつ、ロブを打たれる確率もグッと下がるので、叩けるというもの。
加藤さんが「これはすごく使えると思います」と言った通り、僕もこの戦術はかなり使えると感じました。
アプローチからのオフェンス展開 パターン3
これは奇襲的なパターンです。
相手を焦らせ、チャンスボールを上げさせるのに有効な、少し難易度の高いショットからの展開です。
また、うまく打てた時の次の展開の意識、ボールが甘くなってしまった時の次の展開の意識をどちらも教えてくれているので、初心者が見ても理解できて迷うことがありません。
さらに、相手の動き方による場合別のポジショニングも解説しており、濃い内容がてんこ盛りです。
サービスからのオフェンス展開 デュースサイドパターン1
非常に基本的なサーブ&ボレーの展開を披露してくれています。
どこをケアしながら前に出ていくのか、何に気を付けなければいけないのか、を教えてくれます。
また、フォームがキレイで安定したハーフボレーも勉強できます。あそこまで膝を曲げているからボールがブレないんだなと思いました。
サービスからのオフェンス展開 デュースサイドパターン2
このパターンは、味方との連携が必要な戦い方です。事前に打ち合わせておけば誰がどの範囲を守ればいいかが明確になり、攻撃に集中することが出来ます。
これこそ“ダブルスの戦い方”って感じです。
サービスからのオフェンス展開 デュースサイドパターン3
パターン3は、サーブ&ボレーではなく、サーブ&ステイの戦い方です。
が、後衛の人はただ単調にラリーをするのではなくて、様々な球種のボールを組み合わせて、味方の前衛の人がポーチに出やすいボールを敵に打たせています。
こうして見ると、ダブルスは自分ばかりでプレーするのではなくて、どうやったら味方が決めやすいかを考えながらプレーする必要があるのだなと思いました。
“チームプレー”を実感させられました。
サービスからのオフェンス展開 アドサイドパターン1
アドサイドからの展開パターン3つの説明と、その中の1つを実践で見せてくれます。
実践では加藤さんがサーブを打ち、次にレベルの高いリターンが返ってきますが、しっかりとケアすべきポイントが分かっているので完璧に返球しています。
良いお手本です。
サービスからのオフェンス展開 アドサイドパターン2
これはとても使えるパターンです。
なぜなら瞬発力がない人でも、ファーストボレーが苦手な人でも、前に詰めることができるからです。
これはダブルスをする上で絶対に身に付けたい基本的戦術です。
まとめ
最後のまとめも良かったです。
DISC.2 オフェンス展開vo2
レシーブからのオフェンス展開 デュースサイドパターン1
レシーブから積極的に攻めていくためのパターンです。あらかじめ味方と話し合って、連携で攻めていくやり方。
ストレートアタックをする人はたくさんいますが、その際に注意するべき点を知らない人が多いと思うので、この展開は頭に入れておく必要があると思いました。
レシーブからのオフェンス展開 デュースサイドパターン2
リターンダッシュの展開ですが、幾度となく予測を繰り返し、素早く攻撃ポジションにスタンバイする方法が学べます。
予測とポジション取りの説明がとても丁寧で分かりやすく、ダブルスではこの2つの能力が特に大事なのでは?と気付かされました。
僕はいちいちボールが打たれるのを待ってから動き始めることが多かったのですが、ダブルスは前衛がいるので打たれるコースはだいたい予想が可能。したがって、シングルスとは異なった戦い方が求められるんですね。
かなり勉強になりました。
レシーブからのオフェンス展開 デュースサイドパターン3
ワイドにサーブを打たれたところからのオフェンスになります。
ここで注目してほしいと思った点は、加藤さんがリターンをする時に、サーブの軌道上に素早く足を移動させ、タメを作り、体重を生かして安定&力強いショットをストレートに返球するところです。
この身体の使い方こそ、楽に安定したリターンを打つコツです。
加藤さんの説明以外にも各身体の使い方をよく見ておくと、参考になる部分がたくさん見つかります。
レシーブからのオフェンス展開 アドサイドパターン1
相手にプレッシャーをかけることが出来るパターンを学べます。
テニスはメンタルの戦いでもあり、攻撃的な姿勢を見せることで相手も怖気づくでしょうから、試合の最初にこのパターンを見せておくもの良さそうです。
レシーブからのオフェンス展開 アドサイドパターン2
リターンダッシュのパターンを教えてくれます。
ただ見せるだけではなくて、実践の後にちゃんと解説をしているので、ものすごく分かりやすいです。
また、このパターンから、ダブルスは早いタイミングで返球して、相手の時間を奪うことが基本なんだろうなと感じました。
レシーブからのオフェンス展開 アドサイドパターン3
相手が速いサーブでも、リターンから攻撃に転じる方法が学べます。
これはちょっと難易度が高いなと思いましたが、このパターンを何度も繰り返すことで相手にもプレッシャーがかかり、フォルトを誘発させることが出来るかもしれません。
リターンのまとめ
リターンの心構えや、注意点などをまとめてくれています。
前衛のオフェンス展開 パターン1
リターンゲームの時の、相手にプレッシャーをかけられる前衛の動きが学べます。
ダブルスで前衛が苦手な人は多いと思いますが、動き1つでだいぶ相手にかけられるプレッシャーが大きくなることが分かりました。
これは簡単なのでさっそく取り入れたいです。
前衛のオフェンス展開 パターン2
サービスゲームで、ワイドにサーブを打った時の前衛の動きです。
解説の中の「積極的なポジション」という言葉が響きました。守りを考えすぎてしまうと、相手にプレッシャーもかからず、攻撃も出来ないので、攻撃に転じれる確率が高いほうを考えて、積極的に攻めていけるポジションを意識すると良いことが分かりました。
前衛のオフェンス展開 ポーチに出るタイミングの取り方パターン1
前衛にチャンス(ポーチに出やすくする場面)を作ってあげるための、後衛の戦略が学べます。
これはストロークvsストロークのpartにもあった戦術でした。
前衛のオフェンス展開 ポーチに出るタイミングの取り方パターン2
パターン1とは違ったチャンスの作り方です。パターン1とパターン2は相性が良く、この2つを組み合わせることでかなり相手を揺さぶることが出来ると思いました。
ボレーボレーでのオフェンス展開 パターン1,2
ボレーボレーになった時の戦い方が明確に分かりました。
これは、仲間と打ち合わせをすることで、かなり有利な展開に持っていけます。
これまで、ただなんとなくオープンコートばかりを狙ってコースを決めていた人は、これを見て意識を変えるべきです。
また、パターン2はパターン1の進化形です。ちょっとした動き方の違いでポイントを決めやすくしています。アドバイスも的確。
ボレーボレーでのオフェンス展開 パターン3
ボレーボレーでの新たな戦い方を知ることが出来ました。
ボレーがうまい相手でも、ちょっとテンポを変えるだけで相手の体勢を崩すことが出来るようです。
頭脳プレーです。
スマッシュのオフェンス展開
浮いたボールが来た時に、無理なくスマッシュで決めていく展開を教えてくれます。
無理をしないことが重要で、どんな時につなげて、どんな時に積極的に決めていくべきなのかが理解できました。
実践でもメリハリのある戦いが見れて、しっかりイメージとして頭に刻み込むことが出来ました。
ショートクロスとロブのオフェンス展開
同じフォームでショートクロスとロブを打ち分ける方法を紹介しています。
これが出来るようになると、相手の逆を突けるようになり、敵を翻弄することが可能です。
ショットのスピードに頼るのではなく、頭脳プレーと様々な展開を駆使することで、有利に試合を進めることが出来るのだなと分かりました。
まとめ
リスクの高いハードヒットに頼るのではなく、攻撃パターンをいくつも身に付けて、相手に「この選手は引き出しが多いな…」と感じさせるプレーをすることが重要だと説明しています。
また、無理をしないこと、無駄を少なくすることの大切さを説いています。
僕も気を付けます!
DISC.3 ディフェンス展開vo3
はじめに
加藤さんがディフェンスの概念の話をしています。
ストロークからのディフェンス展開 パターン1
相手が鋭くて深いストロークを連続して入れてくる場合の対処法について学べます。
ちなみにこれは、敵がDISC.1のオフェンス展開を仕掛けてくるパターンです。
このように、相手のストロークが強いとなかなか攻撃に転じることが出来ないように思いがちですが、なんとも単純な方法でオフェンスへと切り替えています。
やはりダブルスの鍵は早いタイミングでの返球なのかもしれません。
ストロークからのディフェンス展開 パターン2
相手が並行陣で積極的に攻めてきた時の、後衛の戦術が学べます。
やはりこのDVDの良いところは、誰がどのような動きをしてくる可能性が高いのかまで詳しく解説してくれる点です。初心者でも非常に分かりやすいです。
相手が強い時は並行陣で攻めてくることが多いでしょうから、このディフェンス展開は知っておくべきでしょう。
加藤さんの説明を聞いていると、テニスにはもちろん素早い判断力も必要ですが、囲碁・将棋のように、先を読む力も大切なんだなと考えさせられます。
ストロークからのディフェンス展開 パターン3
これまた相手が並行陣で攻めてきた時の後衛のディフェンス展開ですが、どこに打ったら不利になるか、狙い目はどこかを分かりやすい説明とともに教えてくれています。
これでもう相手がガンガン攻めてきた時でもコースを迷うことなく戦えそうです。
アプローチからの攻撃に対してのディフェンス展開 パターン1
相手が積極的にアプローチをしてきた時に、敵の勢いを抑えるショットを教えてくれます。
説明を聞いている時は「これは本当に使える戦術なのかな?」と疑問だったのですが、悪い例と良い例を見せてくれているので、納得することが出来ました。
状況によっては緩い球のほうが効果的なんだと知ることが出来て、勉強になりました。
アプローチからの攻撃に対してのディフェンス展開 パターン2
後衛の相手が回転のかかった角度付きスライスでアプローチをしてきて並行陣で攻め込んできた時の、ディフェンスのやり方を解説してくれます。
やはり説明を聞いている時は、「有利な展開に持っていくなんて難しいでしょ?」「無理じゃない?」と思ったのですが、悪い例と良い例を実践してくれて、効果があることが分かりました。
そして、実践後のめちゃくちゃ詳しい説明がものすごくためになりました!なぜこの一手が相手にとってやりにくいものになるのか、理解が深まります。
また、その後にどのような展開が待っていて、どう攻めていけばいいのかまで解説しています。ここまでダブルスの戦い方に言及しているDVDがあるとは驚き!
アプローチからの攻撃に対してのディフェンス展開 パターン3
相手が並行陣で攻めてきた時に、ロブで攻撃を回避すると同時に、あわよくばポイントを狙いに行く方法を紹介してくれます。
これを見ると、やみくもにロブを打てばいいわけではないということが分かります。ロブは時折、相手にとってスマッシュを打つチャンスになってしまいますから。
ロブはタイミングが大事なんだなと強く感じました。
また、ロブを打つ時の状況やコース選びについても、加藤さんが経験者としての知識を総動員して解説してくれていて、またまた勉強になりました。
打ち合いからのディフェンスのまとめ
ここまでのディフェンスのまとめが映像とともにあります。
ナイスサービスに対してのディフェンス展開 デュースサイドパターン1
相手の強烈なサーブがセンターに来て、なんとかスライスでキャッチするパターンの説明です。
バックハンド側でレシーブするのは嫌な人が多いと思いますが、そういった嫌な場面からどのようにしてオフェンスに転じていけばいいのかが分かりました。
相手との距離、ポジショニングなどに気を付ければ、強打なんか打たなくてもチャンスを引き寄せられるんですね。
ナイスサービスに対してのディフェンス展開 デュースサイドパターン2
ワイドに切れていくサーブを打たれた場合の、ディフェンスの方法を教えてくれます。
悪い例と良い例を2つ見せてくれていますが、僕は悪い例のプレーをしていることが多いので、「ダメなんだな」と改めて思い知らされました。
また、このディフェンスは少しレベルが高いものですが、ラケットの面の作り方や注意点の説明もありますから、練習に役立ちます。
ナイスサービスに対してのディフェンス展開 アドサイドパターン1
センターに逃げていくスライスサーブを打たれた時の対処法を学べます。
ピンチな場面でも、すぐにロブで逃げるのではなくて、相手が嫌がるところにうまくコントロール出来れば形勢逆転は可能だということが分かりました。
足の運びや、スイングはコンパクトでいいことも同時に教えてくれていますから、初心者でもやりやすいでしょう。
それにしても、“この後に敵のどこにオープンスペースが出来るのか”、“仲間の前衛はどのように動いていけば相手にプレッシャーをかけることが出来るのか”まで詳細に解説していて、本当に勉強になりますよ!
ナイスサービスに対してのディフェンス展開 アドサイドパターン2
ワイドに強烈なサーブが来た時に、なんとかスライスでラケットが届いた場合の返球の仕方が分かります。
また、レシーブ後の4人の動きの解説もあり、展開のイメージがしやすいです。
ここまで様々なパターンを見てきましたが、だんだんどこを狙って打っていけばいいのか、相手にどんなショットを打たせれば攻撃に転じていけるのかが分かってきました。
ナイスサービスに対してのディフェンスまとめ
これまでのイメージ映像が流れながら、説明が入ります。
こうして見ていると、苦しい時こそ力づくで打開するのではなくて、コントロール重視の頭脳プレーが大事なんだと理解できます。
まとめ
これまた、めっちゃ大事なことを説明しています。まとめでさえ、しっかり聞くべき!
「強気のディフェンス」
この言葉が心に響きました。
DISC.4 ディフェンス展開vo4
はじめに
このDVDの概要について話しています。
ナイスレシーブに対してのディフェンス展開 デュースサイドパターン1
ファーストボレーをしようと思っていたのに相手がナイスレシーブでボールを足元に沈めてきた時の対処法です。
これはどちらかというとスタンダードなパターンです。
ナイスレシーブに対してのディフェンス展開 デュースサイドパターン2
このパターンは実践でよく使う人を見ます。この展開から、次にオフェンスに繋がる戦術に移行していきたいです。
ナイスレシーブに対してのディフェンス展開 デュースサイドパターン3
甘く入ったセカンドサーブをフォアで叩かれた時の対処について学べます。
ポジショニングが良いので、守備が広範囲に及んでいます。詰めすぎてもいけませんし、下がり過ぎていてもボールに手が届きませんから、このポジションは是非知っておきたいです。
あと、素早いラケットセットからのコンパクトなスイングにも注目しましょう。
ナイスレシーブに対してのディフェンス展開 アドサイドパターン1
セカンドサーブをセンターに叩かれた時の後衛の対処法を説明してくれています。
展開としては、デュースサイドパターン3とほぼ同じです。
ナイスレシーブに対してのディフェンス展開 アドサイドパターン2
相手のストロークが強く、後衛のバックサイド側に攻め込んできた時の対応です。
一見難しい切り返しのように感じましたが、どのようにラケットを扱えば打ちやすくなるかを説明してくれていたので、非常に分かりやすかったです。
ナイスレシーブに対してのディフェンス展開 アドサイドパターン3
サーブ&ボレーをしたのに、相手がレシーブでストレートロブを打ってきた時の対処法が学べます。
この対処法を見た時は「なるほど!」と納得しました。僕なら思いっきりショットを打っているところですが、この方法なら相手に無理に打たせた後、次の攻撃に転じやすくなります。
ナイスレシーブからの展開のまとめ
映像を見ながらポイント説明があります。
ボレーボレーでのディフェンス展開 パターン1
ボレーボレーの展開で、相手が詰めてきて低い弾道のボールを打ってきた時のディフェンスが学べます。
見本が上手すぎて、どんなイメージで打てばいいのか、はっきりと脳裏に焼き付きました。
ボレーボレーでのディフェンス展開 パターン2
緩いボレーで相手を崩すやり方です。
不意を突くショットなので、とても有効だと思いました。
バリエーションのある戦い方をすれば、相手もプレーに迷いが出てきますから、試合を有利に進められると感じました。
ボレーボレーでのディフェンス展開 パターン3
これはディフェンスと言いつつ、オフェンスパターンにもあった形です。
相手が強いときに、ディフェンスにもオフェンスにもなる戦術です。
まとめ
加藤さんがDVD4のまとめの話をしています。
浅い話ではなく、具体的で濃い話をしています。
総まとめ
ディフェンスの総まとめの話をしています。ポイントをまとめているので、これもしっかり聞いておきましょう。
特典DISC ポイント取得イメージ映像
DVD1~4のリピート映像
DVD1~4までのReplay映像がそのまま入っているだけなので、なくても良かったかなと思いました。
NG映像
最後の2分ほどは、このDVDを作るにあたって発生したNG映像がいくつか収録されていました。
昔のジャッキー・チェンの映画のエンディングにあるようなNGシーンです。和気あいあいとした雰囲気で作られたことが分かり、ほっこりしました。
まとめ
このDVDを見れば、ダブルスの戦い方を一通り勉強することが出来ます。それも、分かりやすい解説&映像とともに。
加藤さんの解説はいつも理由とセットなので、初心者でも誰でも納得することが出来ます。また、説明がうまいので、DVDを見ていてストレスを感じることはありませんでした。
これだけ充実した内容で2万円以下なら、とても購入する価値があると感じました。
このDVDをおすすめ出来る人は、実力が中上級者レベル以下でダブルスをもっと上達させたい人全般です。初心者でも理解できるのでかなり勉強になりますし、力に頼らない頭脳プレーですからダブルスをよくするシニア世代の人でも参考になる部分は多いでしょう。
【ダブルスの試合を有利に運ぶための展開術】
- 価格:17,800円(税込)
- 送料:無料
- 特典1:特典DVD1枚プレゼント
- 特典2:90日間返金保証
- 加藤コーチは現在、株式会社KIONの代表としてテニスコーチ・スポーツトレーナーの養成に力を注いています(株式会社KIONのHP)。レッスンを受けた場合6万円/月ほどかかるため、DVDがお得です。
公式サイトダブルスの試合を有利に運ぶための展開術