テニスDVD「ダブルスを勝ち続けるための絶対戦術」を見た感想｜評価・評判・口コミ・レビュー

今回、「ダブルスを勝ち続けるための絶対戦術」を見てみました。

ダブルスで使える基本的プレーが一通り学べたなと思いました。

このページでは、このDVDを見た感想と、どんな人におすすめ出来るかを紹介していきたいと思います。

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それな…

wanilog.okinawa

2018.11.15

「ダブルスを勝ち続けるための絶対戦術」が自宅に届いた

日曜日に注文すると、2日後の火曜日には自宅に到着しました。

梱包は丁寧でした。

中身について

DVDは3枚で、その他に特典DVDが1枚付いてきました。

Disc.1「鉄壁のクロスラリー」の収録時間は68分です。

Disc.2「攻撃のポーチ」の収録時間は76分です。

Disc.3「強気のサービス＆レシーブ編」の収録時間は64分です。

特典DVDの収録時間は23分です。

「ダブルスを勝ち続けるための絶対戦術」を見た感想

このDVDを見た感想は、「ダブルスに特化した基本プレー・考え方が一通り学べた！」でした。

加藤さんのDVDには、このほかに『ダブルスの試合を有利に運ぶための展開術』がありますが、これは本当にダブルスの展開パターンをいくつも紹介してくれて、戦い方がたくさん学べます。

しかし、ダブルス特有の動きやショットを基礎から詳しく学びたいのであれば、この「ダブルスを勝ち続けるための絶対戦術」のほうが向いています。

例えば、ポーチ1つをとっても、スプリットステップの方法から、相手のどんなショット・コースを想定して動いていけばいいのか、相手のどの動作のタイミングで前に出ていけばいいのかなど、本当に事細かに勉強できました。

内容は、タイトル通りで良いものでした。特典DVDも充実した内容で、お得感がありました。

公式サイト⇒ ダブルスを勝ち続けるための絶対戦術

「ダブルスを勝ち続けるための絶対戦術」の内容

DVDの大まかな内容は、以下のようになっています。

Disc.1 鉄壁のクロスラリー

理論編

簡単な挨拶です。

強気のダブルスの伝授

ダブルスの基本事項の確認を行っています。

グランドストロークの3つのポジション

ストロークをする上で意識しなければならない3つのポジションについて学べます。

ポジションごとにどんな努力が出来るのかを説明してくれていますから、これを聞けば戦い方がはっきり分かるようになります。

基本戦術 クロスラリー

後衛同士のクロスラリーの展開になった時に、どんな戦術が考えられるのかを紹介してくれます。

どんなボールが来たらどんなボールを返せばいいのかが、具体的に分かります。デモンストレーションも上手でお手本になりました。

ポーチを避ける深いクロス

攻められてポジションを下げられたときに、相手のポーチを回避するクロスショットが学べます。

まぁこれはみんながよくやる方法ですね。

センターへの配球

相手からセンター寄りのボールを打たれた場合の、後衛のコース選びが学べます。

僕はこの状況になった時でもこれまで戦略を考えたことがありませんでしたが、今後は意識しようと思いました。

オフェンスポジション アプローチからのボレー

安定して深いアプローチを打つ方法を教えてくれます。

基本的な内容なので、初心者向きです。

ファーストボレー

前のpartで説明があったアプローチショットから、ファーストボレーにつなげていく方法が学べます。

説明がメインでした。

セカンドボレー

ファーストボレーを深く打った後の、次のボレーについて教えてくれています。

ファーストボレー後に、相手からの返球がフォア側に来た場合と、バック側に来た場合のデモンストレーションをしてくれていますから、非常に実践的です。

これは練習する価値アリです。

ストレートアタック

ストレートアタックをする時のポイントと、デモンストレーションを見せてくれます。

コンパクトな打ち方がとてもキレイで、これは真似したいです。テイクバックの方法も詳しく伝授しているので、初心者でも安心して勉強できます。

イメージ映像

加藤さんがこれまで説明してきた戦術を応用して、実際に攻め方を見せてくれます。

この映像が流れている時は特に説明はなく、ただ見るだけですが、加藤さんの動き方や、ポジショニングはとても勉強になります。

何度も見てダブルスの戦い方をイメージできるようにしましょう。

まとめ

簡単にまとめの話をしています。

Disc.2 攻撃のポーチ

はじめに

これから学んでいくネットプレーについての話を簡単にしています。

予測

ここではポーチに出るタイミングについて教えてくれています。

相手がどんなポジションで、どんなボールを打つ時にポーチでポイントを取りやすいかが分かりますし、攻め方も2パターン紹介してくれますから、これだけでも相手を翻弄できます。

ポーチに出るためのポジショニング

なかなかポーチに出れない人というのは、ボレーが苦手であったり、ストレートケアをし過ぎる人です。

しかし、これではポーチに出ることは出来ませんし、相手にプレッシャーもかけられません。

ポジショニングは非常に大事ですから、このアドバイスはしっかりと聞いておくと良いでしょう。

ポーチに出るためのスプリットステップ

ポーチに出るためのスプリットステップを、悪い例と良い例を比較しながら説明してくれます。

2つの映像を並べたり、正面から見ることが出来ますが、両者は全くプレッシャーのかかり方が違うことが分かります。

さらに、ポーチに出た時のラケットの出し方・身体の使い方のコツも紹介してくれます。スロー再生もあってとても分かりやすいです。

ポーチで逆をつかれた場合の対応

ポーチが出来ない人の中には、「逆を突かれたらどうしよう…」と不安に思っている人も多いのではないでしょうか？

そういった人たちのために、このpartでは逆を突かれた時にカバーする方法を紹介してくれます。

僕は試合中に逆を突かれると動けなくなってしまうことが多いのですが、加藤さんのアドバイスを聞いて、どのように踏ん張れば素早く動けるのかが分かりました。

逆を突かれた時の対処法を教えてくれる教材なんてあまりないですから、めちゃめちゃ勉強になりました。

相手にポーチに出られた場合の対処方法

相手がポーチに出てきた時に、何を予測してどんな動きをすればいいのかが理解できます。

浮いたボールをポーチされた場合と、沈んだボールをポーチされた場合とでは考えれらるコースが違うので、場面ごとに自然とカバーに動けるようになりたいと思いました。

相手のポーチに対処するための姿勢も細かく学べますから、初心者でも非常にためになると感じました。

ポーチに出るタイミング

ポーチを上達させたいと思っているのなら、ここで紹介されている“ポーチに出るタイミング”をしっかりと身に付けるべきです。

この内容はDVD『テニス・ダブルス上達革命』でも説明がありましたが、このタイミングを習得できるかどうかで、ポーチが決まる確率が変わってきます。

映像も、2つの映像を並べるなど、分かりやすいように加工されていて良かったです。

まとめ

まとめでも非常に濃い話をしてくれています。

良い意味で、もはやまとめではないです。

Disc.3 強気のサービス＆レシーブ編

はじめに

このDiscの概要（サーブ＆レシーブ）について話しています。

速いサービスに対してのレシーブ

速いサーブがバック側のセンターに打ち込まれた場合と、ワイドに打たれた場合の対応が学べます。

ポジショニングや踏みこみ方、打ち方のコツはもちろんのこと、コース選びも実践で複数教えてくれていますから、試合で使えます。

実際に僕もイメトレをしながらこのDVDを見ています。

遅いサービスに対してのレシーブ

相手のセカンドサーブが遅いときは、どうしても思いっきり打ち込みたい気持ちが前面に出てしまうのではないでしょうか？

実は僕もそうでした。

しかし、加藤さんのアドバイスを聞いて、「僕は今までなんてリスクの高いことをしていたんだ…」と反省しました。

このpartでは、相手のサーブが遅いときの心構えや、気を付けるべきことについて学べました。

サーバーが立てるべき予測

サーブを打った後に予想できる展開と、その対処法について学べます。

実践とともに説明もかなり丁寧で、ピンチな展開になった時の切り抜け方も教えてくれています。

なかなか興味深かったです。コース選びと頭脳プレーが大事だということが分かりました。

トスアップと攻撃

トスアップは、とっても基本的なことのように思われがちですが、サーブから攻撃的に攻める上で大事なことです。

このことはDVD『試合に強くなるテニス ～簡単に勝てるダブルス～』の映像でも実感したことですが、サーブの打点から相手コートを見ると、身長が高くない限り、無回転のフラットサーブはなかなか入らないことが分かります。

なので、ここで加藤さんが説明していることを常に意識しながら、日頃からサーブを練習するべきです。

打つコースに困ったとき

サーブで打つコースに困った時のおすすめコースと、打った後のケアすべきことを教えてくれます。

サーブで悩んだ時に役立ちます。

まとめ

まとめですが、また濃い話をしています。

加藤さんの良い点は、どんなことも、うやむやにせず、しっかり説明するところです。

しっかり聞いておきましょう。

特典DVD

はじめに

このDVD（サーブ＆ボレーの内容）の概要の話があります。

サービスダッシュのトスアップ

トスで気を付けることが紹介されています。

これはDisc.3のpart「トスアップと攻撃」の内容とほぼ同じでした。

体のハリを感じる

サーブを打った後の、体にハリを感じる重要性について説明しています。

サービスダッシュのスプリットステップ

このスプリットステップの説明はDVD『テニス・ダブルス上達革命』と同じもので、ダブルスをする上で非常に大切な動作だと感じました。

ファーストボレーを深く打つテクニック

解説の後、3つのデモンストレーションを見せてくれますが、とても参考になります。

特に足の運び方に注目してほしいです。

ラケットの扱いもコンパクトで上手！

全く新しい新テニス理論「プライマリー・モーション」

スポーツ動作分析家の池上信三さんのもと、テニスに必要な原点の動きから、テニスを見直しています。

これを見ていて、「これはDVD『ゲイブ・ハラミロのMAKING CHAMPIONS』でも紹介されていた、理にかなった動きだ！」と感じました。

僕は常々、膝を曲げて地面からのパワーをもらいつつ、体幹の回転を意識し、プロネーションを使ってボールを打つべきだと考えていました。

そうした動きは、まさしくプライマリー・モーションだったのです！

なんだか感慨深いです。

まとめ

「ダブルスをしてもイマイチ何を考えて戦えばいいのかが分からない…」「そもそもダブルスの動きが理解できてないんだよなぁ…」と悩んでいる人には最高のDVD教材だと思います。

加藤さんの説明はとても丁寧なので、初心者が見ても全く問題ないと感じましたし、この内容なら中上級者レベルの人でも参考になる部分は多いと思いました。

僕はこれまで10年以上テニスをしてきましたが、勉強になるところは多かったです。それでいて価格が15,000円以下（送料無料で14,940円）ですから、購入して後悔はしていません。

公式サイトダブルスを勝ち続けるための絶対戦術