相手がようやく追いついたようなショットは、浮き気味で浅くなりやすいです。こうしたボールは高い打点で叩き込みたいところ！
しかし、それがなかなか難しいのです。
絶好のチャンスボールだというのに、高い打点のボールにうまく力を加えられないと、逆に相手のチャンスボールとなってしまって形勢逆転されてしまうことも…。
では、いったいどうしたら高い打点で強いフォアハンドが打てるようになるのでしょうか？考えていきたいと思います。
高い打点のフォアハンドを打つために出来ること
テイクバックは肩より高い位置で
まず、高い打点のボールをスムーズに打てるように、肩よりも高い位置に手が来るようなテイクバックを心がけましょう。
まぁこれは多くの人が実行していると思いますけど。
テイクバックが終わり構えた時に、膝を曲げてタメを作る
体は上半身と下半身が密接な関わりをしていますから、たとえ高い打点を打つ場合でも一度膝は曲げるようにしましょう。
特に重心を置く後ろ足の膝の曲げを意識してタメを作ってください。
こうすることで、タメの開放が上半身の体幹の回転につながり、力強く高い打点のボールを打てるようになります。
後ろ足のタメの開放とともにスイングを始める
ボールが自分の打ちたい高い打点に近づいてきたら、いよいよスイングを始めます。
この時、後ろ足のタメを一気に開放するように膝を伸ばしていき、それと同時に体幹の回転・スイングを始めます。
ボールを打つ時は、フラット系の厚い当たりが好ましいですが、安定性も確保したい場合は、ボールに横回転をかけるように振り抜いても良いでしょう。
まとめ
高い打点のボールは力が入りにくく、難しく感じる人も多いと思います。僕もテニスを始めたばかりの頃は、「チャンスボールは高く構えて真横にスイングしていけばいい！」などと顧問に教えられ、でも全然安定せず苦戦したものです。
しかし今は、一度膝を曲げてタメを作ることで、重心移動を生かしたショットを打てるようになり、また、打点の高いボールに対して軽く横回転をかけるイメージを持って打つようにしたら、非常に安定しました。
是非チャレンジしてみてください。
