せっかくのゴールデンウィークということで、ついこの前、映画「レディ・プレイヤー1」を観に行きました。ストーリーは、VRを使った仮想空間(オアシス)の中で、オアシスの創始者の遺産を巡る物語。
仮想空間の話なので、最初は「全部CGだから大したことないのかなぁ」「ゲームの話だから子供っぽいんじゃない?」と思っていたんですが、観たらかなり楽しめました。4DXで観たから良かったのかも!
久しぶりに人に勧めたい映画を観た気がします。
そこで今回は、「レディ・プレイヤー1」を観た感想を書いていきたいと思います。ネタバレも含まれているのでまだ観てない人は読まないでください。
「レディ・プレイヤー1」を観た感想
だいたいのストーリーは想像ついてた
スティーブン・スピルバーグ監督の作品は子供から大人まで楽しめる系の映画が多い印象なので、レディ・プレイヤー1のストーリーは観る前からなんとなく想像がついてました。
仮想空間「オアシス」の創始者の遺産を求め、主人公が奮闘。悪役も登場。最終的には主人公が勝って、悪役は御用。でも主人公は遺産を自分のためではなく、みんなのために使う。
これぞ王道って感じ。
でもこの映画のみどころは、ストーリーというより、実在する映画・アニメ・ゲームのキャラクターの登場、仮想空間だからこそできる派手なアクションにあります。戦うシーンは非常に面白いです。
4DXでは最初のレースが一番面白かった!
3Dメガネのほかに座席が動く「4DX」で映画を観たんですが、とてもエキサイティングでした。特に最初のレースシーンが最高!
スター・ウォーズ7の時も、ミレニアム・ファルコンが敵船から逃げるシーンは4DXとても良かった。乗り物と4DXはかなり相性がいいね!
このシーンでは、主人公がバック・トゥ・ザ・フューチャーのデロリアン操縦してる時点で楽しいし、レース上には様々なトラップと、ジュラシック・パークのT‐REX、キングコングも登場します。レース時間もまぁまぁあったので楽しめました。
ホラー映画「シャイニング」は第二の試練
映画「シャイニング」は観たことがなかったのでよく分からなかったのですが、このように過去の映画作品を絡めてくるのは面白いなと思いました。
劇場内には「シャイニング」の怖さを知っている人がいたようで、軽く悲鳴みたいな声が聞えましたw
仮想空間と現実の攻防
主人公は仮想空間内で現実世界の本名を名乗ってしまったせいで、現実世界で悪党から目を付けられてしまいました。
その世界ではドローンが爆弾をしかけたり、特定の人物を捜索・監視したりしていたので、すぐ見つかる。ドローンって軍事的な目的で使われるようになるとかなり恐ろしいなと思いました。
あと、セキュリティとプライバシーって大切だなと感じました。
最後の全面戦争も楽しめた!
最後、主人公率いる集団と、悪党集団との戦いが開始されるのですが、そのシーンもかなり面白かったです。
敵のボスはアイテムを利用してメカゴジラに変身。味方の1人(日本人)はガンダムに変身して派手に戦います。ガンダムの登場シーンめちゃめちゃカッコ良かった!また、主人公と敵ボスがストリートファイターするのも最高でした。波動拳を放ったのはウケたw
将来的にはこうした世界が来るのかな
「レディ・プレイヤー1」は決して非現実的なストーリーではないだろうと思いました。現にVRは普及し始めていて、仮想空間を楽しめるようになってきていますから。で、学業や仕事でもVRを使うようになって、どんどん実用的に。
でもそうなると、現実の存在意義って?
仮想空間に価値が生まれてくると、現実世界の人々はどう変わっていってしまうんだろう?なんだか不思議。
まとめ
映画を振り返ってみると、退屈したシーンは1つも見当たりませんでした。それくらい内容が充実していたように思います。
でもストーリーは子供でも分かるレベルだから、巧妙なストーリー展開が好きな人には物足りないかもしれないけど。
とりあえず4DXで観ることをオススメします。