5月は『父が娘に語る 美しく、深く、壮大で、とんでもなくわかりやすい 経済の話』を読みました。
世界の格差が生まれるきっかけや市場の始まりについては知らなかったので勉強になりました。ただ、わかりやすさを重視しているので抽象的な表現で済ませている部分もあります。もっと詳しく知りたい人はほかに金融関係の本を読んだほうが良さそうだなと思いました。
ビットコインについてはやや否定的な感じでした。金融危機が起きた時に金融緩和ができず、経済回復が遅れるからと。
確かに金融緩和したほうが不景気から脱しやすい場合もあるかもしれないけど、日本の失われた30年を見ると金融緩和が万能ってわけじゃない。金融緩和はバブルを発生させたり国民にインフレ税を課したり、ゾンビ企業を発生させて経済の新陳代謝を止めてしまうことにつながるよね?モラルハザードだよね。そもそも金融政策で経済をコントロールしようだなんて考えが愚かなんじゃない?うぬぼれんなよな。
ビットコイン本位制とか金本位制の世界では輸入が多い国がどんどん苦しくなって格差が広がるらしいけど、それはしょうがないよね。
ってことでやっぱりビットコイン最強やないか
2023年6月のビットコイン資産状況
ポートフォリオ
- 投入資金(アルトに費やし損した分も含めて):1,707万円
- 資産評価額:2,194万円
- 損益:490万円
5月は長期用に1万円分、教育費積立用に1万円分、計2万円分のビットコインを購入しました。余裕ないけど無理して買ってます。
ビットコインのハッシュレートが上がり続けている
ビットコインの価格とハッシュレートは関係ないと言われることもありますが、結局どうなん?
ビットコイン価格停滞中もハッシュレートが上がり続けているところを見ると半減期後の高騰を見据えてマイニング企業が投資しているってこと?それとも半減期後は採掘できるビットコインが半減してしまうから今のうちにたくさん掘っておきたいとか?「どうせ価格上がるんだから半減期前に頑張って蓄えておきたい」って考えているマイニング企業もいるのかなぁ?
『CryptoQuant』の、マイナーたちのビットコイン保有量推移(青)↓
マイニングしたビットコインはなるべく高い値段で売りたいはずだから、2021年1月のビットコイン価格が上昇したタイミングで保有量がゴッソリ減ってるのは理解できる。
でも2022年9月以降は逆の現象が起きてて、ビットコイン価格が落ちて停滞しているのにマイナーの保有量が減り始めている。これは、本当は売りたくないけどマイニング事業を維持するために売って利益を確保しているってことか。ハッシュレートは上がってるのに価格落ちたら収益落ちるから苦しそうなイメージあるよね。
ほう、マイニング企業はマイニング設備を担保にお金を借りてさらに事業を拡大しているところもあるんか。そうすると電気代のほかに借り入れ返済も必要になるから、ビットコイン価格低迷はかなりツラそう。
と、いろいろ考えてみたけどハッシュレートから今後の価格を予想するのはやっぱ無理か。よくわからん。
目標:6月は最後の1冊を読む
4月から金融関係の本をひたすら読んできましたが、残るは『財政破綻後』1冊になりました。
少し読み始めていますが文字小さいし難しい感じなので、読み進めるのにだいぶ時間かかっています。「従属人口」という難しい言葉も出てくるレベルです。
従属人口:15歳未満と65歳以上の人口の和。15~64歳の生産年齢人口を除いた人口ってこと
読むの大変だけど頑張って読めばより理解が深まりそう。日本が苦しい状況に陥った後の、復活のための国の政策を考える本だから金融本の中でも応用編って感じです。
内容難しいから読んでると眠くなってくるけど頑張る!