僕はどちらかというと倹約家なので、本当に欲しいものしか買いません。バッグを買うにしても、たくさんリサーチして、心の底から納得のいくものじゃないと購入に至らないのです。
ここ8年の間で買ったバッグも計2つで、バギーポートのボディバッグとミステリーランチのリュック。どちらもかなり惚れ込んでいるので長く愛用しています。
そんな僕ですが、最近新しいバッグを購入しました!
それがVICIOUSVENOM(ヴィシャスヴェノム)のダッフルバッグです。ボストンバッグと言ってもいいかも。
最大の特徴はファッション性と完全防水へのこだわり。この2つの性能を両立したバッグはそうないですからね。大容量で防水機能を持ったバッグは大抵、エナメルでテカテカしていて、いかにもなスポーツバッグ…。あまりカッコよくはありません。
そこで今回は、VICIOUSVENOMのダッフルバッグのレビューや使用感を紹介していきたいと思います。もし興味があって買おうか悩んでいるならぜひ参考にしてみてください。
VICIOUSVENOM(ヴィシャスヴェノム)のダッフルバッグレビュー
VICIOUSVENOM(ヴィシャスヴェノム)とは?
VICIOUSVENOM(ヴィシャスヴェノム)は、カナダ出身のデザイナーが2016年に作ったブランドですから出来立てホヤホヤ。動物愛好家ということもあり、完全プラスチック素材でバッグを作ることにこだわっているようです。
ちなみに、VICIOUS(ヴィシャス/危険な・悪性の)、VENOM(ヴェノム/毒液)。VICIOUSVENOMは「危険な毒液」って意味なんですなぁ。記憶に残るネーミングセンスw
ダッフルバッグの容量は35Lです。大容量。
開封
ダンボールを開けてみると、こんな感じで保護バッグに包まれていました。あ、ちなみにVICIOUSVENOMは「無料お試しキャンペーン」を行っているので、僕はそれを利用しましたよ。
VICIOUSVENOMは高額商品なのでお試しがあるのは親切!もともと買う予定ではありましたが、念のため利用しました。
入ってますね~。
このように、使わない時はペシャンコになるので収納には困りません。折りたたんでどこにでも置けます。
内ポケット
バッグを開けると、中には仕切りが入っています。これはウェットスーツにも使われている素材(ネオプレン)。丈夫でクッション性があります。
片方には広めのポケット。ノートパソコンを入れることができます。15インチのノートPCはギリギリ入りましたが、かなり窮屈!入れるなら15インチより小さいノートパソコン推奨です!
もう片方には小さめのポケットが2つ付いています。ここにはスマホの充電ケーブルなどが余裕で入りました。
閉じ方
バッグを閉じる時は少し手間です。まずはこのようにロールしていきます。
両側をカチッと留めます。
さらに上の部分も2つカチッと留めます。
完成!
慣れてしまえばどうってことありません。むしろ、この仕組みだからこそ完全防水を実現しています。さすが高級なプラスチック(TPU)素材!防水バッグによくあるビニール(PVC)素材とは訳が違う!
中身が守られている安心感がすごいので、突然の雨・豪雨・台風・豪雪もヘッチャラ。プールや海遊びにも使えます。耐久性があってじゃぶじゃぶ洗えるから汚れても平気です。清潔に保てるから潔癖症な人にもオススメですね。
外ポケット
外ポケットも完全防水で、防水機能を持ったチャックが使われています。だから安心してスマホなどを入れておけます。ちょっと話は逸れるけど、生地の縫い目は特殊な技術で熱溶接してるので、徹底して水の浸入を防ぐこだわりよう。
あと思ったのが、想像以上に深さがあること!スマホはスッポリ入りました。
続いて、縦9cm×横19cm×厚み2.3cmの長財布を入れてみます。
これはどうかな~?
入ったわ!窮屈さはなく、ちょうどスッポリ入った感じです。チャックも閉じれます。
じゃあ、縦24.5cm×横6.3cm×厚み3cmの折りたたみ傘はどうだろうか?
斜めにしないとまずムリ。
斜めにしたらギリギリ入りました。窮屈さあり。にしても、外ポケットのポテンシャルは高いことが分かりました。
財布はすぐ取り出せる場所に入れておきたい派なので、長財布が余裕で入って良かったです。
VICIOUSVENOM(ヴィシャスヴェノム)のダッフルバッグの使用感
冬の3泊4日を想定した荷物を入れてみた(ノートPCあり)
いくらバッグがカッコよくても、使い心地が悪かったら意味がありません。そこで、3泊4日を想定して多めに荷物を用意し、ダッフルバッグに入れてみることにしました。
- 長財布
- 折りたたみ傘
- 眼鏡ケース
- ガラケーと充電器
- デジカメと充電器
- スマホの充電器
- ノートパソコンと充電器
- 本(幸福優位7つの法則は僕のバイブル)
- フェイス用の保湿ローション
- 歯磨きセット
- 温泉に入る用にフェイスタオルとバスタオル
- 靴下3足
- ボクサーパンツ3つ
- ドンキで買った厚手の肌着2つ
- タートルネックのセーター1つ
- チノパン1つ
- 寝間着用に厚手のスウェット上下
- ボディバッグ
かなり多めに想定してみました。本来の僕なら、寝間着を持っていくとしても薄手のものにするし、バスタオルももっと小さいのにする。ノートパソコンも15インチのものは持っていかないw
まぁいいや、とりあえずこの大量の荷物をバッグに入れてみます。
入ったことは入ったけどこれはヤバイ!w
15インチのノートパソコンがサイドにあるから、とんでもなくゴツくなってしまったー!これじゃあ窮屈すぎるのでノートパソコンとその充電器だけ取り出すことにします。
冬の3泊4日を想定した荷物を入れてみた(ノートPCなし)
内ポケットからノートパソコンを取り出しました。
ボディバッグを入れて閉じます。
ノートパソコンを取り出しただけでかなりスッキリしました!追加でお土産などを入れるのはキツイですが、これだけの荷物を収納できたのはなかなかすごいです。
持ってみた
大量の荷物(ノートPCなし)が入ったVICIOUSVENOMのダッフルバッグを、169.7cmの僕が持ってみます。これでサイズ感を確認してみましょう。
大きめのバッグであることは確かですが、そんなに違和感はないね。
こうして見ると、やっぱこのバッグカッコいいわ。
もし他のメーカーのスポーツバッグだったら見栄え良くないだろうなぁ。ザ・ノースフェイスのボストンバッグはカッコいいけどみんなと被るから嫌。
ええやん♪
持ち手部分は、肩に掛けられるだけの長さはありますね。
ダイナミック!まぁ、あんなに荷物入れてればこうなりますわな。
なるほど、悪くない。
肩掛け用の紐も付属していますから、このように背負うこともできます。普段使いならこのスタイルでもいいと思います。
紐はしっかりしていますよ。
ショルダーバッグにするのもオススメです。結構しっくりきました。
いい感じいい感じ♪
やっぱこのバッグはファッション性高い!
私服にマッチしてます。これで完全防水とか最強か!雨が降った時の無敵優越感ハンパねぇ!
靴下がよれてるのはスルーしてください。もうこれ今度捨てますから。
上の写真が僕の、最大限努力した冬オシャレスタイルなんですが、この服装にもダッフルバッグは合うと感じました。
バッグのカラーはBlack(ブラック)+Olive(オリーブ)です。ちょっと渋くて落ち着いたカラーを選んだから、今回の服装とよく合うのかも。
この背負い方も案外いい!ダメかと思ってたらしっくりきてるやんけー!
ダッフルバッグのメリット・デメリット
メリット
このダッフルバッグのメリットはたくさんあると感じました。
2泊3日くらいの荷物なら余裕で入りますし、口が大きく開くので物が取り出しやすいです。何より完全防水なので、アウトドア派・マリンスポーツが好きな人にも向いています。このバッグを持って家族で海辺・川辺・プールに遊びに行ってもいいなー。ドライブで小旅行する時なんかも大活躍しますね。
また、丈夫なプラスチック素材が使われているので長く愛用できます。通常バッグは使っていると生地がクタクタによれてきてしまったり、どんどん汚れてしまって、みすぼらしい状態になってしまいます。でもVICIOUSVENOMはそうなりにくいのが良いところ。たとえ汚れてしまっても中性洗剤で洗えるので清潔に保てます。
さらに、中にクッション性の高い素材が使われているので、一眼レフカメラなどデリケートな物を入れても比較的安心です。
合宿や、友達の家に数日間泊まるシーンで、スーツケース(キャリーバッグ)を使いたくない場合も良さげ。
あとファッション性が高くてカッコいい!コレに尽きる!
- 丈夫(長く愛用できる)
- 完全防水(アウトドア・マリンスポーツ時もOK)
- 大容量(2泊3日までなら余裕)
- 機能性の高いバッグにしては珍しくファッション性がある
デメリット
デメリットとしては、正直、開け閉めがちょっと面倒かなと感じました。ロールタイプなので「チャックですぐ閉じる」みたいなことはできません。まぁ、だからこそ防水性が高いんですけどね。
あとは値段が高い点。ダッフルバッグに関しては34,800円します。でも僕は、長く使えそうだと思ったので購入しました。
結局安いものを買っても、消耗が激しく2~3年で使えなくなってしまったら嫌ですからね。僕は学生時代に安めのリュックを買って数年で使えなくなったことがあり、それがキッカケで長期的に使える物を買うようになりました。
費用対効果(コストパフォーマンス)って大事!
- 開け閉めが面倒
- 値段が高い
まとめ
この機能性、このファッション性、総合的に考えたらかなり質の高いダッフルバッグだと思います。僕は近いうちに車を買って日本中をドライブ旅行する予定なので、このバッグをフル活用するぞー。