奈良県にある吉野山は桜の名所です。また、山全体やお寺が世界遺産(文化遺産)に登録されていることから、毎年多くの人が訪れます。うん、もうお花見の時期の混雑レベルはMAXと言っていいでしょう。
僕と彼女は4月の中旬頃に行きましたが、本当に多くの観光客で賑わっていました。
さて、吉野山に行くといっても、どのように行けばいいのか、どんなコースで周ればいいのか、分からない人もたくさんいるでしょう。僕もそのうちの1人でした。
ただ、実際に行ったことで、どんなコースで吉野山を周れば楽に楽しめるのかが分かりました。そこで今回は、下千本エリアの桜を楽しむ人向けに、おすすめのコースを写真付きで紹介していきたいと思います。
また、僕らは大阪から電車を使って吉野駅まで行ったので、電車でアクセスしようと考えている人にも参考になるでしょう。ぜひ読んでみてね。
吉野山
電車でのアクセス方法
吉野山に電車で行く人は、近鉄吉野線を使います。
僕の場合は、大阪に宿泊したため、大阪阿部野橋駅(始発)から「吉野行き」の急行電車に乗って一本でした。この区間の乗車時間はおよそ1時間30分。けっこう長いです。
可能なら、事前に特急券(510円)を買っておくのが望ましいです。お花見の時期だと当日分はほぼ売り切れているので、欲しい人は前々から購入しておきましょう。
※特急券は指定席なので、欲しい時間帯の席が埋まり次第、売り切れます
公式サイト吉野山観光協会
下千本のオススメお花見コース
吉野駅に到着したら、まずはバスで中千本公園へ
電車で吉野駅に到着したら、まずは臨時バスに乗りましょう。お花見の期間は臨時バスがあるので、これを利用して停留所「中千本公園」まで一気に上るのです。
観桜期の臨時バスは、吉野駅前から中千本公園まで360円。また、このバスはICカードも使えます!
公式サイト観桜期の交通|吉野町
公式サイト吉野山の散策モデルコース|吉野山観光協会
下千本の桜を楽しみたいのであれば、中千本公園からケーブルカーの「吉野山駅」に向かって下りていくだけで十分楽しめます。
中千本公園から下りながら桜や世界遺産を楽しむ
バスから降りたら、僕らはこの道を進んで下っていきました。登ってくる人も結構いますが、僕はバスで一気に上まで登って、山を下りていくほうが楽だと思いました。
車で吉野山を登ることも可能ですが、歩いている人が多いのでとても大変だと思います。道もそんなに広くないし、この混雑の中を運転するのは疲れるでしょう。
何やらみんなが写真を撮っています。
このように桜の景色を撮っていたんですね~。すでに散っているものもありましたが。ちょっと残念。
世界遺産の吉水神社へ行く
吉水神社へ向かう道にぞろぞろと観光客が歩いていきます。僕らもそれに続きました。
吉水神社にお邪魔しまーす!
すると、そこからの景色がかなりキレイでした!僕が吉野山で見た中で、ここが一番キレイでしたよ!みんな写真を撮ろうと集まっていた場所だったので、最前列に行くまでに苦労しました。
ここは絶対見たほうがいいです!
吉水神社も見終わり、さらに山を下りていきます。
公式サイト吉水神社|吉野山観光協会
東南院も軽く寄る
東南院という寺院もありました。桜と塔のコラボがキレイでした。
公式サイト東南院|吉野山観光協会
道の途中には喫茶店や売店がたくさんあります。道が舗装されているので、山って感じはあまりしませんね。
吉野山には郵便局もありました!山とはいえ、これだけ栄えていたら郵便局も必要になりますもんね~。
吉野山ビジターセンター付近に到着。ここまでずっと曇っていましたが、ようやく青空が見えるようになってきました。
金峯山寺蔵王堂はダイナミックで圧巻!
ようやく吉野山の名物である金峯山寺(きんぷせんじ)に着きました!
とにかく金峯山寺はデカい!見た目からして、歴史を感じさせるような木造のボロボロ感。こんなにパワーを感じるようなデカいお寺はそうそうないので、これは行って良かったです!
公式サイト金峯山寺蔵王堂(きんぷせんじ ざおうどう)|吉野山観光協会
どんどん下りていきます。
最後はケーブルカーで吉野駅に向かった!
山をどんどん下りていくと、もうケーブルカー「吉野山駅」に着いてしまいました。ここまで来れば、あとはケーブルカーに乗って千本口駅へ一気に行ってしまうか、七曲り坂を歩いて下りるか、です。
一度はケーブルカーに乗ってみたかったこともあり、僕らはこれに乗って吉野駅へ向かうことにしました。
左側にある券売機で切符を買い、買ったら右の列に並びました。大人は片道360円。
公式サイトケーブル 時刻表・運賃|吉野大峯ケーブル自動車株式会社
ケーブルカーは2つが稼働しており、「さくら」と「かえで」が交互に動いていました。
無事に吉野山の観光が終わりました。12時30分頃に吉野山に来て、観光が終わったのが15時30分。いろいろなお寺を見ながらゆっくり下りていくと2~3時間は普通にかかります。
最後はソフトクリームでエネルギー補給!うめー!
あとは、新大阪に戻って新幹線で東京に帰るのみです。
吉野駅で電車を待っていると、近鉄の観光特急「ブルーシンフォニー(青の交響曲)」が来ていました。
これに乗れれば優雅な電車の旅ができそうです。普通運賃にプラス720円(大人)払えば乗れてしまうので、お安いですよ!
公式サイトブルーシンフォニー(青の交響曲)
吉野山は1日がかりで楽しめるお花見スポット
吉野山から見れる桜の景色は、とても壮大でキレイなものでした。ドンピシャで満開の時期に行ければ、心の底から感動できるのではないでしょうか。
吉野山は結構歩きますけど、道は舗装されていて歩きやすいので、履き慣れたスニーカーなら余裕で周れると思います(中千本公園よりも上へ登っていく場合は分かりませんけど!)。
今度行く機会があれば、上千本、奥千本の桜が満開の時に、頂上まで登って桜の景色を楽しみたいなと感じました。
こうして僕の、1泊2日彼女とゆく京都夜桜&奈良吉野山、お花見旅行は幕を閉じたのでした。
超まとめ!!!1泊で行く京都夜桜&奈良吉野山のおすすめ観光プラン