ついこの前、とある団体で行われた大会に出場してきました。
小さな大会ではありますが、その大会で優勝することができました!非常に嬉しかったです。
僕が大学生だった頃は、結構な負け癖がついており、ダブルスも苦手意識を持っていたため、なかなか勝つことは出来ていませんでした。
しかし今回、ダブルスで、しかも決勝では不利な状況から逆転して優勝することができ、とても自信を持つことができました。試合中は精神面も最高の状態で、「こんなに自分でプレーを良い方向にコントロールできるものなんだ!」と、初めての感覚を味わいました。
そこで今回は、僕が試合で勝つために心掛けたことを紹介していきたいと思います。
僕が試合で優勝するために心掛けたこと
良い雰囲気が勝利を掴み取る
「は?雰囲気?何言ってんのアンタ?」
そんな風に思う人もいることでしょう。しかし、本当なんです。良い雰囲気は自分と味方をプレッシャーから解放し、最高のパフォーマンスを引き出してくれるのです。
最近僕は、最先端の心理学の本を読む機会がありました。それによると、人の脳というのは、ポジティブであればあるほど、ストレスやプレッシャーを感じにくくなり、パフォーマンスが上がるのだそうです。
実際ダブルスの試合をしてて、味方から「もっとこうしたほうがいいよ」などと注意を受けたことはありませんか?こうした場合、「次こそはミスをしないようにしないと…」と逆にプレッシャーがかかり、良いプレーができなくなってしまいます。
だから僕は試合中に、とにかくポジティブな言葉をかけ続けました。例えば、味方が失点しても自分がミスをしても、ネガティブな言葉は発さないようにしたのです。ミスをしたら「こういう時もある!」「でもナイスラリーだった!」「反応はすごく良かった!」などなど。
すると不思議なことに、負けていても緊張せず、終始相手にプレッシャーをかけ続けることができるようになったのです。
しかも、試合後は味方から「テニスが楽しかったし、組みやすかった」と言ってもらえました。
また、僕が応援する立場の時にも、味方に「試合はこれから!そろそろ体暖まってきたでしょう?」などと声をかけると、その後のプレーの質が上がり、ナイスショットを連発したのです。
よく、試合には流れがあると言いますが、この流れというのは自分から作り出すことができるものです。
最終的に決勝では、味方の調子があまりよくなく、相手に3ゲームも立て続けに取られてしまいましたが、そこから逆転して優勝することが出来ました。
最初に3ゲーム取られた時は、この試合を見ていた誰もが「もう勝負は決まったな」と思ったことでしょう。でも僕は、常に良いイメージを持って、ポイントを取ったらガッツポーズをし、自分たちのチームを鼓舞し続けました。
結果は優勝。圧倒的な勝利ではなく、逆転勝利だったので、嬉しさは相当大きなものでした。
ショットは膝の曲げとプロネーションを意識しただけ
もうこれに尽きます。
僕の感覚から言うと、膝を曲げて、プロネーションの動作でストロークを打てば、フォアもバックもほぼ確実に入ります。そして、威力もあります。
これはゲイブハラミロのDVDで学んだことですが、ここまで頭の中で「入るストローク」を理解していれば、試合中も練習と同じようにショットを打つことが可能です。
この知識は、試合でも伸び伸びとショットが打てるようになりたいすべての人に知ってもらいたいです。
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サーブから攻撃は始まっている
昔の僕は、「もうさ、サーブとか入れ方分からないよ…、セカンドサーブって何?」レベルでした。
でも今は、ファーストサーブとセカンドサーブを打ち分け、さらに、セカンドサーブは思いっきり振り切っているのに、確率の高いものを打てるようになっています。
ここまで成長できたのも、DVD『新井流フルスイングテニス塾 ~確率&スピードを自在に操る回転系サービス~』を見て、回転ギュルギュルのスライスサーブを打てるようになったから。
まぁDVDを見ただけじゃ上達しないので、とことん壁打ちでスライスサーブを打ちまくり、友人と練習試合をした時にも実践しました。
映像(サーブの軌道)を通して、「回転さえかければサーブは各段に入りやすくなる」ということを理解できるので、未だにプロのような思いっきり打つサーブが打てない人は、是非見てみると良いです。
ハンパなく構える
テニスがうまい人って、結構余裕ぶって突っ立ってるだけの構えをすることがありますよね。まるでこちらを挑発しているような。
でも僕は、錦織圭を意識したようなリターンの構えを常に行っていました。そして、相手がサーブを打つタイミングでスプリットステップを踏みながら前に詰め、相手にプレッシャーを与えるような動きをしていました。
すると、相手前衛は積極的にポーチをしなくなりますし、僕自身、相手のサーブにしっかりと反応することができていました。
ダブルスで僕が前衛をしていた時も同様。味方がサーブを打つ時は、打つタイミングでスプリットステップを踏んでネットに詰めます。すると相手リターンは僕の動きを意識してしまい、返球を角度をつけすぎて簡単なボールもアウトしてしまっていました。
構えればちゃんと反応もできるので、ポーチでアングルにボレーを叩き込むことも何回かありました。
相手がサーブの時に僕が前衛をしていた時は、ボールに合わせて前後します。が、ちょっと後ろに下がる時も常に体重はつま先に乗せるようにして、相手のボールに対して素早く一歩が出せるようにはしていました。
体重がかかとに乗っていると、取れるはずのボールも取れませんからね。僕はつま先に体重を乗せて構えていたお陰で、相手のボレーやスマッシュにも反応して、返球できたことが3度ほどありました。しかもそれらはすべてポイントにつなげることができましたから、最後まで諦めないことはとても大事です。
まとめ
少し前までは、急にリターンが打てなくなることもありました。打っても体に力が入っているからか、全然回転がかけられなくて、ネットしてしまうんです。または、当たりが良すぎてアウト一直線とか。
でももうそんなみすぼらしい状態にはなりません。その理由は、何を意識すればボールが入るのか、頭で理解し、体で実行しているからです。
きっとこれを読んでいるあなたも、今の僕の状態にまで覚醒することが出来れば、ここに書いてあることと同じ体験をすることになるでしょう。ファイト!