XMに登録し、初めてログインしたタイミングで、「マイナンバーをお持ちですか?」と聞かれます。
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共通報告様式(CRS)
共通報告様式(Common Reporting Standard CRS)に準拠するべく、XMは取引口座を保有している全てのお客様から追加情報をいただく必要がございます。以下のフォームに必要な情報を入力してください。
マイナンバーをお持ちですか?
いいえ ▼
海外の業者なのに「日本のマイナンバーを聞かれるの?」とビックリした人も多いと思います。僕もそのうちの1人です。
では、本当に登録しないといけないのかというと、現時点では登録しなくても大丈夫です。
今回はその理由と、共通報告様式(CRS)が何かについて書いていきたいと思います。
マイナンバーを登録しなくても大丈夫な理由
書類提出がないから
現時点で、XMのマイナンバー登録は、ただ番号を登録するだけです。
なんと、書類提出は求められません。
日本の証券会社で口座開設する時はマイナンバーが必要で、マイナンバーカード or 通知カードのコピーも提出する必要があります。
XMにおいて書類の提出がないということは、マイナンバーを登録したところで効力がなく、形だけの対応であることが分かります。
登録しなくても不便なく使えるから
XMは「マイナンバーをお持ちですか?」に「いいえ」で答えても、何不自由なくFXが行えます。
実際、いつも通りに入金できましたし、トレードも可能。
本当にマイナンバーの提出が必須なら、「いいえ」と答えた時点で利用不可になるはずですから、まぁ登録しない。
共通報告様式(CRS)って何?
CRSは、経済協力開発機構(OECD)が策定した制度。海外の金融口座を利用した脱税を防止するために作られました。
これにより、各国の金融機関は、利用者の中から非居住者を特定し、税務当局に報告する義務が生じます。そして各国の税務当局がその情報を共有し合います。
現在は120ヶ国以上が参加しています。
※日本は2017年から適用されました
だから各国の金融機関はマイナンバー等の居住地確認をお願いしているのです。もし虚偽の提出をした場合は、実特法第13条第4項に基づき、6ヶ月以下の懲役または50万円以下の罰金が科される可能性があるようです。
まとめ:脱税はダメ。ゼッタイ。
XMでマイナンバーの登録をしなかったとしても、「本人確認書類」や「住所証明書類」を提出している時点で、すでに国税庁には筒抜けでしょう。
現に、2018年9月に各国と情報交換が行われ、国税庁は日本居住者の海外口座の情報を55万口座も入手したようです。
いったいこの中に脱税者はどれほど含まれているのでしょうか?きっとニュースになり、見せしめになる人が出てくるでしょう。
XMにマイナンバーを提出するかしないかは、大きな問題ではありません。今のところはしなくても大丈夫だし、提出したところでこれまで通り納税するんですから、どっちでもいいよ。