※最初に断っておくと、「月利100%達成」と言ってもこれはデモ口座によるものです。そして、デモ口座には500万円分が入金されていましたが、それを1,000万円にしたわけではありません。自分で「1万円が入金されている」と想定し、そこからプラス1万円の利益を出しただけです。
ということで、自分の中のルールに乗っ取って、なんとか24日でプラス1万円の利益を出すことに成功しました。その間、損失もマイナス1万円にはなっていないので退場もしていません。
『レバ888倍で資金500万円!海外FX「XM」のデモ口座を開設』のページでも書いたんですけど、僕は過去に2度、FXの裁量トレードに挑戦しています。しかし、メンタルがボロボロになって撃沈しました。
関連FXの裁量トレードは負け続き…。うつ病レベルで人生のモチベーション低下したよ!
で、今回は三度目の挑戦となります。結果はとても手応えがある状態での勝利!1万円の利益を生み出せたことより、自分の手法が確立されたことが何より嬉しいです。
そこで今回は、たくさん調子に乗ろうと思います。
過去のFXトレードは散々…
一度目のFXトレードはヒドイものだった
それは忘れもしない、2016年の夏。SBI FXトレードで口座を開設し、「儲けたい」の一心で始めました。
一番の思い出は、トイレ中に連続トレードをしていて、無限往復ビンタを食らって損しかしなかったことです。印象に残っていることは「なぜ買った途端に下がって、売った途端に上がんねん!」と感じたこと。この現象が不思議すぎて、自分を呪いたくなりました。
あと、「買ったら上がるまで待てばいいじゃん!」と損切り設定せずにロングし続けていたら、どんどん損失が広がって、数十円の利益を積み重ねていたのに一気に2,000円のマイナスで撃沈してました。
数日の間でメンタルがやられて「もう一生裁量トレードはしない!」と決めました。
ニ度目のFXトレードは人に頼りきっていた
実際に人に頼っていたわけではないですが、いろいろな人のブログを見て手法を真似てみました。その中でも3本の移動平均線を使った、なるべくシンプルな方法を選択!
でもうまく行かず…
移動平均線は使っている人も多いようですし、それを目安にトレードするのは有効かもしれません。でもこれだと、価格がどの移動平均線まで戻してくるか分かりづらい=ポジションを持つタイミングが分からない。利確のタイミングも曖昧。
最終的に、せっかく含み益が出てきたのに利確ができず、価格が戻ってしまって損切りせざるを得なくなったトレードがあり、「あぁ…、利確が出来ないんじゃいくらやっても無理だ…」とメンタル崩壊して諦めました。
三度目は自分で試行錯誤して手法を考えた
撤退してから半年ほど経ち、また投資でお金持ちになりたいと思うようになりました。でも過去の経験からトレードは自分に向いていない…。どんな方法だったら自分に合っているのか、いろいろ試してみました。
すべてのインディケータにガッカリ…
まずはインディケータをひと通り試してみることに。
MT4なら上メニューの「挿入」→「インディケータ」→「トレンド」~「カスタム」から好きなツールを選ぶことができます。
トレンド系インディケータ。これらを見た時、どれも値が後付けなので参考にならないと思いました。未来の価格の動きが知りたいのに、これじゃあ意味がない。
続いてオシレーター系インディケータ。見ても意味が分からないのあったし、ポジションを持つタイミングの参考になる時があれば、アテにならない時もある。ということはアテにならない。こんなものたちに頼れません。
ラインこそ信じられる根拠!
そんな時、「M.I.Q.」の漫画が無料で読めたのでなんとなく読んでいると、投資家は自分でラインを引いて、そこを意識して売買していることが分かりました。
公式サイトM.I.Q.|マンガ図書館Z
僕はラインの引き方がよく分からず、全然引いたことがなかったんですよね。トレンドラインとか、ドコとドコを結んで引けばいいのか分からないじゃん。正解が分からない、だから引かない。そんな感じでした。
でも、ラインの重要性が直感的に分かり、自分で引きまくってみました。
まだ何も引いてない米ドル円の月足チャート。
そこに、なるべく美しくラインが引けそうな箇所に引きまくってみました。
週足チャートにもライン付け足し。
日足チャートにもライン付け足し。
4時間足チャートにもライン付け足し。
1時間足チャートにもライン付け足し。
30分足チャートにもライン付け足し。
15分足チャートにもライン付け足し。
そうしたらこんな風にたくさんのラインが引けてしまいました!引いてて思ったのが、たしかにラインは意識されているということ。そして、ラインを割った時は値が大きく動くということ。みんなラインの少し後ろに損切り設定しているから、そこに差し掛かった時に損切り発動して大きく動くんだね。
あと、このチャートの違和感。「それぞれ違う時間足でラインを引いているのに、すべて同じ赤い色で引いていいのか?」と思いました。長い時間足で引けるラインは短期・中期・長期でトレードする人みんなが注目しているはず。でも、短い時間足を見ているのはスキャルピングするようなギャンブラーばかり。だったらすべてを同じ色で、同じように扱うべきではない!
色を付けてラインの力関係を表した
月足はパープル、週足はレッド、日足はオレンジ、4時間足はイエロー、1時間足はホワイト、30分足以下はドットホワイト。
そうすると、今後どのように推移するのか直感的に分かるような気がしてきます。
このやり方で、JPY・USD・EUR・GBP・AUDのペアチャートでラインを引くと、各通貨の勢いや力関係も分かりやすくなります。
これこそ僕が行き着いた手法!主にラインを割った勢いで稼ぐ手法で利用しています。「ブレイクアウト」手法とも言うらしい。でも、いくつかの通貨ペアを同時に見ながらタイミングを図るのでダマシも避けやすい。強い力を持ったラインに近づいた場合は押し目、戻り売りも仕掛けられます。そして、どこで勢いが弱まるかも、ラインを目安に考えることが出来るので、利確タイミングも分かりやすいんです。それにより自然と損小利大が実現します。
月利100%を達成するまでの道のり
トレードの記録は以下の通りです。
14勝12敗なので、決して順調とは言えない記録ですがw
初期のトレードはかなり重要だと考えていました。なぜなら、負けから始まるとそれだけでメンタルがやられる可能性があったから。
26回のトレードの損益増減をグラフにしてみました。11回目のトレードから負けが続いてますが、これは10回目(3/29の2回目)のトレードで勝ててしまい、調子に乗ってノリでトレードを続けてしまったからです。調子乗ると高確率で負けるので、一旦落ち着いて、次に来る戦いやすい場面まで待つことが、利益を伸ばす秘訣だと悟りました。
その後は損小利大トレード・損切りラインを引き上げることによる守りのトレードを続け、利益を1万円に増やすことができました。
まとめ
トレードをしていて、いろんなことを考えました。
これまでだと、「損切りしたくない」「負けたくない」とばかり考えていて、利益を伸ばせないでいました。
でも今は、なるべく「利益を伸ばせないようなら負けたほうがマシ」「損切りは負けではなく、守ったということ」「FXにおける負けとは、元手がすべてなくなった時」「資金を守り、少しでも長くトレーダーとして立ち続けられる人が真のトレーダー」と思うようにしています。いい加減なトレードをしているとこれらをすぐ忘れてしまうので、常に意識しなければ!
さてと、目標通り利益1万円を達成できたので、いよいよ「XM」でリアル口座を開設して本当の戦いに挑んでみよう!